まいにちまいにち

百聞は一見にしかず、百見は一験にしかず。

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「将棋の中学生棋士として史上初めて六段に昇った藤井聡太(そうた)六段(15)が8日、大阪市福島区の関西将棋会館で、師匠の杉本昌隆七段(49)と公式戦で初めて対戦し、勝利した。将棋界では公式戦で弟子が師匠に勝つことを「恩返し」と言うが、藤井六段が実現した。」 朝日新聞

注目の師弟対決は弟子の藤井聡太六段(15)が師匠の杉本昌鷹七段(49)に勝った。いや実に驚くべき、すばらしい瞬間ではあった。

この師弟対決の様子一連の写真が毎日新聞にあったのでご覧頂ければと思う。勝負の間、お二人は視線も合わせず、杉山七段は時々ちらっと弟子の様子を眺めるが、盤面に集中していた。藤井六段の方はずっと盤面のみを凝視。

勝負が決した瞬間、杉山七段が「参りました」と敗北宣言、深々と頭を下げた。一方の藤井六段、師匠より深く、長く頭を下げていた。その一瞬の光景が実に清々しく、美しいものであった。

その後お二人は恒例の感想戦、この感想戦というもの、将棋界独特の習慣というか、準ルールというか、互いにどこがどう良かったか、間違っていたか、別の手なら結果はどうであったかと互いに感想、反省を述べ合うものだ。師弟対決ともなると、互いの感情の処理がそう簡単ではなさそうだが、お二人は写真にあるようにニコニコ笑いながら勝っておごらず、負けて悪びれず、純粋に将棋の勝負の顛末を述べ合っていた。

これが一つ将棋という真剣勝負ゲームのすごいというか、ゲームとしての質を高めるポイントである感想戦が始まる。

物作りの基本、品質管理の基本原理にPDS(プラン・ドウ・シー)サイクルを回すというのがあるが、この感想戦まさにその品質管理PDSのシー、結果を客観的に評価し、問題点をチェック反省し、それを次の計画、実行に活かすというプロセスを踏んでいる。ただ勝った負けただけではなく、感想戦を実行することで、互いの棋力はもちろん、将棋というゲーム全体の質がどんどん向上していく。そのことが大切であって、そのためには師匠であるか弟子であるかなどにこだわることはないのである。

勝った藤井六段はもちろん素晴らしいが負けた師匠の杉本七段はもっと素晴らしかった、師匠たるもの面子に掛けても弟子に負けてなんたることかというような素振りは一切なかった。

聞く所によると杉本七段、もし親からこの子供を弟子として預かり、プロ棋士に育てられなかったら、責任をとって棋士をやめる位の覚悟をされていたそうだ。プロをめざす子供は山ほどいても、実際に四段、プロになれるのはほんの僅かの数に限られているのだ。

杉本七段、それがこんな強い弟子を育てられた安堵感、うれしさは人一倍のものがあったのだろう。それがにじみ出ていた感想戦光景ではなかったか。

最近の日本、世界で起こるさまざまな事件、その内容は嘘、偽り、粉飾に満ちたものばかりだ。忖度などというわけの分からない世界もある。そんなことがあっていい筈のないスポーツ界の告発騒ぎ、あれは一体何なのか。

それがどうだこうだといちいち解説するのは馬鹿々々しいからやめておく。

そんな中、こうした純粋な真剣勝負の世界、まさになんの嘘も、粉飾も忖度もない。

このニュースマスコミが大騒ぎで報道することについて私も夢中、率直にそれに乗れたものだ。

tad

関係記事:
師弟対局で「恩返し」、藤井六段が勝利 :朝日新聞
師弟戦感想戦の写真:毎日新聞

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