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A型肝炎が過去3年で最多、「食べ物に要注意」と感染研
みなさま気をつけましょう!4月27日11時23分配信 医療介護CBニュース A型肝炎の患者が3月上旬から増え始め、4月上旬までの患者報告数が2007-09年の過去3年に比べ突出して多いことが、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。同センターの岡部信彦センター長は、「これからのシーズンは、食中毒と併せて食べ物や飲み物に注意が必要だ」と呼び掛けている。 A型肝炎は、感染症法で患者を診断した医師に全数報告が義務付けられている四類感染症。同センターの集計によると、年明けから4月上旬までの患者報告数は07年が41人、08年が52人、09年が25人だったが、今年は111人と突出して多い。しかも111人のうち81人は、3月8日-4月11日の1か月余りに報告された。 A型肝炎は、2-7週間の潜伏期間の後に発熱、全身倦怠感、嘔吐、黄疸などを発症する。多くは1-2か月で回復するが、まれに劇症化して死亡する。症状は年齢が上がるほど重くなり、小児では感染しても8割以上が症状が出ないが、成人では75-90%が発症。致死率も、全体で0.1%以下なのに対し、50歳以上では2.7%と高い。 A型肝炎ウイルスは糞便中に排泄され、糞口感染によって伝播する。発生状況は衛生環境に左右され、日本では糞便で汚染された水や食べ物による大規模な集団発生はまれで、魚介類の生食による経口感染が多い。3月8日-4月11日に報告された81人のうち77人は経口感染と推定されており、このうち35人はカキの喫食で感染したと見られている。 同センターでは予防法に、汚染された水や食べ物を口にしないこと、患者と接する際の適切な糞便処理や手洗いを心掛けることなどを挙げている。 ■手足口病が多発、「早期受診が重要」 乳幼児を中心に例年、夏に流行する手足口病も多発している。3月8日-4月11日の全国約3000か所の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、毎週0.37から0.43で推移。05-09年の同時期の定点当たり報告数を見ると、最も多い07年でも0.29が最高で、おおむね0.1前後で推移している。岡部センター長は「今年は例年に比べ、スタートが早い」と指摘している。しかも今年は、重症化して無菌性髄膜炎や脳症を引き起こすエンテロウイルス71の検出が、広島市などで報告されているという。 手足口病は、3-5日の潜伏期間の後に、口腔粘膜や手のひら、足の裏などに水疱性発疹が出現するのが特徴。岡部センター長は、発熱に加えて吐き気、発疹などの症状がある場合は、医療機関を早期に受診するよう呼び掛けている。 |
インフルエンザ
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インフル、B型など季節性の割合が増加
相変わらず、新型インフルエンザは沈黙していますね。4月16日13時25分配信 医療介護CBニュース 新型インフルエンザウイルスの検出・報告が減り、B型など季節性の割合が増えていることが4月16日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。2月ごろまでは検出されるインフルエンザウイルスのほとんどが新型だったが、3月以降では新型の割合が8割にまで減少。一方、A香港型やB型の検出は継続的に報告されており、特にB型の割合は1割を超えている。 同センターによると、昨年7月上旬以降は検出されるインフルエンザウイルスのほとんどが新型になり、2月中旬までに検出されたウイルスの99.33%が新型だった。 しかし、3月1日-4月4日の5週間に検出・報告されたインフルエンザウイルスでは、新型の割合が79.3%にまで減少。継続的に報告されているB型(15.8%)、A香港型(3.3%)の割合が増えている。 ■インフル定点0.12、注意報地域ゼロに 全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数は、4月5-11日の週は0.12だった。前週より0.05ポイント減り、11週連続の減少となった。 定点当たり報告数を都道府県別に見ると、32道府県で前週よりも減少。流行の指標となる「1.0」を超えたのは佐賀(1.18)だけだった=表=。 警報レベルを超えた保健所地域は8週連続でゼロ。注意報レベルのみを超えた保健所地域も2週ぶりにゼロだった。 感染者がいないに越したことはないのですが、不気味ですね… しつこいようですが、去年の流行は4月後半頃からでした。 今年は、どうなりますかね? |
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新型インフルの第一波、事実上終息…厚労省
新型インフルエンザは、冬場も予想外に流行せず、4月1日0時31分配信 読売新聞 厚生労働省は31日、新型インフルエンザの流行について「現時点では沈静化している」として、第一波が事実上、終息したとの見解を示した。 同省が同日開いた専門家会議で、長妻厚生労働相の談話として発表した。会議では今後、ワクチンや水際対策など6項目の政策について検証。再流行などに備え、結果を6月中にまとめる。 ワクチンは、スイス・ノバルティス社から輸入した234万回分(30億円)が同日、出荷しないまま使用期限を迎えた。同省は廃棄方針を示している。 上の表のように、春になってさらに患者数は減少しています。 ということで、終息宣言が出たようです。 御用学者に混じって、神戸大の岩田健太郎先生が委員に入っていますので、期待しています。 「水際対策の効果」についての記事があったので、ご紹介しておきます。
<新型インフル>水際対策の効果「限定的」 国際チーム解析 3月31日20時5分配信 毎日新聞 新型インフルエンザ発生時に、入国時検査の強化など各国が実施した「水際対策」の効果について、日中英の国際チームが26カ国・地域の発症状況を解析した結果、「新型インフルエンザの国内流行を遅らせる効果は極めて限定的で、統計学的に意味のある効果はなかった」との結論を英国の感染症専門誌に発表した。新型インフルエンザの世界各国の実態をもとに、水際対策の効果が検証されたのは初めて。 チームは、アジア、欧州、北米、南米、豪州、中東の計26カ国・地域の水際対策の実施状況を調査。最初の確定患者の発症日から、発症原因となった接触者を追跡できなくなった日までの間を、「流行開始を遅らせた期間」として計算した。 その結果、水際対策として「機内検疫」「健康申告書の記載」「せきなど症状の有無の調査」「自動体温感知器(サーモスキャナー)設置」のうち一つ以上実施した国(21カ国・地域)と、全く実施しなかった国(5カ国)の間で、流行開始が遅れた期間の差は7〜12日と短く、統計学的に違いはないと判断されるレベルだった。 チームの西浦博・科学技術振興機構さきがけ研究員は「日本は発生当初、機内検疫など厳格な水際対策を実施したが、対策にかける人やカネとのバランスを考えれば、水際対策の実施を正当化することは難しいだろう」と話している。「新型インフル総括会議」では、どうなりますかね… |
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「新型インフル対策は成功」=政府諮問委員長が会見で総括
3月23日19時11分配信 時事通信 政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の尾身茂委員長が23日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、諸外国と比べ死亡率を低く抑えることができたと述べ、「国の対策は成功だった」と評価した。 尾身氏は一連の対策を総括し、「死亡率は圧倒的に低く、世界の中で優等生だ」と指摘。徹底した学校閉鎖や治療薬タミフルが患者に行き渡ったことが大きく影響したとした。 空港での水際対策は「感染の拡大防止に一定の効果はあったが、(国内発生を想定した)次段階対策へのシフトが遅れた」と分析した。 空港検疫「やり過ぎだったが…」インフル総括 2010年3月23日22時40分 読売新聞 政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員長を務める尾身茂・自治医科大教授は23日、日本記者クラブ(東京都千代田区)で記者会見し、国のこれまでの対策について「死亡・重症者数を少なくでき、成功だった」と総括した。 新型インフルが想定よりも弱毒性だったことから、「今後は感染力や重症度別に対応策を準備する必要がある」と述べた。 国内の新型インフルによる死亡者は約200人。世界保健機関(WHO)の昨年11月時点のデータでは、日本は米英など他の先進諸国に比べ、死亡率は10分の1以下となっている。 尾身教授は「個人的見解」としつつも、「最大の目標である重症化、死亡の防止は達成した」と評価。主な要因として、広範囲な学校閉鎖で地域への感染拡大が抑制されたと分析した。批判の多い空港検疫などの水際作戦については「やり過ぎだったとは思うが、あの当時、検疫強化を全くやらないことに国民は納得しただろうか」と疑問を呈した。 新型インフルエンザ専門家会議の会議録を隠蔽しておきながら、尾身教授は何を偉そうに自らの功を語っているのでしょうか?諸外国と比べ死亡率を低く抑えることができたのは、現場の小児科や麻酔科の先生方が必死に頑張った成果であり、尾身教授など『偉い人』の功績ではありません!あの当時、検疫強化を全くやらないことに国民は納得しただろうか」と疑問を呈した。われわれが問題にしているのは「水際作戦を行なった」ことではなく、「潜伏期があるものに検疫は役立たない」と多くの医療者に指摘されながらも、水際作戦に何時までも固執し、いつまでも中止しなかった姿勢です。「接種優先順位、見直し必要」といった意見は無視されていますね。 まずはオープンな議論をしましょうや、尾身先生や厚生労働省の医系技官どの。 (追記です) 実際に質問した、石岡荘十氏のブログです。 水際作戦はパフォーマンスだった 石岡荘十
http://blog.kajika.net/?eid=9962452010.03.24 Wednesday name : kajikablog 新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の委員長でもある尾身茂委員長(自治医大教授)は3月23日の記者会見で今回のインフルエンザ“騒動”を中間総括した。この中で尾身委員長は事実上、水際作戦が政治的なパフォーマンスであったという見解を、政府関係者としては始めて明らかにした。 海外からに帰国者を空港で厳しきチェックする“水際作戦”が始まったのは昨年4月28日のことだった。テレビは、SF映画でしか見たことのないような防護服に身を包んだ検疫官が右往左往する有様を繰り返し放送し、危機感を煽った。舛添前厚労相は深夜テレビで国民に対して「冷静に行動するように---」と呼びかけたが、後に「あんたが冷静になれよ」と揶揄される有様だった。 尾身委員長によれば、厚労省に呼び出されたのは4日後の5月1日だった。その時にはすでに防疫法に基づく非常行動発令のボタンが入ってしまった後だった。アドバイスを求められたのは、感染の疑いがあるとして空港近くのホテルに停留、つまり隔離・軟禁状態に置かれている海外からの帰国者の扱いについてであった。10日間停留となっていたのを潜在期間のメドとなっている1週間に短縮したほうがいいではないかと提言して、そうなった。 尾身委員長は言う。「空港で1人の感染者も入れないといくら頑張ったって、潜伏期間のある感染者がすり抜けて国内に入ってくるだろうということくらいは、官僚(医系技官)だって分かっていたはずだが、WHO(世界保健機関)が警報を発している状況の中で、検疫レベルで何もしないのでは、国民に批判されたときにそれに耐えられるか。そう考えた。だがやり過ぎた。その結果、国内対策へのシフトが遅れた。地域医療施設へのフォローアップが遅くなった。この2点が今回の最大の教訓だと思う。地方自治体に対して、地域医療対策に力を入れるよう指令したのだが行き届かず、コミュニケーションがうまく取れなかった。水際作戦に気が行ってしまった。コストパフォーマンスからいっても問題はあった。」 水際作戦は事実上、政治的なパフォーマンスだった側面があったことを認める発言である。 当時、羽田の検疫所で勤務していた現役の医系技官、木村盛世検疫官は、政権交代前の昨年5月、参議院の集中審議で参考人として出席し、民主党の鈴木寛参議院議員(現、文部科学省副大臣)との質疑の中で「水際作戦は疫学的には無意味だ。政治的なパフォーマンスに過ぎない」と切って捨てているが、尾身発言はこの木村証言を裏付けるものとなった。 筆者が尾身委員長に訊いた。 Q:あれをやったのは間違いだったという反省点はないのか。 A:やり過ぎだったというところはある。しかし、患者の致死率は圧倒的に日本が少ない。(米;3.3、メキシコ;2.9、カナダ;2.8、日本;0.2)。学級閉鎖の効果もあった。はじめから患者の重症化を防ぐことが最重点目的だったからその意味で対策は成功だった。 Q:不評だったワクチン10mlバイアルの件は? A:ともかく早く量を確保し、市場に供給とあせってああいうことになってしまった。今後の教訓としたい。地方の保健所が1万人に及ぶ海外とこう歴のある人の追跡調査を電話でやったが、もっと能率的な方法もあったのではないかと思っている。 Q:いろいろなところで、すでに厚労省の対応に対する厳しい批判が出ているが--- A:結果だけを見て場違いな批判もある 尾身氏はこうさらっとかわした。要するに、尾身氏による総括は「行き過ぎやタイミングを間違ったところはあるが、うまくいった」という結論であった。 政府は今月から6月にかけて委員会を開き正式な総括をまとめる考えだが、会議をリードするであろう尾身氏の考えを見ると、総括をめぐって、これまでを上回るさらに広範囲な議論を巻き起こすことになるだろう。 なお、終息宣言を出すかどうかについては、WHOの動向を受けて考えたいという。 最近は、B型インフルエンザウイルスが継続的に検出されているそうです。
B型インフル、検出続く―注意必要と感染研 3月24日11時53分配信 医療介護CBニュース B型インフルエンザウイルスが継続的に検出されている。国立感染症研究所感染症情報センターが3月23日に開いたメディア意見交換会で、岡部信彦センター長は「B型のシーズンはこれから」と注意を呼び掛けた。 同センターによると、1月4日から3月14日までに検出・報告されたインフルエンザウイルス2603検体のうち、2569件(98.7%)が新型で、B型が29件(1.1%)、A香港型が5件(0.2%)。依然として新型が大半を占めるが、B型も継続的に検出されている。B型の29件のうち13件は2月22日-3月7日の2週間に検出されたものだった。 岡部センター長は、「B型の流行は例年3月から4月で、A型より遅れてやってくる」と説明。また、WHO(世界保健機関)のまとめではモンゴルや中国など東アジアではB型が主流になっていると指摘し、今後B型に注意が必要との認識を示した。 |


