うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

腎臓移植

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6歳未満脳死「極めて厳格に」情報公開など残された課題も
産経新聞 6月17日(日)7時55分配信

 初めて行われた6歳未満からの臓器提供は、病に苦しむ3人の体に新たな命を吹き込んだ。平成22年7月の改正臓器移植法施行からまもなく2年。脳死判定などは慎重に行われた形跡が随所に見られた一方、残された課題も浮かんできた。

 ◆「疑問残してはならぬ」

 「極めて厳格にやっていたと思う」

 富山大病院で13日に行われた第1回脳死判定に、メディカルアドバイザーとして立ち会った静岡県立こども病院の植田育也医師は、その様子をこう振り返る。まず、植田医師らアドバイザーを交えて男児の状態を確認。判定が男児の容体に影響を与えないか十分検討した上で臨んだという。

 判定では、医師がマニュアルに記された手順を順番に読み上げ、結果もまた、医師が声に出して答えた。植田医師は「プレッシャーがあったと思うが、判定で行う手順自体は医療現場で普段行うものを組み合わせただけ。落ち着いて適切に行われた」と話す。

 富山大病院は「後に疑問を残すことがあってはならない。慎重の上にも慎重を重ね検討した」と強調。子供は脳死後も長期間心臓が動き続ける「長期脳死」があるとされる。家族には「(心停止まで)数日の場合もあるし数カ月に及ぶ可能性もある」などと説明し、脳死についても詳細に話したという。

 「全国心臓病の子どもを守る会」の斉藤幸枝代表理事は「富山大病院はしっかり提供の過程を説明してくれた。これで移植医療への理解が社会に広まったのではないか」と評価する。

 ◆「今も多数の子供が…」

 現状の問題が浮き彫りになったと指摘する声もある。「今回助かった可能性のある子供が、過去に多数いたことが胸をよぎった」と語るのは東京女子医大循環器小児科の中西敏雄教授。提供を知り心臓が適合しそうな患者を思い浮かべたが、一部は海外で渡航移植を選択、その他の多くはすでに命を落としていた。

 移植が必要なほど心臓の状態が悪化した場合、大人は補助人工心臓をつけて移植を待つが、体重20キロ以下の子供が安全に使える補助人工心臓はまだ治験の最中で承認されていない。「助けられない子供が今も多数いることを理解してほしい」と中西教授は訴える。

 ◆死因や提供基準明確に

 脳死移植は、一つの命が失われることで他の命を救う医療。それだけに公正に善意が届けられたことを示す情報は可能な限り明らかにされなければならない。

 東京財団の●島(ぬでしま)次郎研究員(生命倫理)は日本臓器移植ネットワークが、男児が「低酸素性脳症」だったとしか発表しなかったことに注目。「低酸素性脳症は外傷でも疾病でもなりうる。病院が『事故だった』と一歩踏み出した公表をしたことは評価できるが、死因究明の適正さは今後検証すべきだ」と指摘した。

 さらに「今回は10歳未満の子供の臓器が60代の女性に提供されたが、どう患者を選定したか、患者のためにも説明すべきではなかったか」と話している。(豊吉広英)

●=木へんに勝の旧字体
お亡くなりになった男の子のご冥福をお祈りするとともに、
ご両親の決断により行われる移植手術が成功することを願います。m(__)m

病院が『事故だった』と一歩踏み出した公表をしたことは評価できるが、死因究明の適正さは今後検証すべきだ」と指摘した。

過去に、臓器提供に関して疑惑があったことを受けてのコメントでしょうね。

脳死判定や死因究明の適正さは、専門家を中心に今後とも検証すべきですが、
マスコミへの「公表」は必要最小限で良いのでは、と私は考えます。

ご両親の気丈なコメントを転記させていただきます。
両親“長く生きてくれるのでは”
6月14日 19時29分 NHKニュース

日本臓器移植ネットワークによりますと、男の子の両親は、今月7日に主治医から重篤な脳障害が起きているという説明を受けたあと、臓器提供を申し出て、2度にわたって移植コーディネーターから臓器提供についての説明を受けたということです。
両親は「息子は私たち家族が精いっぱい愛情を注いで育ててきました。わんぱくな息子に振り回されながらも、家族で楽しく過ごしてきました。。きょう、息子は遠くにいってしまいますが、これは悲しいことですが、大きな希望を残してくれました。だれかの体の一部になって長く生きてくれるのではないかと思います」というコメントを発表しました。

両親のコメント(全文)
「息子は私たち家族が精一杯愛情を注いで育ててきました。元気な息子のわんぱくに振り回されながらも、楽しい時間を家族みんなで過ごしてきました。本日、息子は私たちの元から遠くへ飛び立っていきました。このことは私たちにとって大変悲しいことではありますが、大きな希望を残してくれました。息子が誰かの体の一部となって、長く生きてくれるのではないかと。そしてこのようなことを成し遂げる息子を誇りに思っています。私たちの取った行動が皆様に正しく理解され、息子のことを長く記憶にとどめていただけるなら幸いです。そして、どうか皆さま、私たち家族が普段通りの生活を送れるようそっと見守って頂きたく、お願い申し上げます」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120614/k10015835961000.html

富山大病院では「報道陣に退去求める」騒ぎがあったそうですが、
マスコミはこの「男の子の両親」を必死に探すのでしょうね…


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尿道に挿管だ?


医療過誤訴訟:置賜病院側は争う姿勢示す /山形
毎日新聞 2012年05月16日 地方版

 公立置賜総合病院に入院した南陽市の60代男性が、治療の際の挿管で尿道を傷つけられ、後遺症になったとして、同病院組合に対して慰謝料など計約1985万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回弁論が15日、山形地裁であった。病院側は請求棄却を求める答弁書を提出し、全面的に争う姿勢を示した。

 原告は、治療の際、尿道をカテーテルで傷つけられ尿道炎敗血症になったとしている。その後も病院が適切な治療を施さなかったため頻尿などの後遺症に悩まされていると主張。病院側は、治療の過失や、後遺症との因果関係は立証されていないと主張している。【前田洋平】

尿道に入れたのは尿道バルーンカテーテル(もしくは導尿用のカテーテル)だと思われますが、
普通は「挿管」ではなく、「挿入」と呼びます。

「挿管」の際に入れるのは、普通は気管内チューブです。(参考、病院の言葉を分かりやすくする提案

この「60代男性」が何の病気の治療に際して、尿道にカテーテルを入れることとなったかは
記事中からは不明ですが、治療上必要があって挿入したのですよね… 

尿道カテーテルの挿入困難による出血や感染は、日常的に一定の確率で発生します。
(「しょっちゅう」と言ってもいいくらい…(爆))
炎症が強くて「尿道炎敗血症」にまでなってしまうことは稀ですが…

病院側が抗戦する事情も、記事中からは不明ですが、
本来の病気ではないこういう「合併症」で争いが起きるのは、双方にとって非常に不幸なことですね…


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この事件が何時発生したかも記事中からは不明ですが、
最近公開された2011年度の「レベル3b」相当の医療事故の中には、入っていないようです。

世にも恐ろしい話…

琴子の母さまからの情報です。

盲目のピアニストが、島根県のとある病院で男性器を切除してもらい、
5月13日に阿佐ヶ谷ロフトで自ら調理して、観客に食べさせたそうです…orz
ttp://www.another-tokyo.com/archives/50488451.html

いろいろと法的な問題がありそうですが、
男性器を仕事がら見慣れてる私にも、あまりにも衝撃的で今は考えられません…

他山の医師?



iPhone欲しさの腎臓売買、中国で外科医ら5人起訴
ロイター 4月9日(月)7時57分配信

[北京 6日 ロイター] 中国で昨年4月、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」欲しさに少年(17)が自分の腎臓を売った事件で、検察当局は摘出手術を行った外科医ら5人を故意傷害罪で起訴した。新華社が6日伝えた。

それによると、被告の1人は22万元(約285万円)を受け取って腎臓移植を手配し、少年にはその1割の2万2000元を渡し、残りを外科医や他の3人の被告、医療スタッフらと分け合ったという。

腎臓移植手術を受けた患者については明らかになっていない。

少年は、中国で最も貧しい省の1つで出稼ぎ労働者が多いことでも知られる安徽省の出身。iPhoneとiPadを購入後、どうやってお金を手に入れたか母親に聞かれ、腎臓を売ったことを認めていた。

検察当局によると、少年は現在、腎機能低下が進んでいるという。

アップル製品は中国でも人気が高いが、価格はiPhoneが3988元(約5万円)から、iPadが2988元(約3万8000円)からと、多くの消費者には手が届かないという現実もある。

検察当局によると、少年は現在、腎機能低下が進んでいるという。

どの程度かが問題ですよね。
普通は1個あれば(1個を移植に提供しても)、ほぼ制限のない生活を送れるはずですから…

いろいろな意味で恐い話です。(汗)
iPhone欲しさに腎臓を売る 闇の臓器売買絶えない中国
J-CASTニュース 4月8日(日)18時32分配信

 中国で外科医が、男子高校生の腎臓を不法に売買して起訴された。高校生は、米アップルのスマートフォン「アイフォーン(iPhone)」やタブレット型端末「iPad」の購入資金を工面するために腎臓を売ったのだという。

 法で禁じられているにもかかわらず、臓器売買の「ヤミ取引」は今も中国で後を絶たない。

■2007年以降は外国人の臓器移植を原則禁止

 「事件」は2011年6月、中国の「上海日報」(電子版)などが報じた。中国・安徽省に住む当時17歳の高校生が、「iPad2」や「iPhone」の購入資金が足りなかったことから自身の腎臓のひとつを2万元(約25万8800円)で売ったのだ。インターネットを通じて知り合った臓器売買ブローカーを利用したのだという。手術は4月に湖南省で行われたが、高校生の両親は事前に知らされていなかった。高校生の帰宅後、母親が異変に気づいて警察に通報したものの、ブローカーとは連絡がつかなくなっていた。手術後、高校生は健康状態が悪化している模様だ。

 臓器売買ブローカーや摘出手術にかかわった外科医ら5人は、その後逮捕、2012年4月7日までに起訴されたと中国国営の新華社通信が伝えた。取り出した腎臓は、必要としている患者への移植手術に使われ、医師らは謝礼として22万元(約285万円)を手にしていたという。腎臓を提供した高校生には、その10分の1しか渡らなかった計算だ。

 ツイッターを見ると、今回の腎臓売買に関する中国語の投稿がみられる。「信じられない」「この社会問題をどうすればいいのか」「たった2万元なんて、安いにもほどがある」と、不法な取引を批判する。

 中国では2007年以降、外国人への臓器移植は原則禁止とされている。だがその後も、法を破っての外国人への移植手術と、それに伴う不正な臓器売買の実態が報道されることは少なくない。2011年1月9日付の産経新聞では、年間1万例以上の臓器移植がいまだに行われている点を指摘。「腎臓移植にかかる費用は、総額で800万〜1200万円」との具体的な証言もある。臓器提供の9割は死刑囚で、移植手術の件数が多いわりにはその流れが不透明ともした。

 一方、中国衛生省の黄潔夫次官は2012年3月22日、臓器提供者を死刑囚に依存している現状の改革を表明。死亡した一般人の臓器を提供できるシステムの構築を進めるとした。

■借金返済、交際女性の「中絶手術費用」で臓器「提供」

 だが、問題は簡単に解決するかどうか疑問だ。「上海日報」は2012年3月27日の記事で、毎年100万人余りの患者が早期の腎臓移植を求めている一方、貧しい「ドナー」が金銭と引き換えに腎臓の売買に応じていると指摘した。記事では、32歳の安徽省出身の人物が2万元で腎臓を売り、借金の返済や携帯電話の購入にあてた事例を紹介。ほかにも河南省出身の男性は、交際中の女性の「中絶手術」費用をねん出するためとして腎臓を3000元で提供。また広西チワン族自治区から来た男性の場合は、自分を育ててくれた祖父に「臨時収入」を渡したいとして腎臓を売ろうと考えていると明かしたという。

 今回、高校生が腎臓を売買するきっかけとなったiPhoneやiPadは今、中国で大ブームだ。ニセの端末が出回るだけでなく、アップルの直営店を丸ごと真似した店舗まで登場する始末。2012年1月13日に「iPhone 4S」が発売されると、北京にある販売店のひとつでは、店に並んでいた購入希望者の間で小競り合いが起き、警察まで出動してその日の発売が中止する騒動に発展している。

 価格を見ると、モデルによって違いはあるがiPhone4Sでは5000元(約6万4700円)、iPad2も3000元(約3万8800円)前後と、決して安い金額とはいえない。流行の最先端ともいえるこれらのデジタル機器を欲しがる高校生につけこむ輩が絶えないということらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120408-00000002-jct-soci



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<泌尿器科>卵巣や子宮は診察対象外 誤解多く学会が講座
毎日新聞 4月5日(木)12時34分配信

 泌尿器科で子宮や卵巣の病気も診てもらえる?−−。日本泌尿器科学会(理事長=本間之夫・東京大教授)が市民アンケートを実施したところ、泌尿器科へのこんな誤解が浮き彫りになった。同学会は「知識を持たないことが治療の遅れを招く恐れがある」と、8日に全国29都市で一斉に市民公開講座を開いて泌尿器科への理解を訴える。

 泌尿器科は、主に排尿障害、腎臓や前立腺のがんなどを治療する。排尿の問題で生活に影響がある人が40歳以上の15%との推計があるほか、前立腺のがんや肥大症が急増している。だが、泌尿器科を訪れる患者は他科からの紹介が多く、認知度は低い。

 そこで同学会は昨年7〜8月、インターネットで10〜90代の男女計3164人に調査した。泌尿器科で扱う臓器を聞いたところ、正解の「前立腺」「尿道」「膀胱(ぼうこう)」との回答が9割を超えた一方、同じく正解の「腎臓」は45%にとどまった。泌尿器科で扱わない卵巣、子宮を選んだ人もそれぞれ2割いた。

 泌尿器科医は手術も担う外科医が多いのに、泌尿器科を「内科」と考えている人が45%、「外科」と答えた人は9%だった。「受診に抵抗を感じる」「どんな診察をしているか分かりにくい」との回答はそれぞれ8割に達した。

 調査をまとめた本間教授は「診療科を知らないことや抵抗感は、診断や治療の遅れにつながる。適切な治療を受けるためにも泌尿器科を知ってほしい」と、北海道から沖縄県まで29都市で、同じ日に開く異例の市民公開講座を企画した。講座の詳細は運営事務局(03・3263・5394)へ。【永山悦子】


泌尿器科は肛門も診療?…ネット調査、多い誤解
読売新聞(ヨミドクター) 4月5日(木)15時16分配信

 泌尿器科は診療内容がよく理解されておらず、受診に抵抗感を持つ人が多いことが、東大泌尿器科の本間之夫教授らの調査でわかった。

 昨年7〜8月に、10代から90代の一般市民4151人にインターネットでアンケートし、3164人から回答を得た。

 泌尿器科が対象とする臓器を選ぶ設問で、主要な臓器のひとつである腎臓を選んだのは44.8%と半数以下だった。一方、泌尿器科の対象ではない肛門を選んだ人が38.2%いた。

 また、「泌尿器科」という言葉のイメージについて「良くない」「あまり良くない」を合わせると53.3%と半数を超えた。「受診に抵抗を感じる」と答えた人も81.5%と多かった。

 本間教授は「泌尿器科に関することは話題にしにくいかもしれないが、正しく理解してほしい」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000303-yomidr-soci

先月にもあった話ですが、考察の仕方が違うようです。

「受診に抵抗を感じる」「どんな診察をしているか分かりにくい」

確かにそうですよね…

患者さんは圧倒的に「高齢・男性」が多いですが、
膀胱炎の女性や、尿路結石の若い患者さんも一定数いらっしゃいます。

排尿困難や性病(基本的に男のみ)の患者さんには、陰部の診察をしないといけませんが、
その他の患者さんに対しての診察は、基本的に問診(+腹部超音波)のみです。

困ったことがありましたら、あまり恐がらず、早めに受診をして欲しいものです。m(__)m


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