うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

泌尿器科の日常

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今週末に、出産に関する映画が2つ公開されます。
あえてどちらも紹介しませんが、

過度の『自然』信仰より母子の安全を第一に考えて欲しい

と私も願っています。

琴子の母さまが実名公開に踏み切った勇気を私は賞賛します。
Vol. 338 "自然なお産"ブームに警鐘を。助産院・自宅分娩の問題点を広く考えて欲しい
医療ガバナンス学会 (2010年11月 4日 06:00)
星野貴子
ブログ「助産院は安全?」管理者

2010年11月4日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 助産院や自宅出産は"自然なお産・いいお産"として賞賛されるばかりです。しかし、実際には医療介入の出来ない分娩場所ということで、悲惨な結果になる事例も多く、助産所で起きた悲惨な結果はそのような場所を選択した親の自己責任というような世間や自身からの圧力により、公になり難いのが事実です。このような問題を知ることが出来ずに分娩場所を選択し、助産所で子供を亡くした親としては、昨今の"自然なお産"ブームに警鐘を鳴らしたいと思います。母子の安全を守るという観点で助産院・自宅分娩の問題点を広く考えて欲しいと思い、今回投稿しました。

【私が"自然なお産"で失ったもの】

 私は2003年の8月に第一子を栃木県内の助産所で分娩しました。妊娠中から逆子だと知り、里帰り出産で予約していた助産院では「逆子なら病院」と言われたので、知人から"逆子直しの名人"として有名だというH助産師を紹介されました。その助産師より「逆子の方が簡単だ(特に足からだと簡単だというような説明でした)」「病院で帝王切開した人が麻酔の量を間違われてしまい、子供が死んだ人が次の妊娠で来た」等と話を聞き、この助産院でお産をすることを決めました。そして3度ほど、『逆子直し』をしました。

 直前までは正常に戻っていると言われていたのですが、分娩開始後に「足からだ。」とH助産師は特に慌てる様子なくそのまま分娩しましたが、産まれた子供は全く意識ない状態でした。泣かそうと強心剤を打つH助産師に「搬送して欲しい」と言ったら、「病院でも受ける処置は同じだ」と言われ、とうとう搬送してもらえませんでした。約2時間後、「あったかいうちに抱いてやれ」と言われ、娘は亡くなってしまいました。どうして死んでしまったのだろうかと私が嘆いたら、「あんたの息み方が下手だった」と言われました。その後、追い返されるようにして、死産証明書も持たされずに帰されました。

 分娩中に産道から触れることの出来た、可愛く動く小さな足の指の感触が今でも忘れられません。「ほれ、足が動いているのがわかるだろ?」とH助産師に言われて触れたのが、私にとって動く娘に直接触れられる、最初で最後となってしまいました。

【助産院は安全?−助産師提訴とブログ運営】

 分娩前の私は逆子の方が簡単だと言う説明を全く疑わず、素晴らしい助産師に出会ったのだと信じていましたが、後に逆子を助産所で扱ってはいけないと日本助産師会が言っているのを知り、大変ショックを受けました。子供が死んだことを私のせいにし、「簡単だ」と言ったのは実は逆子のリスクを知らないだけだったのではないかと疑問が膨らむばかりで、弁護士に相談し、約2年後に民事訴訟を起こしました。裁判は和解で終わりましたが、H助産師の過失は殆ど認められる内容でした。そして死産とされていた娘は、生きて産まれたことが認められ、更に戸籍に長女として載せられることができました。

 娘のことでいろいろ相談した際に日本助産師会の安全対策室室長に書面を通して言われた「母親も産む側の勉強を」という言葉をきっかけとして、二度と同じ過ちを繰り返されないように「助産院は安全?」( http://d.hatena.ne.jp/jyosanin/ )というブログを運営しています。助産院で産むことを美化せず、そして助産院だからと否定せず、助産院や自宅分娩の問題、そして妊娠・出産する側の私たちが知っておいた方がいいことについてブログで問題提起をしてきました。今回はその中から、水中出産などの衛生面での問題と嘱託医についての疑問を意見させて頂きたいと思います。

【開業助産師に任せていて大丈夫なのだろうか】

(1) 自宅風呂での水中出産に問題はないのか 

 私も分娩中に助産師に陣痛を促すと薦められ、H助産師の家族も使う風呂に入りました。残り湯で垢が浮いていて、私はすぐに出ました。自宅風呂の水中出産の衛生問題等をH助産師が語るはずもなく、これらのリスクについては説明も皆無でしたが、今おもうと、助産師自身に知識があまりなかったようにも思います。他の方からの事故報告でも、自宅での水中出産に使いまわしのジェットバスを持ち込む助産師等、病院でならきちんと管理されているはずの衛生問題を全く無視した状態が当たり前に行われています。産褥熱を発症したため、自宅での水中出産の衛生管理の問題を保健所に聞いた方が居ますが、「自宅出産は管轄外」ということで、問題視すらしてもらえなかったそうです。

(2) 衛生の問題

 助産師宅が助産所を兼ねている場合も多くありますが、中には室内犬を飼われている方がいます。健診で訪問した際に、絨毯の上で犬が小便をしてしまったといって、拭いていたところだったということも聞きました。稀なことかもしれませんが、開業助産師の中には衛生問題の意識が非常に低い方も多いと思われます。元々このようなことに制約がないのもおかしく思います。想定外のことかもしれませんが、このような衛生面での意識の薄れの背景には監視する(される)体制がないというのも理由にあると思っております。

(3)器具の消毒

 消毒をきちんとしていないと思われる開業助産師もいます。不衛生な器具で臍の緒を切り、新生児が破傷風を発症という報告もありました( http://idsc.nih.go.jp/iasr/29/336/kj3363.html )。煮沸消毒だけで済ませているところもあったとのことです。また、「松の油」に消毒の効果があるということで、 "昔から伝わるもの"で消毒している方もいらっしゃいます。病院を開業する際にはこのような状態では許されないはずなのに、何故、開業助産師だとそれは許されてしまうのでしょうか。

【嘱託医の問題】

(1)医療法改正により、淘汰された助産所

 助産所は出産の場であるから、嘱託医も当然、産科医に限定されていると思っていました。しかしながら実際には2007年4月に医療法の改正が実施されるまでは、嘱託医はどの科の医師でもなれるという状態でした。改正を前にして、一部の助産所、及びその支援者達からは反対の声が上がり、署名運動、メディアを使った反対運動が繰り広げられました。しかし、元々がおかしかったのであって、改正により産科医の嘱託が得られなかった助産所は閉鎖となりました。

(2)嘱託医の要らない出張専門の助産師

 産婦人科科医に限定されるようにはなりましたが、まだ問題は残っています。その内の一つが、嘱託医の要らない開業もあるということです。開業助産師にも種類があり、大きく分けると(1)助産所を開業する助産師、(2)母乳ケアの専門の助産師、(3)出張(主に自宅出産)を専門とする助産師になります。更にこの(3)も二つに分かれ、(3)-1妊産褥婦は助産師の自宅で健診を受けられる、(3)-2妊産褥婦は健診も自宅で受けるとなります。(3)-1は(そこで分娩はしないけれど)助産師宅が助産所ということになります。(1)と(3)-1の場合は嘱託医を持つことが開業の条件となりますが、(2)と (3)-2は嘱託医がなくても開業できます。(『厚生労働省:医療安全の確保に向けた保健師助産師看護師法等のあり方に関する検討会 第4回資料』 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/06/s0608-11/2a.html ※9をご確認ください)
 (2)に関しては緊急性がないだろう内容からして理解できるとしても、(3)-2の場合、出産を請け負うことには変わりないというのに、何故嘱託医が特に必要ではないとされているのか、その理由が全く理解出来ません。日本助産師会の方でも(3)-2の形式で開業する場合も嘱託医を持つように指導はしているそうですが、徹底はされていないようです。疑問を持つ各地域、市町村もあるようで、判断はそれぞれに任されている様子です。神奈川県横浜市では出張専門助産師には法律上の規制がないため、嘱託医師・嘱託医療機関との連携の確認が難しい現状から助産所開業の助産師((1)と(3)-1)のみに開業を許可しています。(『横浜市 市民局 広聴相談課 「市民の声」の公表(詳細)』http://cgi.city.yokohama.jp/shimin/kouchou/search/data/22000330.html)
http://medg.jp/mt/2010/11/vol-338.html#more

(字数制限のため)その2に続きます。
その1から続きます。
 【問題を知る場が欲しい】

 私たち一般のものがこのような問題について冷静に考える機会や分娩場所の選択に必要な情報をしっかりと伝えてくれる場所は現在皆無と言っていい状態です。一方で自然出産は無条件に素晴らしいとするテレビ番組や書籍やネットからの情報は氾濫しています。助産師や、時には医師の方からもそのような説明、話があるくらいです。また、たまたま助産院や自宅出産で無事に済んだという友人知人に影響され、医療により母子の命の死亡率が世界一低くなっていることを十分に把握せずに「女性には産む力がある」「医療の介入するお産は不自然で、暴力的なお産だ」と信じてしまっています。本来はしっかりとしたリスクの説明をするはずの助産師から出産のリスクが語られることがなく、助産師が指導するのだから安全に決っていると信じてしまい、実は非常に危険な出産をしていたということを後で知るということがあります。いくら順調な妊娠経過でも、分娩中にいつでも危険な状態が起こり得ます。そうなったらどう対応できるかなどを知った上で分娩場所を選択するということ、一番初めに危険に晒されるのは、これから生まれてこようとしている小さい命だということを、親となる自覚としても知っておくべきだと私は思いますが、このような情報になかなか出会えなくなってしまっています。そのことが妊娠、分娩を軽く扱う風潮に拍車が掛かっていると思います。

【早急に求めること】

(1)助産師は医療の監督を受けるべき

 まず、上記(3)-2の出張専門助産師であっても、嘱託医は必須と、医療法で義務化して欲しいです。何故出張専門だと嘱託医が不要なのかは疑問です。そして、どの形態であれ、嘱託医になられた医師の方に助産師が妊産褥婦にどのような指導をしているのかも把握(監督)して頂きたいと思います。出産のリスク、特に助産院や自宅出産を選択することによって生じるリスクもあるということ等、指導・説明は医師の方、病院の方でして頂けるように徹底して欲しいです。妊婦健診で前期後期の2度しか嘱託医に会わないという妊婦もいて、助産師との親交は深く、その影響力は甚大です。もしもその助産師が医療から遠退く思想に嵌っていれば、妊産婦もその方向にいってしまいます。このような状況のなかで医療の介入を否定する気持ちが出来、搬送を決断すべきタイミングがあっても、「なるべく病院には行きたくない」という暗黙の了解になってしまうこともあるようです。
 助産師には単独の開業権があるのだから、そもそも嘱託医を持たないといけないという考え方がおかしいのだという意見もあるようですが、このようないいかげんな状況があるのに本当大丈夫でしょうか?現状では助産師の思想や哲学、実際に行っている施術や説明に監視の目がない状態ですので、助産師がどのような説明をして親に選択させているのかが疑問です。ビタミンKに関する日本助産師会の報告にも、ビタミンK投与とホメオパシーのレメディの説明をして、親がレメディを選んだからビタミンK投与をしなかったということが書かれています。しかしながら、そもそもホメオパシーを選択肢にあげること自体がおかしいという認識が日本助産師会にも欠けていると思います。

(2) 搬送の問題、周産期医療の一部という自覚を

 私たち妊産褥婦の多くはいざとなったら搬送して欲しいと思っておりますし、搬送してもらえると思っております。そのいざという判断が遅く、お子さんが亡くなったという報告もあります。実際に搬送となる場合には嘱託医だけではなく搬送先となる2次・3次医療機関などの提携医も重要な存在です。地域の医療機関との信頼関係がうまく築かれていないと搬送に手間取ることもあるようです。子供の脳への障碍を考えると、一刻の猶予もない状況の場合もあります。このような搬送の問題も含めて助産所分娩や自宅分娩での事故の調査をしっかりとして把握して改善していくことに努める義務があるはずだと思っています。
 助産所や自宅出産は、崩壊した産科医療を支える担い手だといわんばかりの声援、意見があります。しかし実際にそういえる状態ではないようです。搬送を受け入れる医師からは判断が悪い(遅い)という意見もあります。反医療の思想を強く持つ助産師の存在等、医療の崩壊の担い手と言いたくもなります。

 開業助産師には改めて、医療者であるという自覚を持ってもらいたいです。地域の周産期医療体制に組み込まれる信頼関係を築くべきだと思います。助産師業務ガイドラインの遵守を徹底し、嘱託医・日本産婦人科医会・日本産科婦人科学会・厚労省にも厳しく監督して頂き、そして出張専門助産師も嘱託医を持つことを義務化してもらいたいです。また、自宅での水中出産等、衛生面での問題の実態調査をし、もっと徹底して監督されるべきだと思います。

 一連のホメオパシーの問題の中で、約1割の助産所でビタミンKの代わりにホメオパシーを投与していたことが日本助産師会の調査でわかりました。標準医療を無視した行為が数か所ではなく414施設中36か所もあったという事実は、助産院の安全性に関する問題は、一握りの施設ことではないと思わざるを得ません。このような助産院や自宅出産の問題を、多くの方たちにもっと知っていただき、母子の安全のためにできることをしていって欲しいと願っております。
http://medg.jp/mt/2010/11/vol-338.html#more

しかし産科学会は「吉村医院」の映画の上映を放置して良いのですかね…


(追記です、自宅出産が他の先進国と比べて多いオランダでこういう報告があったそうです)
オランダ、出産時の赤ちゃんの死亡率高く
2010/11/03 Wed 11:29  ポートフォリオ

オランダは、妊娠時および出産時に死亡する赤ちゃんの率は欧州でもかなり高いほうに属する。これは助産婦による自宅出産に関連しているのではないかというユトレヒト大学病院での調査の結果が発表された。 

調査によれば、リスクの少ない妊婦が自宅で助産婦による出産をした場合の赤ちゃんの死亡率が高い。リスクが高いため産婦人科医の立会のもとで出産した場合の2.3倍という死亡率である。さらに、自宅出産中に病院に搬送された場合にはこの数字が3.7倍に跳ね上がっている。 
調査を行った大学病院では「おそらく、リスクの査定基準が間違っており、実際には産婦人科医の元で出産すべき人がリスクがないとして自宅出産を選んでいる可能性がある。」と見解をだしている。 

今年度の国家予算には、乳児の死亡率を下げるために2400万ユーロの予算が計上されている。
http://www.portfolio.nl/article/show/3808

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行列のできる審議会~中医協の真実 [単行本(ソフトカバー)]
新井裕充 (著)


商品の説明

内容紹介
高齢化のピークを15年後に控え、医療が壊れる瀬戸際まできているのに、最も効果的な対策を打ち出せるはずの審議会『中医協』では、患者・国民や末端の医療従事者の目が届かないのをよいことに、業界団体内の権益の綱引きが行われ、それを糊塗するための茶番が日夜繰り広げられている。
医療業界内で「誰よりも詳細に中医協を報じる男」として知られた著者が、2010年度改定の経過を追いかけながら、業界のリーダーたる「偉い人」たちの発言と行動を丁寧に書き留めた。
公表されている”改ざん”後の議事録を読んでも絶対に分からない事実、腹立たしくも滑稽な"偉い人たち"の姿がここにある。
多くの人がこの現実を直視しないと2012年度改定でも、きっと同じことが起きる。

著者について
ロハス・メディカル論説委員 1967年埼玉県生まれ。1990年、中央大学法学部卒。埼玉新聞の社会部記者として事件・事故、裁判報道などを担当した後、法律関連書籍の企画、編集に従事。2003年、民間企業の法務部で契約審査、紛争処理、内部監査などの業務を担当した後、医療専門誌などの記者を経て現職。42歳。 
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ツイッターはこちらです。
http://twitter.com/araihiro
なかなか鋭い意見が多く、勉強になります。

所属する、ロハスメディカルのwebはこちらです。
http://lohasmedical.jp/news/

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最近も
『勤務医の疲弊、無力な中医協』という記事を書かれています。
http://lohasmedical.jp/news/2010/10/16182036.php
読んで絶望的な気分になりましたので、紹介しませんでしたが…(涙)

医師数の調査には乗り気だが、勤務実態を調査する気はないように見える。

今日の朝日のHIV検査報道などを見ても、
現場の負担など一顧だにしない厚労省の姿勢がよくわかりますね…


私にとっても、一番嫌なのは「当直」勤務です。
マイナー外科系ですので、2次救急の当番日には当たりませんが、

『当然のように』翌日は通常勤務ですし、常に『誤診→訴訟リスク』を抱えながらの診療ですので、気は休まりません。


この女性医師のように、

勤務医は自ら労働基準法を学んで、正当な権利を病院経営者に要求するしかないのでしょうね…






目次です。
プロローグ

第1章 中医協へようこそ (P16)
 
1 従順な傍聴者たち
 午前6時の大行列/その1点120億円/記者クラブ指定席/
 理解できる人は報じない/会議中の撮影は禁止
 
2 厚労省に忠実な公益委員
 議論リードする「事務局」/「限界がある」と逃げる/
 「いかがなものか」と諭す/「通らない」と怒る
 
3 弱体化する日本医師会
 開業医を重視/勤務医に厳しい/救急は他人事

4 紳士的な病院団体
 一枚岩ではない/厚労省と友好的
 
5 政治力の日本看護協会
 厚労省看護課と密接な連携/大戦果、一転、大失敗
 
6 結束力の支払側
 厚労省に助け船/勤務医の味方?/診療所から病院へ/医療事故の被害者
 
7 御用だらけの分科会
 厚労省を代弁する/医療者を責める/お墨付きを与える/
 いじめられ慣れてる

第2章 中医協は何のためにあるのか (P88)
 
1 「上部組織」あり
 厚労省支配下で役割分担/支配するが責任は負わない/ハイソな委員たち/
 議事運営は慣例に従う/まるでシンポジウム/アリバイづくりの場
 
2 診療報酬で医療機関を誘導
 責任は内閣にあり?/「選択と集中」/コスト考慮せず/大病院を重視/
 失敗の典型例「7対1入院基本料」/検証なし
 
3 全国一律を強制
 ベルトコンベアー医療/ハコありき/何が急性で何が慢性か/
 実態はバラバラ/見て見ぬふり/連携できるか
 
4 目くらまし
 5分ルールと再診料/ああでもない、こうでもない/
 難解な用語/救急医療の財源
 
5 補助金頼みにさせて支配する
 「拠点化・集約化」/ハコあってヒトなし/医政局のお越し/
 民間法人潰して狙う病院再編

第3章 これが厚労省のやり方だ (P164) 

1 餌撒いてハシゴ外す
 甘い蜜DPC/ハシゴ外しを催促?/ふるわれたムチ/患者追い出しを加速

2 従わなければ脅す
 大学病院が後発品を嫌う/大学病院を吊るし上げ/
 呪文唱えども信頼上がらず/犯人探しに躍起
 
3 逃げる、隠す、開き直る
 「医薬食品局のマター」/「調べてみました」/
 「ベッド満床の辺りかな〜」/「こんな感じでまとめます」/ずさん非公開審議

第4章 中医協は変わるのか (P206)
 
1 政権交代後の新体制
 日医は社保審に疎開/歯切れの悪い大臣/「身分は日本医師会の会員」
 
2 厚労省主導は変わらず
 意気盛ん/ついに開戦/存在意義はない/ケンカすれども成果なし/
 馬耳東風/密室で審議/2時間待ちぼうけ/アルゴリズム不変/
 消えたネット中継
 
3 国民不在
 同じサービスか/一物一価?/詰め将棋/優先順位
 
4 利益代表たちの茶番
 ベッドが多い/利益相反/「悪徳病院経営者」/
 高度医療への傾斜/費用は民間保険で?

第5章 議論すべきは何か (P270)
 
1 医療崩壊を阻止できるか
 見解の相違/足並み揃わぬ医療界/チームワーク?/
 微妙な立場の薬剤師/看護師を抑え込む/手厳しいトップランナー/
 軽症患者の特別料金/儲かる診療科を狙う?
 
2 厚労省は必要なのか
 標準化とDPC/質は上がったか/「レシピから離れる」/
 質の基準は患者満足度か/リハビリの復帰率は質か
 
3 どこまでが医療の分担か
 心肺停止を助けると赤字/PPKでない高齢者の受け皿/
 コストとベネフィット/家族の意見も揺れる/進まぬ在宅医療

4 国民とは誰のことか
 結論出る前の新聞報道/「情報開示の力」/抜き打ち/
 最後は公益委員/結局シナリオ通り/時間通りに戻る

あとがき (P346)
http://lohasmedical.jp/blog/2010/10/post_2374.php

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シンポジウムのお知らせ

医療再生フォーラム21 第1回シンポジウム
〜 勤務医と病院の連帯をめざして〜

時:9月19日(日) 午後1時30分〜17時
所:ビジョンセンター(秋葉原)
住所:東京都千代田区神田淡路町2丁目10-6
    オークプラザ2F(googleマップを表示)

■シンポジスト
(敬称略・表明順)
本田 宏(済生会栗橋病院副院長)
黒川 衛(全国医師連盟代表)
植山直人(全国医師ユニオン代表)
小松秀樹(亀田総合病院副院長)
榎木英介(サイエンス・サポート・アソシエーション代表)
梅村 聡(参議院議員・民主党適正な医療費を考える議員連盟事務局長)
福井次矢(聖路加病院院長)
山崎 學(サンピエール病院院長)
海野信也(北里大学病院副院長)
中澤堅次(済生会宇都宮病院院長)
 
その他

■ビデオ・メッセージ
邉見公雄先生(赤穂市民病院名誉院長)
堺 常雄先生(聖隷浜松病院院長)
西澤寛俊先生(西岡病院理事長)
嘉山孝正先生(独立行政法人国立がん研究センター)


■申し込み・連絡先
こちらのメールフォームにてお申込みされるか、
info01@doctor2007.com まで、

1氏名、2職業、3所属(会社)、4メールアドレス、5住所
をお書きの上、ご本人が参加申し込み下さい。

先着順で参加可能人数まで参加受付完了の返信を致します。
http://iryousaisei.jp/symposium.html

久しぶりの大規模なシンポジウムです。
是非、ご参加下さい。m(__)m


ごあいさつ

医療再生フォーラム21設立について

 医療崩壊が叫ばれる中、昨年の衆議院選挙では、医療の立て直しが争点となりました。しかし政権交代がなされた今も、実質の医療費は十分な増額はされていません。
 また、今後の急激な高齢者の増加に伴い、今後20年は医療の受給が逼迫することは 確実です。
 全ての国民が必要な医療を受けられるために、私たちは、医療再生へ向けて医師の連帯を呼びかけます。 そして、公的医療費と研究費の抜本的な増額を求めます。
 私たちは、これまで不十分だった勤務医と病院の大きな連帯を作り、更に全医療人の声を結集していくことで、医療再生を願う国民の声に応えていく事が出来ると考えています。 

医療再生フォーラム21の目的

●医療再生に不可欠な医師の連帯と運動を創造する。
●公的医療費と研究費の抜本的な増額のための行動をよびかける。
●公的視点に立って、医療人の熟議を基に、医療再生に向けた道筋を作っていく。
http://iryousaisei.jp/message.html

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