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「中国の南シナ海での活動、EU首脳が懸念「解決困難に」

欧州連合(EU)のトゥスク首脳会議常任議長(大統領に相当)は26日、南シナ海で中国が進める岩礁埋め立てや施設建設について、「海上での建設活動が、この地域の問題解決を困難にするのは確実だ」と述べ、懸念を表明した。

 トゥスク氏は、東京で29日に開かれる日本とEUの定期首脳会議を前に、ユンケル欧州委員長(首相に相当)と共に、朝日新聞などの会見に応じた。EU首脳が重要なビジネスパートナーである中国に対し、領有権問題について踏み込んだ発言をするのは異例。中国が勢力を拡大しようとする東シナ海、南シナ海の情勢は、首脳会議でも協議される見通しだ。

トゥスク氏は「あらゆる当事者が力の行使を控えなければならないというのが、EUの立場」と説明。その上で、南シナ海で中国が進める岩礁の埋め立てなどの建設活動に懸念を示し、「だからこそ(EUも)共に解決策を見つけねばならない」と強調した。トゥスク氏は、年内に予定されているEUと中国の首脳会議でも「我々の立場は変わらず、同じ主張を繰り返す」と話した。朝日デジタル 5月27日

5月26日の「米中戦争の可能性ゼロではない」と題するBLOGでこの問題を書いた。同じ日、中国は国防白書域外国家が中国の内政問題に干渉している」と、米国を非難していた。、海洋の岩礁を埋め立て、海路安全のための灯台をはじめとする施設を作ってどこが悪いか、なる論理を振りかざしてのことだ。

表立って真正面から中国を非難、批判するのは米国だけかと思っていたら、この冒頭のEU首脳から大きな牽制球が飛んだというわけだ。中国はEUとの経済関係が深く、ドイツのメルケルをはじめ主要国との関係は良好だと思ってていたところ、このEU首脳発言を中国がどう受け止めたかである。

EUにしてみたら、中国は重要な経済パートナーには違いないが、ウクライナ問題についてはロシアの力ずく外交に強い対抗策を取ったことからしても、ここはバランス上中国にひとつ、クギをさしておく必要があるということなのだろう。それは中国のためでもあるという大義名分を含めてのことだ。

まさか、まさかではあるが、そもそもそれが米中戦争にでも発展すれば、中国との経済関係などどこかへ吹っ飛んでしまう。まあそれやこれやで、今回のこのEU首脳の発言になったようだ。それはそうだろう。

昨日だか安倍さん、国会での安保法制の審議で、それが必要なのは、防衛パワーバランスを取るためだ答えていたが、それは言うまでもないことだ。そんな日本の安保体制の再編のことなど、中国は屁とも思っていないだろう。防衛白書でそのことに警戒感を見せたりはしているが、である。

が、その意味でも、このEUからの牽制球は中国にとっては大いに、ボデーブローとして効いたのではないだろうか。

それにしてもこの問題について、アジア地域、さらにEUでも関心が高まっている中で、不思議なのは肝心の国連、とりわけ安全保障理事会が殆ど何の動きも見せていないということだ。あの韓国出身の潘基文国連事務総長は一体何ををしているのか、この問題に関して一体どういう考えをしているのか。

さらに紛争解決のための国連安保理はどうなっているのか。常任理事国の、理事国のどこもなんらの緊急協議開催を働きかけないのはどうしてだろうかとつくづく思う。

その常任理事国の一角を占めているのが、中国なのだ。その中国、こんな力ずくのめちゃを平気で展開する国なのである。その一方に日本、国連に関しては米国に次ぐ、大出資国でありながら、安保理のメンバーシップさえ与えられたり、与えられなかったりである。しかもまだあの敵国条項対象国の列に加えられている状況なのだ。

どうしてこんなことになるのか、そういう状況に関して多くの日本人は疑問も持たない、憤慨などしてもみない。どこ吹く風か、という感じなのだ。

まあ、それでもじっと我慢して、その中国との戦争もなんとか避け、なんとかうまくやっていく中で新しい展開、日中関係が生まれてくるだろうと今は期待しているしかないということなのだろう。

いや、それでいい、それしかないのだ。ただもう少し、お互いこうした国際関係にも一つ関心を持つようにしたいものだ。

tad

参考資料:

敵国条項:wikipedaia 
中国の南シナ海での活動、EU首脳が懸念「解決困難に」:asahi 
中国、国防白書で米を批判…「域外国家が介入」:yomiuri 
「中国は砂の万里の長城築いている」 南シナ海岩礁埋め立て、米太平洋艦隊司令官が批判:sankei 


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