うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

泌尿器科の日常

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私が勝手に尊敬している、本田宏先生(済生会栗橋病院副院長)のメッセージビデオです。
よろしければ、是非ご覧下さい。

http://shachotv.jp/is2/?category_id=28&entry_id=181

参議院選挙にでてくれないかな…

日本医師会に任せてたら、焼け野原になるだけだ…

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病院関係者の手術

イメージ 1

昨日、自分の病棟の師長のお母様の手術を行ないました。

4月中旬より、肉眼的血尿があり、
「抗生物質を服用しても、ちっとも良くならない」とのことで5月10日に当科を受診しました。
CT、エコーなどの結果、腎盂に腫瘍を認め、手術となりました。

当院では、泌尿器科は2人で、麻酔科も非常勤ですが、
私たちを信用して手術を託してくれました。
腎臓から尿管、膀胱の一部を切除する手術です。
もちろん全身麻酔で、脇腹と下腹部の2ヶ所に傷ができます。

こんな私でも、いつもの数倍緊張して、手術を行ない、無事に終了できました。
まだまだ、予断は許しませんが、信頼に応えることができてホッとしました。

この訴訟が増加する時勢の中、ついつい防衛医療になりがちでしたが、
身近な自分の病院関係者には、信用されたいですね。

今は時間に余裕がある分、一人一人の患者さんをしっかりと診ていこうと思っています。
全国的な医療崩壊の流れを止めることは出来そうにない、微力な私ですが、
自分の守備範囲だけでも、しっかりと守らないとね。

何となく、ハイテンションのまま、今日の当直に突入です。
(なな先生のようにうまくは書けないな…)


p.s. 痛みのない血尿は要注意です。
  尿路結石や膀胱炎(普通は尿道痛があります)ならいいのですが、
  腫瘍の可能性が高いです。(30〜40%とも言われます)
「2日前は元気だった」=松岡農水相自殺、地元も驚き−熊本
5月28日18時30分配信 時事通信
 松岡利勝農水相の地元、熊本県菊陽町の後援会事務所では午後3時半すぎから、
後援会幹部らが記者会見した。松岡農水相が支部長を務める自民党熊本3区支部の幹事長、
荒木義行県議は「冗談と思った。元気だったので不思議でしょうがない」と沈痛な表情で話した。
 荒木県議が最後に会ったのは26日に県内で開かれた県議団の会合。
農水相の出席は急きょ決まったが、変わった様子はなかった。
 献金問題などでマスコミに取り上げられ、「お疲れですねと声を掛けたら
『ありがとうございます、ご苦労をお掛けします』という程度だった」という。
今村輝昭後援会長も「残念の一言。自殺の理由も全く分からない」と話した。  


まず、自殺という道を選んでしまった、松岡農水相とそのご家族に心から哀悼の意を表します。

農水省に入省し、衆院議員に当選したあと。
自民党副幹事長や農林水産副大臣などを歴任し、
06年9月に農水相として初入閣していました。
サクセルストーリーの先に、このような悪夢が待っているとは…

多額の献金を受けていた問題で、野党に国会で追及されてましたが
「安部首相の支持率低下」もあり辞められなかったのでしょう…

われわれ医療関係者や社会的弱者だけでなく、内閣の身内をも不幸にして、
「美しい国日本」は何処へ向かうのでしょうか。


「ZARDの坂井泉水さんが、病院のスロープから転落死」もショックでした。


デビュー曲の「Good―bye My Loneliness」から聞いてました、
学生時代によくドライブで曲をかけたものです…。
ミステリアスな所が魅力的でした…、まだ40歳…。
心より哀悼の意を表します(涙、涙)。
今日は当直明けですが、雨が降っていることもあり、外来はまばらですね。

殺人:呼吸器外し患者死亡 容疑で医師を書類送検−−和歌山県立医大
 和歌山県立医大付属病院紀北分院(和歌山県かつらぎ町妙寺)で昨年2月、50代の男性医師が、
80代の女性患者の延命措置を中止するために人工呼吸器を外して死亡させたとして、
同県警妙寺署が今年1月、医師を殺人容疑で和歌山地検に書類送検していたことが分かった。
同署は、専門医の鑑定などから、呼吸器を外したことで死期を早めたことが殺人に当たると判断した。

 調べでは、男性医師は昨年2月28日、脳内出血で搬送されてきた県北部に住む
女性患者につけていた人工呼吸器を外し、死亡させた疑い。

 同病院によると、女性は前日に同分院で緊急手術を受けたが、経過が悪く28日未明に
呼吸停止になり、手動で人工呼吸を開始した。家族から遠方にいる近親者が来るまで延命を求められ、
医師は人工呼吸器を装着。同日夜に近親者が到着後、家族は医師に呼吸器を外してほしいと伝えた。
医師は断ったが家族の希望が強く、「脳死判定として呼吸器を外しての自発呼吸を試すテストを
しましょう」と説明し、呼吸器を停止させた。女性は間もなく死亡した。
医師は現在、県外の病院に勤務しているという。

毎日新聞 2007年5月23日 東京朝刊


これで、逮捕・起訴されるようでしたら、
いくら家族に頼まれようとも、無益な治療を続けるしかありませんね。

ちなみにアメリカではICUに入ると、一日40万円かかるそうです。

お金が無くなったから、呼吸器を止めるということが多いそうです。
それに比べると、日本の医療費は安いですよね。

国家財政のためにも、きちんとした法制化を望みます。
自分の身内でもない患者の呼吸器を外した医師が殺人罪で告訴されるのなら、

医師に懇願した家族は、殺人教唆に問われないのでしょうかね?


国民の見方である検察が、そんなことをする訳がありませんけどね(笑)
HIV感染・発症過去最多=06年、日本男性増加止まらず−厚労省
5月22日22時1分配信 時事通信
 2006年に新たに報告されたHIV感染者は日本・外国籍合わせて952人、
発症患者は406人で計1358人となり、感染・発症ともに過去最多だったことが
22日、厚生労働省エイズ動向委員会のまとめで分かった。
 日本国籍の男性が感染787人、発症335人と全体の8割以上を占め、依然増加が著しかった。
 感染者の感染経路は、同性間の性的接触が約63%、異性間性的接触が約23%を占めた。
日本国籍男性の同性間性的接触による感染・発症が1999年ごろから急増しており、
06年はそれぞれ過去最多の571人、156人だった。


私は泌尿器科で、術前検査としてHIV検査を本人の同意を得て行なっていますが、
高齢者が多いこともあり、HIVが陽性だったことは数回しかありません。
産婦人科はきっと多いかと思います、なな先生に聞いてみようかな。

最近は忘れられていた感じもあり、
保健所の無料検査の受診者数も減少していると聞いていましたので、
これをきっかけに、世間の関心が向いて、
乱れた性風俗が少しでも良くなれば、と思います。


治療法もかなり進歩しましたが、あくまでも発症の予防であり「不治の病」です。

感染してしまってから、気付いても遅いのです。

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