まいにちまいにち

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「連日のメダルラッシュにわいたロンドンオリンピックが12日、閉幕しました。日本選手団が獲得したメダルは合わせて38個と史上最多となりました。(中略)

今後の課題は明確です。

それは、今回、目標に届かなかった金メダルの数を増やすことです。ロンドンオリンピックに向けては選手強化の予算が大幅に増え、さまざまなサポートが試されました。
その効果が、史上最多のメダルという結果に現れました。今後は、JOCと競技団体さらに国も連携して、充実した施設を拠点に、絶対的なエースを育てる計画を立てていくことが、リオデジャネイロで開かれる4年後のオリンピックの課題になります。」NHK「 史上最多のメダルと今後の課題」 8月13日

17日間のオリンピックがやっと終わった。日本が38個史上最多のメタルを取ったこと、連日のニュース報道を夢中で見たし、そしてそれを喜んだことなど、人並み、いやそれ以上であったかもしれないことはまずお伝えしておく。

その中で、JOCが目標としてあげた15個の金メダルを取れなかった、次回リオの大会ではもっと多くの金メタルを取るよう強化策を取らねばならないとコメントを発表していた。また始まったか、という感じである。メダルラッシュに湧いた、国内の空気をとらえて、だから国はもっと強化策にカネをつぎ込まなければならないのだとJOCなり、スポーツ競技団体などが口をそろえて言い出すに決まっているのだ。

今朝の新聞をチェックしていたも、多くのマスコミの社説やコラム欄が総じてそういう論調が多い。私から言わせると、どうもその見方が皮相的にしか過ぎないという感想である。冒頭のNHKのスポーツ記者の解説などがその典型だ。誰と誰がが金メダルを取った、取らなかったと事実関係を書き、より多くの金メタルをとることが、これからの国家的課題で、そのためにはやはり国がもっと多くの支援のカネをつぎ込みべきだということを書いているだけなのだ。

天下の公共放送NHKの解説にしてこんな程度なのである。

メダルの数を競うことが無意味だと言うのではない。ただそんなことよりも選手たちがそのためにつぎ込んだ血のにじむような努力のすばらしさを称えることだろう。それは、どんなに称えても、誉めすぎても、行き過ぎではないと思うほど価値のあることだと思う。
あらゆる意味において、メダリスト達ががメダルを取れたのは、国の支援策があったことも無関係ではないだろうが、なによりもそれぞれの選手たち個人々々の努力の集積と、周りの家族、競技団体の指導者の献身的な支えがあり、そして共に戦ってきたチームの仲間が存在したからなのだ。

そのことはメダリストたちが口をそろえて、よくもまあこれだけ同じことが言えるかと思う位、そのことを共通して口にしているのである。その共通の成果は多くの団体競技に顕著なのだが、こと個人競技に関しても、ただ個人として戦うだけでなく、それが自分のためだけでなく、一緒にやってきた仲間のためにも、仲間の分も頑張るという意識、目的意識があったからなのだ。こんな考え、志向、少々大げさにいえば価値観は、国がカネを出した出さないだけで、引き出せるものではないだろう。

今回のオリンピックの数多くのメダル獲得の成果から学ぶべきことは、そうした個人々々の強烈な目的意識の大切さと、チーム力というか、仲間意識、仲間と目的を共有することがいかに大きな力を発揮するかを教えてくれたことだった。さらにこれまた当たり前のことかもしれないが、そういう個人力、チーム力を発揮するためにも、家族の日常の支えがいかに大きな力となるか、その大切さを教えてくれたことではないか。再度いうがそれはカネでは決して買えないものなのだ。

国家社会として大切なことはオリンピックでメダルを沢山とることではないのだ。今回学んだ最大の教訓は次のことだ。

スポーツの世界に限らずありとあらゆる分野、スポーツの他、芸術、科学などあらゆる世界で大きな成果を上げるためには、個人々々の強い目的達成意志とそれを達成するためのたゆまぬ努力、そしてそれを共に目指すチーム力、そしてそれを支える家族はじめ周辺の人々の支えがあって初めて成り立つということだ。

私が一番うれしく、そして誇らしく思うのは、メダルの数ではなく、日本の選手たちが世界に向かって、その成功の事例、典型例を示してくれたことだ。それは国家がカネを出すだけで作り出せるものでない。そうした成功のために必要な、極めてあたり前のインフラともいえる条件が日本という社会に存在していることを示してくれたことだ。

tad

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