まいにちまいにち

是非一言いただけましたら・・・

全体表示

[ リスト ]

「我々のフィードバックはWindows 10にどのような影響を与えたか? 」と題するパソコン評論家 阿久津良和氏のBLOG記事のWindows Weekly Reportが4月22日マイナビ誌に掲載されていた。ざっとお読みいただきたい。

その記事、要するに新しいOS、Windows10が7月29日にリリースされるが、その開発に当って、マイクロソフトの開発担当部門が、全世界のユーザーがら直接そのテスト版を実際に使ってみてもらうことで、さまざまな機能、使い勝手について意見を求めてきた。そしてそれが実際の製品開発に活かされてきている。そうしたやり方、開発のあり方を高く評価している。私自身もそのことについては全く同感である。

テスト版はすでに6か月も以前から何度か提供され、その都度全世界のユーザーからそれについての意見、改良点についての提案などが寄せられている。そのトータル件数なんと300万件にも達した。驚くべき数字である。

その中で実際になんらかの形で製品開発に活かされた、参考にされた意見、提案が米国のユーザーからのものが4,817件、日本からおのが154件あったそうだ。阿久津氏は日本からのものがもっとあってしかるべきだという趣旨のコメントを書かれているが、それにも同感である。

そうしたことが一つ、その国全体のいわゆるパソコンリテラシィ、パソコンやその他IT機器を使いまわす能力の指標ともなる内容を含んでいると思うからだ。

世界のIT企業というと今や、米国のアップル、Google、そしてマイクロソフトなどであるが、そのことは日本のいかなる企業も一つとして、そのベストテンにすら登場しない情けない現状の反映だとも言えなくもない。

世界で90%ものシエアを占めるパソコンの新OSがこのような形で消費者、ユーザーの声を聞きながら、その開発を進めるという手法というか、経営戦略というか、それは実に優れて、能動的、機動的な方法であると考える。それは他の産業分野では見られないIT分野ならではの方法、手法だ。それはいわゆるモノ、ハードウエアでなく、OSというソフトだからこそ、そうならざるをえないのかもしれない。それにしてもそれはすばらしいことではないか。

かってのマイクロソフトはそうではなかった。WindowsというOSはもちろんオフィスソフトなどに関しても、メーカーとして独占的立場で開発した製品を消費者に押し付けてきた面が多分にあった。OSのお試し版を出すようになったはWindowsVistaの失敗以来のことであると阿久津氏は書いておられるが、実際そうかもしれない。

もっとも、こうしたお試し版をどんどん出すのはそうした開発目的もあるが、要するにそうすることで、消費者にそれに慣れてもらうこと、使い慣れてもらうことがあるのではないか。もう一つそうすることで、ブランドローヤルティ、その商品に愛着を持って使い続けてもらうという効果を狙ってのことに違いないのだ。

先のOSWindows8.0が導入されたのは、2012年10月26日のことであった。そしてそれに遡ること6か月も前からそのお試し版が提供されていた。私はその年の3月にそれをダウンロードし、さらに6月であったか、さらにその改良版をダウンロード・インストールして使ってきた。だから、その正規版が登場した時にはもう十分にそれを使い慣れていたものだ。だから、あのスタートボタンがあるのないのとその不便を訴える声など、なぜそんなことが問題になるか分からなかった。そんなことになんの不便など感じていなかったからだ。

いや、今はそのことの是非でなく、要するに、盛んにお試し版を提供するのは、それを使い慣れてれてもらおうということが一番の狙いのはずである。もちろんそれを通じてユーザーの意見を取り入れようということもあろう。しかし一番の狙いはそうしたアプローチでその製品にたいする親しみ、愛着を持ってもらうことだろうと私自身は解釈している。

それでいいのである。今回私はもうWindows10のお試し版などダウンロードして使ってみるつもりは一切ない。また仲間にもそれを薦めたりもする気は全くない。ただすでにその予約も完了していて、7月29日以降それが使えるようになるはずだ。そうなればその日からなんの問題もなく、Windows10が使えるようになると確信している。

第一Window10だ、OSだと騒いでいるが、OSとは要するに、パソコンを立ち上げてから、仕事で実際に使うアプリソフト立ち上げの橋渡しをやってくれるものなのだ。それ以上でも以下でもない。肝心はことは、今現在使っているさまざまなアプリケーションソフトが問題なく立ち上がり、使えさえすればいいのである。

その点では今中心に使っているオンラインGoogleAppsさえ無難に使えるならまずはなんの問題もない。またそのはずである。だからあえて今回は予め、Windows10のお試し版を使う必要性は一切ないという判断である。

ただ、7月29日、どのような形で、パソコンに新しいOSが入ってくるのかが楽しみなことには変りはない。少々古くなった部屋の畳が新しくなったり、じゅうたんやカーテンが新しくなったら、心機一転、より楽しくパソコン・ワークが出来るのと同じことだ。

それをまたOSが変わったら、またいろいろ新しいことを学ばなければならない、それが心配だなどと悩んだりすることもないはずだ。いや、むしろそのこと自体もう一つの楽しみにしておきたいものである。

tad

参考資料:

「我々のフィードバックはWindows 10にどのような影響を与えたか? 」:mynavi 





この記事に


.


みんなの更新記事