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韓国との不和は竹島の領土問題のこともあるが、くだんの「慰安婦問題」が主な争点だ。最近堺の市長選挙で維新の会が破れ、日本の政治の中で大きくその影響力を失ってしまったのも、橋下代表のあの慰安婦問題発言がきっかけだった。私自身を含めて、日本人の多くは、実は橋下氏の発言の真意を理解しながら、しかしあんな形で公言すべきでなかったと思ったに違いない。いずれにせよ、この問題今もさまざまな形で大きな懸案事項なのだ。
何事も控え目、明確に自己主張しないのが、日本人の発想、ものの考え方だ。どうしてもっと声を大にして言うべきことを言わないのかというもどかしさの反面、それがまたある意味、それが日本人のいいところなのだろう。国際社会でもそうした日本人の立ちい振る舞い、言動がよりよく受け入れられる要因ともなっていることは間違いない。
韓国人はそうでない。自己主張はいいが、あまりにも感情的、一面的である感じが強い。慰安婦問題、歴史問題、それぞれ言い分があるのはしかたがない。
私は日本人だし、この慰安婦問題についての韓国、韓国人の主張はもちろんおかしいと思っている。だから国家間でそれを論争し、それぞれ言いたいことを言い争うのはしかたがない。主な外交問題になるのも、戦争になるよりはいい。
ところが韓国という国、韓国人の行動は違う。韓国人であることをやめ、米国に移住し、移民となった現地先で、この慰安婦問題をとりあげ、日本という国は如何にひどいかというプロパガンダを大々的にやるのだ。アメリカのあちこちで現地の議会に働き掛け、慰安婦像を建てようなどという愚挙に出る。ロスアンジェルスなど大都市ではそうした像が建設されたことは今のところなかったが、やはりカリフォルニヤ州のグレンデールという市で、公設の公園に慰安婦像が建てられ大きな話題になった。韓国人の移民が議会働きかけ、それを実現したのだった。韓国人はこれを全米に広げようということをねらっている。
一時はそんな動きがまさか全米ではないが、移民の多いカリフォルニヤ州などあちこちの都市に波及するのでないかと危惧されていた。その後の推移はさほどでもなさそうなので安堵していたのだ。
そして今朝私が観たYouTubeのりポートで、最近新しく就任した市長が、こうした事態に疑念の意を表したことがある。市長の任期はわずか一年だが、先の議会がそういう決定をしたことに懸念の意を表した意味は大きい。
さらに、同じくカリフォルニア州のブエナパーク市では、市長が明確に慰安婦像の建設を認めなかった。最近の現地韓国人のそうした運動がある意味出鼻をくじいた形になっているわけで、それが当然であり、日本にとってはそれが望ましい展開なのだ。
こうした推移に心ある日本人は、皆さもありなんと思ったはずだし、私もさすが民主主義先進国のアメリカ、あんな不条理なことがどんどん行われるわけがないという思いなのである。ある意味ほっとしている。
このYouTube少々長いが、この二人の市長の言い分、考え方、とりわけ後者、ブエナパークの女性市長のこの問題への対処のスタンスが明確に伝わってくるので是非聞いていただきたい。この女性市長、元高校の先生をしておられたそうで、その発言の中身実に論理的で説得力がある。
お二人の市長の意見で共通するのは、それは戦争で起こったこと、それぞれ言い分があろうが、もはやそれは終わったことだ。これからはその戦争で得た体験を糧として、さまざまな過ちを繰り返さいということに主眼をおくべきだということだ。まさにその通りだと思う。
第一、移民でやってきて米国人になったはずだ。その韓国人、さらにそれぞれの国の移民が全米それぞれの地域で、国家間の外交問題を持ち込み、それをテーマに紛争を起こすことになったら一体アメリカという国はどうなるのだろうということなのだ。現地の良識ある指導者や、市民がそうした危惧を抱くのは当然のことだ。
この両市長、別にそうしたこと、政治活動を一切やるなとは言っていない。それは国民の基本的権利だ。またそれぞれの国の住民が集まって特殊地域を作ったり、その中でさまざまなイベントをやったり、政治的集会をやったりすることを別に規制したり、取り締まったりするわけではない。なにをしようとそれは自由だ。ただそんな国家間の紛争の種をある意味組織的な活動として地域社会に大々的に持ち込まれたら、それは大変、困った事態になりかねないという危惧を持って当然なのである。
それはやめてもらいたいと、ブエパーク市長の方は、グレンデール市のケースが参考になったのだろう、慰安婦像の公設の公園などへの設置は認めなかったようだ。それが正解だ。
ちょっと意外であったのはこの二人の市長がそういうスタンスになったのも、日本から結構数多い、像設置反対の手紙や電子メールが寄せられたことをコメントされていた。
そうしたコメントはただ感情的なものでなく、歴史認識問題を含めて、さまざまな事実に基づく説明、自身の意見が明確に述べられていて非常に参考になったそうだ。それに大いに啓発されたという発言をされていた。
こうした韓国移民による全米での活動についても政府はただ手をこまねいて見ていたわけではないようだ。在米の大使、総領事などがそれぞれの市を訪れ、慰安婦問題を説明したということもあったようだ。
ただ大きな力となったのは日本から数千に及ぶそうしたメールが寄せられ、それが、両市町の考え方に大きな影響を与えてという事実だ。
このことを読み、私は改めて、このネット時代、たしかに少なくとも正しいこと、事実に基づく論争がより広くオープンに行われることになったということに、我が意を得た思いである。
tad
参考資料:
慰安婦像設置、二つの市長の見解:YouTube
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