まいにちまいにち

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今年将棋名人戦は羽生名人が四勝一敗で制して終わった。羽生ファンの私としてはうれしいことであった。あのA級トップクラス棋士による激しい挑戦者争いを勝ち抜いて挑戦者となった実力者行方九段をかわした羽生名人はやはりすごいお人だと改めて思ったものだ。

私は朝日新聞を購読しているが、毎朝新聞がポストに届くと一番最初に見るのが、将棋欄だ。今その名人戦の解説をやっている。丁度今は、名人が防衛を決めた第五戦の解説をやっているところだ。へぼもいいとこの私などが読んで分かるような内容ではないが、専門の将棋欄担当記者の書く解説はただ技術論だけでなく、本当はそれがベストのはずなのにで、どうして名人や挑戦者が別の手を選んだかという、心理的背景、戦略・戦術論が各所に展開されていて大変おもしろい。

毎回棋譜が記載されているが、では明日は名人または挑戦者がどんな手を指すか、自分でも予想してみるが、まず当たることはない。それはそうだろう。それが当たる位なら、名人または挑戦者になれるはずだ。

まあそうした解説は将棋の技術論を学ぶ、技術をレベルアップするために読むというより一つの読み物として読むという所が本当なのである。

将棋の技術のレベルアップということになると、6月19日の「オンライン将棋をやってみようという」というBLOGにつきるだろう。そこで書いたように、要するに実戦を数多くやってみることが全てであろう。とにかく実戦をどんどんやることにつきる。

もっともただやみくもにやるのもいいが、本当は一戦、一戦大切に戦い、それで勝ったにせよ、負けたにせよ、棋譜を最初から動かしてみながら、理想的には相手とともに感想戦をやるのがいい。

プロの場合、その感想戦は勝負の後必ずやるものだ。勝った方、負けた方それぞれの場で、どうしてそこでその手を選んだか、それ以外の手をやったらどうであったか、相手の見解も聞く。双方でそれぞれその場面でのベストの手がなんであったか検討する機会を必ず持つのである。

それがその他ゲームにも、またすポーツなどにはない、将棋、それと囲碁というゲームのすばらしいところだ。まさに知的ゲームの最たるところである。

将棋オンラインゲームではそれができる。相手さえ同調すればそれができるが、残念ながらやったことはない。お互い負けた場合、その反省会などやりたくないのが本音なのである。

それがプロは必ずそれをやる。負けたら悔しい気分であることには変りはないが、あくまで冷静にどうして負けたかの原因を自ら指摘したり、また相手からの指摘をもらって納得するのだ。

そのプロセスがすばらしいのである。品質管理の原理、プラン・ドゥ・シーの繰り返し実践である。プロはそれが最善の上達法、生きる道であることが分かっているから、その勝ち負けに関わりなく、必ず、感想戦、その反省会をやるのである。

NHK棋戦などでも時間のある限り必ずそれがある。対戦の二人、そして解説者、聞き手みなその道のプロ、それが一体となって、シー(結果評価)のプロセスを公開してくれる。そうしたプロセスのあり方は特に将棋に限らず、あらゆる道に通じることであろう。

先に紹介したオンライン将棋のすばらしいところは、ゲームが終われば、その棋譜が残りそれを見ることができることだ。それをゆっくり動かしながら、進めたり、戻したりしながらその勝負の過程をたどることができる。それによって、勝因、敗因が容易に分かるのである。

本当は勝ち負けにかかわらず棋譜を見るようにしたらいいのだが、負けたものはやはり見たくないのでめったに見ないのである。勝ったものは逆に何度でも見たりするものだ。負けたものをじっくる見て敗因をつきとめておくことがもっとも重要なポイントなのだ。それが出来ればもっとどんどん腕が上がるはずである。

本当は負けたものこそじっくり見てそれぞれの過程でどうしてそんな手を選んでしまったか反省することが一番大切なことなのだ。ただ将棋など、勝った負けたをこだわることはもうしたくない、こだわらないようにしようと最近は思うようになった。昔は負けると悔しくて、悔ししくてしかたがなかったが、最近はもうそうでもなくなった。そのこと自体にはいい面と悪い面がある。

これはある意味、いいわけである。将棋はもっとやりたいが、その時間があまりないという現状なのだ。全く出来ない日の方が多い。やる時はは数局やるが、その時間はめったにない。だから仮にやったとしてもその結果をじっくり反省などという時間まではめったにとれない。

ただ、気楽に時間のある時にさっとやってみる。そういう楽しみ方でいいとは思っている。別にたいして上達などしなくていい。一週間に二三度、数局できたらいいなと思う程度である。

もっとも勝った負けたなどどうでもいいなどと言ったものの、勝った方が気分がよりいいことには変りはない。

昨日朝、ちょっと時間があったので一局やってみた。30分ほどで勝負がついたが、なんとそれがめったにない、完勝のゲームであった。野球で例えれば10−0いう内容であった。

それは自分が強いというより、失礼ながら相手が弱かったのだろう。ただ、どうしてそうなったかということになると、結構、勝つための将棋の原理というか、原則というか、いくつかの格言集のいくつがかが実践できたからだとも言える、

将棋というゲームのすばらしいところは、それが如何に多くの人に愛され、楽しまれているかという証拠に、それにまつわる数多くの格言集があったり、川柳があったりするところである。

愛好者はみなそういう雰囲気で楽しんでおられるわけだ。格言集を読んで一つづつその内容を理解し、それにまつわる実戦例などを学べばレベル向上に役立つことは間違いない。それをやっていくことも楽しみなのだ。

将棋にまつわる川柳となるとおもしろいものが沢山ある。それを読みながら、ニヤリとしたり、そうだそうだと頷いたりできるのである。

冒頭の自句、「ヘボ将棋 それぞまさしく 我が人生」、まさしくこの句の通りなのである。今朝のBLOGヘボ将棋例は、超上手く行った例である。次は超失敗のゲームも沢山あるはずだ。これからもそうした例沢山お目にかける機会があろう。

私のヘボ将棋、それはまさに我がヘボ人生のシミュレーションそのものだ。それを言う限り、今回は完勝のをあげたが、次には完敗の例をあげないといけないことは承知しているところです。

いやもっと普通には、辛勝、惜敗などなどさまざまなケースがあるでしょう。
どんなけースがあるか、これからですね。

tad

参考資料:

昨日朝の実戦例:公開棋譜はこちら:棋譜 
羽生善治三冠 特別講演「格言から学ふ?将棋」:youtube 
将棋の格言:wikipedia 
覚えるだけで強くなる!初心者が覚えておきたい15の格言:shogi :
将棋格言:daynight 
江戸将棋川柳:gororo 
将棋川柳のコーナー:sky 
支部会員Yさんのヘボ将棋川柳をぜひお楽しみください。senryu  :
次回それを紹介しましょう

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