うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

腎臓移植

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妻から病腎移植の男性死亡 宇和島徳洲会病院で3月手術
5月17日13時8分配信 産経新聞

 愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院は17日、3月に腎がん患者の妻から透析患者の夫に対し実施された病腎(修復腎)移植の臨床研究2例目で、移植を受けた50代の夫が16日朝、死亡したと発表した。死因は不整脈を原因とする心不全とみられる。手術と死亡の因果関係は薄いという。

 病院によると、夫の腎機能を示すクレアチニンの血中濃度は正常で、移植された腎臓は機能していたとみられる。16日午前3時ごろ、夫は巡回の看護師と会話を交わすなど異常はみられなかったが、午前6時ごろに呼吸停止がみつかり、午前7時ごろに死亡確認したという。病院は「亡くなったのは残念」としたが、今後も臨床研究手術を続ける方針を示した。

 手術は3月3日、親族間では初めての臨床研究として万波誠医師の執刀で行われた。2月に50代の妻に腎がんが見つかり、夫が透析患者だったことから、ともに夫婦間移植を希望した。

 病腎移植は平成19年に厚生労働省が原則禁止方針を打ち出したが、徳洲会グループは臨床研究として21年12月に再開し、今年4月までに計4例実施している。

亡くなられた男性の、ご冥福をお祈りします。m(__)m

死因は不整脈を原因とする心不全とみられる。手術と死亡の因果関係は薄いという。

今年の3月3日の手術で2ヶ月以上経過してますし、
『腎機能を示すクレアチニンの血中濃度は正常』だそうですから、
『手術とはあまり関係しない病死』ということでしょうね…

ただ、ずっと入院中だったのですかね?

ちょっと疑問です。



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夜おしっこに起きる高齢者、回数多いほど高い死亡率
2010年5月2日4時1分 朝日新聞
  
 夜、おしっこに起きる回数が多い高齢者ほど死亡率が高い。そんな調査結果を東北大の研究チームがまとめた。2回以上の人の死亡率は1回以下の人の約2倍で、回数が増えると死亡率も高くなる。チームは死因を詳しく調べていないが、持病が悪化したケースのほか、トイレに起きて転んで骨折し、寝たきりになって死につながった場合が含まれているとみている。

 東北大の中川晴夫講師(泌尿器科)らが2003年から5年間、仙台市内のある地域に住む70歳以上の高齢者784人を追跡調査した。

 まず、1カ月間の平均的な夜間の排尿回数を聞いたところ、1回以下の人は425人だった。そのうち18人が調査期間中に死亡、2回以上の359人のうち35人が亡くなった。年齢や持病などの影響を考慮して分析したところ、2回以上の人の死亡率は1回以下の人の1.93倍だった。回数別では2回の人は1.59倍、3回2.34倍、4回以上3.60倍だった。

 中川さんによると、夜間の排尿回数が増える原因としては心不全や糖尿病、高血圧などが考えられ、そうした病気が死亡につながった可能性がある。夜間の排尿が2回以上の人の中には、死亡の直前に骨折で入院した人が数人いたことから、骨折が原因で寝たきりになり、全身状態が悪化して死亡に至ったケースもあったとみている。

 夜間の排尿回数が多いと骨折の危険が高まることは一部の専門家の間で知られている。夜間の排尿回数が多いと死亡率が上がることはスウェーデンの研究でも示されているという。

 中川さんは「夜間の排尿回数が多い人はかかりつけ医に相談してほしい」と話す。(野瀬輝彦)
http://www.asahi.com/national/update/0501/TKY201005010357.html

「夜間の排尿回数が多い」ことの原因となる病気は沢山あります。
それらを合計すれば「夜間の排尿回数が多いと死亡率が上がる」
とは私も思いますが、3倍以上にもなりますかね…

とにかく、「夜間の排尿回数が多い」方は一度は(泌尿器科)医師の診察を受けた方が良いと思います。





間寛平がアースマラソンを一時中断 米サンフランシスコで前立腺がん放射線治療へ
4月15日19時16分配信 オリコン

 前立腺がんを患っているお笑いタレント・間寛平が、米サンフランシスコで放射線治療を受けるため、2008年12月より挑戦中のマラソンとヨットによる地球一周企画「アースマラソン」を一時中断することが15日、同製作委員会より発表された。病状の悪化によるものではなく、現在続けているホルモン療法から「より慎重な方法であるこの時期の放射線治療を選択した」といい、寛平も「アースマラソンを完走するために決めました」とコメントしている。

 スタートから484日目となる14日にユーラシア大陸のイランを走破してトルクメニスタンに入国した寛平だったが、今年1月に発見された前立腺がんの治療に一時専念することとなった。がん発覚以来続けてきたホルモン療法による治療は、複数の医師の見解は同一だったものの、その先の方針については医師により見解が分かれていたという。

 今回、各医師や寛平本人らの協議のうえ最善策としてとった放射線治療は、「医療の最先端であり技術者及び臨床例も多い」という「カリフォルニア大学サンフランシスコ校がんセンター」を選び、日本人医師の篠原克人教授が担当することに決定。治療期間は約2か月を予定しており、日本時間今月20日より同地で治療に入り、6月下旬より再度トルクメニスタンからマラソンを再開させる予定。

 以下は寛平から送られたコメントの全文。

     ◇

間寛平です。
いつも応援していただいてありがとうございます。
病気のことで本当にみなさん、いろいろ心配をかけてすみません。
今日4月14日にイランの国境を越えて、トルクメニスタンに入ることができました。
日本を出発して3万2500キロ、484日目になります。
ここでいったんアースマラソンを中断して、2か月間放射線治療に、アメリカに行くことに決めました。
急に悪くなったからという訳ではありませんから、心配しないでください。
アースマラソンを完走するために決めました。そして僕自身のためにも決めました。
トルコのお医者さんが薬でホルモン治療を受けながらでも走れる、と聞いていましたけど、がんがわかってから僕の嫁とスタッフがいろんな先生に病気のことについて相談しました。
その結果、次の段階、放射線治療をアースマラソンを完走するためには、今やった方が一番い良いんじゃないかと、そう、聞きました。
トルクメニスタンには進んだ医療がなく、最先端の技術があるアメリカを選びました。
日本にゴールするのが少し遅れますけど、必ずここへ帰ってきます。
治療中は毎日スタッフがブログをあげます。そして嫁もあげてくれます。
ぼくもツイッターをやってますので、つぶやきます。
早く走る姿をみんなに見てもらえるように頑張ります。
アメリカに着いたら先生と一緒に皆さんに報告します。
がんばって行ってきます!みなさん待っていてください!
必ずこのトルクメニスタンには帰ってきます!
そして日本にはゴールしますので、またよろしくお願いします。
行ってきます!
ちなみにツイッターはこちらです。
ご本人のブログ記事も紹介しておきます。

今年1月の診断確定時にも、
60歳の至って元気な男性の早期がんなら、一生ホルモン療法のみというのは、どうなのかな?
とは思っていましたが、ずいぶんと早い作戦変更ですね…

急に悪くなったからという訳ではありませんから

ホルモン療法開始後わずか3ヶ月で、PSAが下がらなくなったら大変です。


今後アメリカで行なう治療内容の詳細は不明ですが、

2か月間放射線治療

ということは、おそらく小線源治療ではなく、普通の外部照射なのかと思われます。
(続報をお待ちしています)

私が主治医だったら、ホルモン治療を開始したのですから
『PSA値がどこまで下がるかを見極めてから、次の(放射線)治療を行なった方が良いのでは?』
とお勧めしたでしょうが、ご本人の決断を尊重すべきでしょう。

とにかく、治療が上手く行く事を願っています。



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がん患者取り違え手術=前立腺摘出、2年半後発覚−東北大
3月4日19時55分配信 時事通信

 東北大病院(仙台市)は4日、患者2人の検査報告書を取り違え、がんではない70代男性患者に前立腺の全摘出手術を行っていたと発表した。ミスに気付くまで2年半、前立腺がんの50代男性患者の治療も行われなかった。病院側は医療事故と認め、患者2人に謝罪した。
 同病院によると、2007年6月、2人は同じ日に前立腺の組織検査を受け、50代男性は前立腺がん、70代男性はがんではないと診断された。しかし、病理診断医が2人の検査結果を取り違えて検査報告書を作成したという。
 70代男性は同年12月、前立腺の全摘出手術を受けた。摘出組織の病理診断も大幅に遅れるミスが重なり、09年12月にようやく実施。検査報告書の取り違えが発覚した。
 同病院はその後、50代患者に前立腺手術を実施した。2人の経過は良好で、すでに退院した。

医療ミス:がん患者取り違え手術 東北大病院、70代の前立腺全摘
 東北大病院(仙台市)は4日、前立腺がんの手術を行う患者を取り違え、がんではない別の男性に手術を行っていたと発表した。前立腺の検査後、書類を作成する際に取り違えたのが原因。2人とも体調に問題はないというが、病院側は2人に謝罪した。

 同病院によると、07年6月28日、前立腺がんの疑いのある宮城県内の70代と50代の男性2人に精密検査(針生検)を行った。病理診断医が細胞組織を調べ、70代男性にがんは見つからなかったが50代男性はがんと判明した。

 しかし、病理診断医が2人の診断報告書を作成する際、それぞれの所見を取り違えてパソコンに入力。このため、がんだった50代男性は検査後に退院し、前立腺肥大の70代男性に同年12月、前立腺をすべて摘出する手術が行われた。

 病理診断医が09年12月、70代男性の術後の診断報告書が作成されていないことに気付き、ミスが発覚した。

 50代男性は発覚後に摘出手術を受け、病院側は「根治した」としているが、日常生活を送っていた2年間にがんが悪化する可能性はあったという。【比嘉洋】
http://mainichi.jp/select/science/news/20100305ddm041040127000c.html

検体取り違えといえば、1年前のの受精卵取り違え事件が思い出されますし、
前立腺がんでの事故も、一昨年の5月にありました。

病理や法医学などの医師数は絶対的に不足していますので、同じような事故は今後も起きるでしょうね…

なるべく事故を起こさないように、
「一人あたりの仕事量を減らす」「複数人で確認する」などの対策が必要ですが、
資金がないと、すべては始まりません。


しかし

70代男性は同年12月、前立腺の全摘出手術を受けた。摘出組織の病理診断も大幅に遅れるミスが重なり、09年12月にようやく実施。

は謎です。

いくら病理の先生方の仕事が忙しいとはいえ、
病理診断の結果が出るまでに2年もかかる事は、普通はあり得ません。

病理医の方は忙しさで忘れることはあっても、手術した方の臨床医が忘れるというのは…

前立腺の全摘出手術後は、以前は切除した検体の病理組織結果を
患者さんやご家族に説明してから退院となってたはずですが、

近年はDPCの導入で、入院日数が大幅に短縮されてますので、
病理結果を待たずに退院となった → 外来担当医は、病理組織結果が出てないことに気づかなかった? or 患者さんが再診に来なかった?
のでしょうか?
前記事は諸般の理由により非公開にしました。
申し訳ありません。m(__)m

しばらくは、コメントに返信する元気が出そうにないのですが、お許し下さい。m(__)m


<病気腎移植>臨床研究2例目の手術開始 宇和島徳洲会病院
3月3日10時42分配信 毎日新聞

 医療法人徳洲会は3日、愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で、治療のために摘出した腎臓を修復して別の患者に移植する病気腎(修復腎)移植の臨床研究2例目となる手術を始めた。腎臓がん患者の妻から透析患者の夫への夫婦間移植で、万波誠医師(69)が執刀する。昨年12月の臨床研究再開後、親族間の移植は初めて。

 徳洲会によると、今年2月に福岡県の女性(50歳代)が同県内の病院で直径約2センチの腎臓がんであることが分かり、全摘手術が必要と診断された。女性が摘出後の腎臓を夫(同)へ移植することを希望したため、宇和島徳洲会病院を紹介され、2月中旬に移植のリスクや手順の説明を受けたという。

 その後、同病院の医師や外部の学識経験者らで構成する倫理委員会などでの検討を経て、手術に至った。手術は午前9時半ごろに始まり、午後3時ごろに終わる予定。

 徳洲会は14年までに、第三者間と親族間でそれぞれ5例ずつ移植を行う計画を既に公表している。【柳楽未来】


病腎移植、きょう臨床研究2例目実施 親族間移植は初めて 愛媛の宇和島徳洲会病院 
2010.3.3 08:24 産経新聞

 治療のために摘出した腎臓を修復し、ほかの腎臓病患者に移植する病腎(修復腎)移植で、徳洲会グループが3日に臨床研究の2例目となる移植手術を実施することが2日、関係者への取材で分かった。腎がん患者の妻から透析患者の夫への移植で、親族間移植は昨年12月の臨床研究再開以降初のケースとなる。移植手術は万波誠医師(69)の執刀で愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で実施される。

 関係者によると、2月に福岡県内の病院で診察を受けた50代女性が腎がんであることがわかり、全摘出が必要と診断された。50代の夫が慢性腎不全の透析患者だったことなどから、夫婦で病腎移植を希望したという。

 同病院からこの夫婦の紹介を受けた徳洲会グループでは、妻から夫への移植手術が可能かどうかを検討。その結果、妻の腎がんは直径4センチ以下で、腎臓を修復すれば移植できると判断したという。手術のリスク説明を受けた夫婦が移植に同意したため、親族間では初めてとなる臨床研究の実施を決めた。

 徳洲会グループは昨年12月30日に宇和島徳洲会病院で、臨床研究の1例目となる第三者間の病腎移植を実施している。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100303/bdy1003030825000-n1.htm


病気腎移植きょう2例目 宇和島徳洲会、福岡の妻から夫へ
2010年3月3日 中日新聞 朝刊

 腎臓がんの妻から腎臓を摘出し、患部を切除して慢性腎不全の夫に移植する病気腎移植の手術が3日、愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で行われることが分かった。臨床研究としての病気腎移植は昨年12月に同病院で実施されたのに続き2例目。

 病院の関係者によると、福岡県に住む50代の妻から夫への移植で、万波誠医師らが執刀する。同県内の病院で、妻に直径4センチ以下の小さな腎臓がんがあることが判明。妻のがんは部分切除の難しい場所にあったため、全部摘出することになった。摘出した腎臓は、夫婦で話し合った結果、患部を取り除き、長年透析をしている夫に移植するよう希望した。

 病気腎移植は原則として禁じられているが、臨床研究としての実施は認められている。

 医療法人徳洲会の倫理委員会が昨年7月、直径4センチ以下のがんを摘出した腎移植の臨床研究の実施計画書を了承。同12月30日、臨床研究第1例目として、50代の男性の小さいがんのある腎臓が修復され、腎不全の40代男性に移植された。提供者も移植者も術後は順調だという。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010030302000121.html

妻のがんは部分切除の難しい場所にあったため、全部摘出することになった。摘出した腎臓は、夫婦で話し合った結果、患部を取り除き、長年透析をしている夫に移植するよう希望した。

前回とは違って、夫婦ともに納得されての手術のようですが、

癌の再発が心配ですね…

神に祈るしかありませんが…


無事に終わったようで、何よりです。
「病腎移植について理解してもらいたい」病腎移植で万波医師
3月3日21時9分配信 産経新聞

 病腎(修復腎)移植で2例目の臨床研究が行われた愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で3日、万波誠医師(69)や、医療法人「徳洲会」の能宗克行事務総長(53)らが会見を開き、「(病腎)移植を本気で望んでいる人がいることを理解してもらいたい」(万波医師)と改めて移植推進の姿勢を示した。

 腎臓がんの妻から摘出した腎臓を慢性腎不全の夫に移植した今回の手術で、腎臓を摘出した香川労災病院の西光雄医師(61)は、腎臓の状況について「がんは医師にとって熟練度を要する場所にあった」と説明。がんの直径約2センチだったことについては「全摘出が医学的に妥当であり、腫瘍(しゅよう)の大きさだけで摘出か部分切除かを判断できるわけではない」と述べた。

 徳洲会グループは平成26年までに親族間で5例、第三者間で5例の計10例の臨床研究手術を行う。能宗事務総長は昨年末の第1例目の臨床研究から、わずか約2カ月で行われた今回の手術について「徳洲会グループの病院で小径腎がんの摘出が年間30例程度あり、第三者間については今年中に5例実施できるだろう」と語った。

 徳洲会グループは臨床研究を踏まえたうえで病腎移植の保険適用を目指しており、能宗事務総長は「保険適用への障害をひとつずつ撤去し、グループとしても体制を整えていきたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100303-00000600-san-soci

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