うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

腎臓移植

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腎臓病の早期治療を
3月18日17時4分配信 医療介護情報CBニュース

厚生労働省は3月17日、「腎疾患対策検討会」に腎臓病対策の報告書案を提示し。
大筋で了承された。今月中に報告書をまとめ、関係団体や都道府県に通知する予定。

 自覚症状がないまま進行し、本人が気付いた時には人工透析か腎臓移植を選択するしか
道が残されていないと言われる慢性腎臓病は年々増加傾向にある。
慢性腎臓病がさらに悪化した「腎不全」による死亡は日本人の死因の第8位を占めており(2006年度)、
腎臓の機能に異常がある患者の治療や早期発見が進んでいないことが問題となっている。

 厚生労働省によると、慢性腎臓病の定義は(1)蛋白尿などの腎障害の存在を示す所見
(2)腎機能低下が3か月以上続く状態――の2つがある。

 慢性腎臓病は症状の進行度によって1〜5期に分類され、
1〜3期は自覚症状が乏しく本人が気付いていないことが多い。
症状が重い5期になると人工透析が必要になる。

 また、慢性腎臓病が進行すると脳卒中や心筋梗塞(こうそく)などのリスクを高め、
心血管疾患の危険因子としては糖尿病や高血圧に匹敵する。

 厚労省は、20歳以上の日本人で「3〜5期」の患者は317万人と推計している。
日本透析医学会によると、慢性腎不全による透析患者の数は年々増加し、
06年12月には26万4、473人に達している。新規の透析患者も一貫して増加傾向にあり、
06年には新たに3万6、373人が人工透析を導入している。

 慢性腎臓病について、厚労省は「患者数が多く、国民の生命や生活の質に支障をきたす重篤な疾病」
としている。慢性腎臓病がさらに重症化した「慢性腎不全」の治療法としては
人工透析と腎臓移植があるが、臓器移植は国内で進んでいない。

 厚労省によると、腎臓提供者852人(1997年〜2007年までの累計)に対し、
待機患者は1万1、657人となっており(07年8月末現在)、
慢性腎不全で人工透析を受けている患者数に比べて臓器提供の数が圧倒的に不足している。
 また、人工透析は「長く苦しい治療法」と言われ、多くの費用がかかる。
厚労省によると、人工透析にかかる医療費は1人当たり年間約500万円で、
透析患者26万人に換算すると1.3兆円規模になるという。

■ 腎臓病対策に本腰
 がんや脳卒中、糖尿病などと同様に本格的な腎臓病対策が求められる中、
厚労省は昨年10月に「腎疾患対策検討会」(座長=菱田明・浜松医科大内科学第一講座教授)を設置。
腎臓病の専門家による作業班を編成して腎臓病対策の報告書案をまとめ、
3月17日の同検討会でおおむね了承された。

 報告書案によると、腎臓機能の悪化は医療現場で見過ごされることが多く、
適切な治療が行われないまま重症化するという。
このため、報告書案では国民や医療関係者への普及啓発を重視。
国による広報媒体や自治体が発行する広報誌、新聞やテレビなどのマスメディアや
インターネットの活用などを挙げている。
 また、普及啓発の担い手として看護師や保健師、管理栄養士などの役割に期待するほか、
地域の開業医と専門医との連携強化などを進める。

 この日の検討会では、健康保険組合などの保険者を通じた普及啓発、
薬剤師の役割の明記、予防対策の強化などを求める意見があった。
 厚労省はこれらの意見を踏まえて今月中に報告書をまとめ、関係団体や都道府県に通知する予定。
また、腎臓病対策にかかる費用を09年度予算の概算要求に盛り込み、腎臓病対策に本腰を入れる。
本当に厚労省は何を考えているのでしょうか?

腎臓の機能に異常がある患者の治療や早期発見が進んでいないことが問題となっている

メタボ健診から、腎臓の機能を評価するクレアチニンを除外しておきながら、何を今さら言うのでしょうか?

生体腎移植の診療報酬も大幅に削減しておきながら、

腎臓病対策に本腰

などと、よくも言えたものです?
理解不能です。

あんたら官僚の願いは、一刻も早く国の人口を減らすことではないのですか?

その為に医療費を削減しているのでしょう?

善人ぶらないでくださいよ、本当に。
特定健診・特定保健指導(メタボ健診)では、住民健診では検査項目になっていた
血清クレアチニン(Cr)値が廃止された。血清Crは、心血管疾患の独立した危険因子である
慢性腎臓病(CKD)の早期発見に不可欠の検査項目だが、
尿検査をメタボ健診の項目に加えるのと引き換えに外された。
「腎疾患重症化予防のための戦略研究」の研究リーダーを務める
筑波大腎臓病態医学教授の山縣邦弘氏は「5年間の戦略研究の期間中に、
血清Crが廃止された問題点を明確にし、少しでも早く、検査項目に加えてもらうよう働き掛ける」
と意気込む。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200802/505518.html
http://www.yakuzaishi-kyujin.com/rssnews/showDetail/50804.html

報告書案では国民や医療関係者への普及啓発を重視。

腎臓病対策にかかる費用を09年度予算の概算要求に盛り込み、腎臓病対策に本腰を入れる

住民健診より有効な、普及啓発方法があったら教えて頂きたいものです。

そんなことより、メタボ健診を改良して(カネを出して)クレアチニンを入れろよ!

本当に厚労省のやることは無茶苦茶です。



京大医師ら3人書類送検=脳死肺移植の女性死亡−臓器移植初の医療ミス・京都府警
3月13日17時1分配信 時事通信

 京都大学付属病院(京都市左京区)で2006年、脳死肺移植を受けた女性=当時(30)=
が手術後に脳障害を起こし死亡した事故で、京都府警捜査1課などは13日、
業務上過失致死容疑で、京大の呼吸器外科医師(46)と元心臓血管外科医師(44)、
元麻酔科医師(48)を書類送検した。
 厚生労働省によると、臓器移植法の施行後、
臓器移植手術中の医療ミスで患者が死亡した初めてのケースという。
 調べや病院によると、医師らは06年3月、難病の肺リンパ脈管筋腫症の女性に、
脳死したドナーから摘出された両肺を移植する手術を実施。
女性の心臓と肺に流れている血液を、体外の人工心肺装置で循環させるようにしてから
人工呼吸を停止すべきだったのに、モニターを見るなどの注意を怠り、
心肺に血液が残ったまま停止した。
 また、装置で酸素化された血液を体内に戻す送血管が、
脳に血液を送る位置に挿入されていなかったことから、酸素化されない血液が脳に入り込み、
低酸素脳症を引き起こした。女性は手術後意識が戻らず、同年10月に死亡した。
もちろん書類送検であり、起訴ではありませんが、
難手術である『脳死肺移植』の合併症で死んだら書類送検か…

先日の、生体腎移植 報酬4割下げに続き
移植医療を壊滅させようという意図を感じるのは私の被害妄想でしょうか?

確かに落ち度はあったのかもしれませんが、

難手術に果敢に挑んだ結果が悪ければ業務上過失致死ですか…

日本の医療が萎縮していくのは、決して国民のためにはならないと私は考えます。

悪意や故意以外での

医療行為への業務上過失致死(刑事罰)の適用には、私は断固反対します!



もしかしたら、この事へのあてつけ?
<肺移植>京大病院が再開の方針
3月6日15時2分配信 毎日新聞

 脳死肺移植患者の女性が意識不明(7カ月後に死亡)になった06年3月の事故を受け、
肺移植手術を自粛していた京都大病院(京都市、内山卓院長)が
脳死・生体の肺移植手術を再開する方針を固めた。
同病院は「再開の是非も時期も未定」としているが、倫理委員会の審査を経て、
早ければ春にも再開する見通し。

 事故を巡っては、同病院が06年10月、人工呼吸器を止めるタイミングを誤ったり
医師が手術室から長時間離れたりしたなど過誤を認める調査結果を公表。
患者家族に謝罪し、京都府警に届け出た。

 一方で昨年10月、日本初の生体肺移植を行い、
約2500例の胸部手術の実績がある伊達洋至教授を岡山大から“スカウト”。
肺移植に関係する医師や看護師らのチームに他大学での肺移植手術を見学させ、
「人工心肺中の患者の全身管理は麻酔科が責任を持つ」などとする
手術マニュアルを整えるなど再開準備を進めていた。【鶴谷真】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080306-00000064-mai-soci

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<立花隆さん>がん手術の手記を「文芸春秋」で発表
3月10日12時5分配信 毎日新聞

 評論家の立花隆さん(67)が10日発売の「文芸春秋」4月号の「僕はがんを手術した」
と題した手記の中で、07年12月27日にぼうこうがんの手術を受けていたことを明らかにした。

 手記によると、12月4日に中期のがんが判明。手術を受けたが、
現在も週1回の治療を続けているという。

立花隆さん「僕はがんを手術した」 月刊誌の手記で公表
03/10 11:36更新 izaニュース

評論家の立花隆さん(67)が10日発売の月刊誌、文芸春秋4月号に
「僕はがんを手術した」と題する手記を寄稿し、
昨年12月27日にぼうこうがんの手術を受けていたことを明らかにした。

 手記によると、12月3日夜、事務所で徹夜の仕事中に大量の血尿があり、
翌日、東大病院で検査を受け、ぼうこうがんと宣告された。

 がんは中期まで進んでいたが、「膀胱全摘というような事態におちいることは避けられた」
としており、現在は術後の療法を週1回ペースで受けているという。

 立花さんは文芸春秋勤務を経て独立。著書に「田中角栄研究」「脳死」「臨死体験」など。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/128698/

はっきり言ってこの記事では全く要領を得なかったので、
買いましたよ『文藝春秋』4月号
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さすがは立花隆先生、専門家顔負けの詳細な内容です。
鳥肌が立ちましたね。

しかし、新聞記者は記事を書くのはいいのですが、ちゃんとこの手記を読んだのでしょうか?

新聞記者と優れた作家とは、ここまで能力が違うのでしょうか…


手記を一部引用しながら解説していきます。
Yahoo!ニュースでのコメント欄でも、
膀胱癌の根治手術は膀胱・前立腺などを全摘出して、骨盤のリンパ節の郭清をし、
腸を人工膀胱としてお腹に出す大変な手術です。
と誤解されていましたが、(新聞記事の書き方が悪いのです)

立花隆先生が受けられた治療は

内視鏡手術(TUR-Bt:経尿道膀胱腫瘍切除術)と、

手術後の治療としてのBCG膀胱内注入療法です。

開腹手術ではありません!
(ちなみに、田中康夫氏(新党日本代表)は上記開腹手術です)

このことは私が秘密に聞いたり想像したことではなく、本文中に明記されてます。
新聞記者にはちゃんとした情報を伝えて欲しいものです。

立花隆先生のガンの深さ(深達度)はT1(粘膜下層)までで、多発するタイプだそうです。

先生の仰るよう『中期』というのは、妥当な表現です。
さすがと言う他はありません。
その他にも、随所に専門家並みの記述があります。
是非、お読みすることをお勧めします。

対して新聞記者ですが、もし解らないのなら専門家の意見を聞くべきはないでしょうか?

『文藝春秋』の記事を、普通の泌尿器科医に見せれば、
必ず、私と同様の返事が返ってくるはずです。

新聞記者はその程度の努力は必要ではないでしょうか?
毎日や産経新聞の記者に、それを望むのは酷なのでしょうか?




折角なので、膀胱がんについてもう少し説明します。
少し前に、『血尿』の話題がR25にありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/21573508.html

膀胱がんの典型的な症状は『痛みの無い肉眼的血尿』です。

ガンが深くまで(筋層)進行すると『痛み』『頻尿』といった症状も出てきますが、それでは遅いのです。


立花隆先生の手記にもこうあります。
膀胱ガンの病気としての深刻さは、一般にこのガン病巣がどの深さまで達したかという
「深達度」によって測られる。
五層の中で粘膜下層が一番強いバリアになっている。
膀胱ガンの八割はここでストップされる。
これ以上外部に出ていかなければ表在ガンと呼ばれ、臓器内存在にとどまる。
膀胱ガンは内部の尿と接する上皮で生まれ、膀胱壁の外に出ていこうとする。
しかし、粘膜下層と呼ばれる1ミリ程度の強靭な粘膜・筋肉の結合組織が立ちはだかり
そこを突破させない。

もし、このバリアを突破されてガンが筋層に達すると非常にやっかいである。
転移がはじまるし、周辺組織への浸潤(インベージョン)の速度も早まる。
患者にはいろんな自覚症状があらわれ、それがどんどん重くなっていく。

粘膜下層で止まれば症状は比較的軽い。
自覚症状はほとんどない。
手術も下半身麻酔だけの内視鏡手術ですむ。
膀胱本体は温存することができる。
しかし、このバリアを突破されてガンが筋層に入りこむととたんに問題がむずかしくなる。
ガン細胞が筋層内で横に広がっていくから膀胱全体の浸潤が止められなくなる。
それが止められないと、ガンをおさえつけるためには、
思いきって膀胱を全部切除してしまうしかなくなる。
そうしないと、ガンがとめどなく広がる末期的症状になってしまう。
その場合、手術も全身麻酔で開腹手術ということになる。
殆ど付け加える事がありません…

仰る通りで、ガンの進行程度により、手術方法も、生命予後も激変します。

早期ガンなら内視鏡手術のみで対応できますが、
筋肉まで癌が達すると開腹して膀胱を切除しないといけなくなります。
その後は腸を一部切除して、そこに尿管を植えつけてストーマを作り体表にだすか(回腸導管)
腸を袋状にして代用膀胱(新膀胱)を作るか、ということになります。

いずれも、1日がかりの大手術になりますし、縫合不全、腸閉塞や肺炎などの合併症が多発します。
腹部に集尿袋をぶら下げないといけなくなり、QOLも大きく低下します。
(今の所属先でこの手術をすることはありませんが、過去には苦い思い出が幾つかあります…)

とにかく、

一度でも赤いおしっこが出たら、必ず病院に行って下さい。

『痛くないから』『止まったから』大丈夫と、素人判断して病院へ行くのが遅れると命にかかわります。

この手記にもある、故・松田優作さんの闘病記は壮絶なものがあります。
是非、読んでもらいたいです。

宜しくお願いします。m(__)m

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生体腎移植 報酬4割下げ 厚労省通知 『死体腎』推進へ
2008年3月6日 東京新聞 朝刊

 厚生労働省は5日、新年度から生体腎移植の手術の診療報酬を4割以上引き下げると通知した。
同省は「死体腎移植をより推進するため」とするが、
死体腎移植が増えない現状で、さらに生体腎移植にもブレーキがかかることになりかねず、
現場の医師から反発の声が上がっている。

 診療報酬は、公的医療保険を使って医者にかかった場合に適用される医療行為の「公定価格」。

 今回の改定で大きく変わったのは移植手術分の診療報酬で、
改定前は生体腎移植も死体腎も同じ74万8000円だったが、
4月からは生体腎は約35万円減の40万円となる。

 一方、「臓器提供者(ドナー)への負担が少ない」として
腹腔(ふくくう)鏡下で摘出手術をした場合は新たに38万6000円が加算される。
臓器提供者(ドナー)の安全管理にかかる費用として5万円も加算される。

 摘出と移植を合わせた手術では、死体腎移植は脳死の場合119万円、
脳死以外の場合約145万円といずれも変更はなかった。
生体では、摘出と移植を合わせた手術の診療報酬は、
腹腔鏡手術をしない場合は約30万円(3割)下がり、腹腔鏡手術をした場合でも14万円下がる。

 2006年に国内で行われた腎移植手術は1136例で、うち8割を生体が占めている。

 移植は人工透析に比べて生存率が高いとされ、
厚労省も移植を推進する路線を取ってきただけに、大きな方向転換となった。

 日本移植学会の寺岡慧理事長は「移植医療機関には大きな痛手。
移植を増やしていこうとする流れに逆行することで、到底受け入れられない。
腹腔鏡手術を評価するのはいいが、腹腔鏡をしない施設は致命的な打撃を受ける。
早急に見直してほしい」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008030602093068.html
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008030602093089.html

驚愕の内容でした。
いきなり来月から4割もの大幅減収です。

移植は人工透析に比べて生存率が高い

ということで、ドナーカードを配布して、啓蒙に努めてきたのは何だったのでしょうか…

万波先生の病気腎移植に関係しているのは間違いないはずですが、
あまりの横暴です。

「死体腎移植をより推進するため」

と言いながら、

死体腎移植の保険点数はupしていません。

また、

生体腎移植の保険点数を下げたからといって、ドナーが増えて死体腎移植が増加するはずがありません。


死体腎移植が増えない現状で、さらに生体腎移植にもブレーキがかかることになりかねず、現場の医師から反発の声が上がっている。

あたりまえの反応です。

厚労省の言い訳は、大嘘ですね。
絶対に許せません。

また、

長期的には、透析医療の方が移植医療より医療費がかかるのですが…


おそらくは、厚労省の官僚は「目先の医療費削減」しか頭の中には無いのでしょう…


こんな連中に生殺与奪を握られているわれわれ日本人というのは、何と不幸なのでしょうか…

悲しくなります…

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昨日配布されていた「R25」に血尿の特集があったので、
ご紹介させて頂きます。

尿は健康のバロメーター?
トイレで健康チェックしよう!
2008.02.28 R25.jp

子どものころ、検尿でやたらと黄色い尿が出ると、
尿の濃度と比例して、ディープな気分になったものだ。
黄色すぎる尿は、変な病気の表れではないか。
友だちの尿と比べては、「俺より濃い、薄い」と一喜一憂していた人も多いだろう。

尿は健康のバロメーターとよく言われる。黄色すぎる尿はおかしいのか。
どんな色の尿が健康なのだろう。新宿石川病院の三木誠先生に話を聞いた。

「健康な尿の色は、“ストローイエロー”と呼ばれるクリアな淡黄色。
多少、濃くても問題はありません。
むしろ、腎機能が正常に働いて、老廃物をよく溶かしこんでいる証拠です。
あまりに濃くて黄褐色になっている場合は、肝機能などに障害があるかもしれません。
大量に発汗した時も黄褐色になりますが、水分を補給すれば問題ない。
肝機能障害の場合は、白目が黄色くなったり、体がダルくなるのでわかりますよ」

濃いからといって、必ずしもおかしいということはなく、むしろ健康的なわけだ。
小学生の自分に教えてあげたいよ。不健康な尿の色には、どんなものがありますか?

「白濁した尿は、塩類尿が多い。尿酸塩とか硝酸塩とかリン酸塩が溶け込んでいる。
これは尿路結石の疑いがある。それから膿尿ということも考えられる。ようは、ばい菌による感染症。
あまりに透明な尿も、水分のとりすぎならいいけど、腎機能が低下している可能性もある。
そして、やはり血尿は危ない。
医者として心配なのは、ほかに自覚症状がなく、1回血尿が出て、あとは普通という場合。
こういう患者さんは、あまり来院してくれない。
痛みがある血尿は尿路結石の場合が多いんだけど、自覚症状がないとガンの可能性もある」(同)

ちなみに、目で見て赤っぽくなくても血尿が出ている場合もある。
血尿の程度と疾病の程度は必ずしも比例しないし、
血尿の原因と考えられる病気は多いというから厄介だ。
尿に異常がなくとも、検査は定期的に行った方がよさそうです。
(新型 光)
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10008000/1112008022808.html

私が強調したいのも、この血尿の部分です。

医者として心配なのは、ほかに自覚症状がなく、1回血尿が出て、あとは普通という場合

痛みがある血尿は尿路結石の場合が多いんだけど、自覚症状がないとガンの可能性もある

この『痛みのない血尿』が危険なのです。

「痛くないし、自然に止まったから病院には行かなくていいや」
と自己診断されてしまうことが多いのです。
そして、「血尿が止まらなくなった時には進行性の膀胱がんだった」ということがあるのです。

膀胱がんの多くは40歳以降ですが、若年者にも時々発生するのです。

(故・松田優作さんや田中康夫氏などが有名です)
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/200/210/several-cancers/iroiro-na-gan-14.html
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/bladder.html
http://www.j-medical.net/can012.html

ということで、もし万が一

肉眼で見ても尿が赤かったら(そういう話を家族・友人から聞いたら)すぐに病院へ行って検査をしましょう!


宜しくお願いします。m(__)m

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