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パソコンなるものを、長年やってきたおかげで、さまざまな分野の人と知り合い、友人となった方が何人もいます。渡部陽氏もそのお一人だ。90歳のご高齢だが、かってJAICA(独立行政法人国際協力機構)で活躍された経験を生かされ、未だにコンサルティングのお仕事をなさっています。
氏とはパソコンを通じて知り合った仲だが、パソコンに関してはいろいろ教えて頂いたり、お教えした交流がありました。パソコンクラブや英会話クラブの講師にきていただいたり、私の主宰するクラブの合宿に参加していただいたりしたものです。
音楽も共通の趣味で、私は定年退職後始めたピアノなど、渡部さんは、小さい子供の頃からやっておられた。お歳から云うと相当先進的な家庭環境で育てられたのだなと思ったものです。
それもその筈、ある時、私はクラッシックだ、ポップだは勿論好きだが、日本の童謡が大好き、中でも岡野貞一さんの数々の名曲が大好きだと話したことがありました。
その時、渡部陽さん、ぽつりと、「岡野貞一は私の叔父です」と云われた
のには驚いたものです。そのうち詳しい話を聞いてみようと思っていたものの、それ以上あまり詳しい話に発展することもなく、今日に至っていたのでした。
渡部氏とはここ数年お会いする機会ありませんでした。私が病に倒れたこともあります。二週間ほど前、久しぶりに私のBLOGについての感想をメールいただいたのです。
その返信メールの中で、私最近はパソコンはともかく、もうピアノを触る機会も殆どなくなったのが残念だ。難しい曲はもう無理だが、これからは子供に戻って童謡など弾いて楽しみたいものだです、と書いたのでした。
渡部さん、それに対して、「一つ聴いていただきたい岡野貞一のDVDがあるから、送ってあげれるかな」と返信をいただいたのでした。その時はそれについては気にもとめることはなく何日か経過しました。
しばらくして、渡部さんから郵便で届いたのが、DVDの「永遠のふるさと」 でした。すぐに聽かせていただいたが、その内容には感動、感激しました。
そのDVDケース、タイトルからして、岡野貞一作曲集かなと思ったのですが、中身は違っていました。日本の明治時代は唱歌、童謡の揺籃期でした。その次代童謡唱歌がどのように、キリスト教宣教師の賛美歌と関連して生まれたか。そしてそれがベースとなって、大正時代の岡野貞一氏のあの素晴らしい、日本独自の童謡に生成発展して行ったかという歴史説明のDVDだったのです。
いやそんな日本の童謡、唱歌誕生の経緯などこれまで一切知りませんでした。ただ岡野貞一氏のすば抜けた音楽的素養、作曲の技能はただただ天才的なもの、天から与えられたもの程度の想像しかしていなかったのだ。
いや、天才的素養はもちろんのことだが、氏が受けた音楽教育、その後
政府の唱歌、童謡作りのプロジェクトで中心的役割を果たされたこと、
そしてクリスチャントとして長年教会のオルガン演奏に関わってこられた
ことなどがその背景となっていることを知ったのでした。
それが作詞高野辰之、作曲岡野貞一のコンビで制作した数々の名曲の
背景だったのです。私の長年の素朴な疑問が解けた瞬間でもありました。
私のこんな下手な解説などその理解のためにはなんの役にも立ちません。実際にこのDVDを見ていただくのが一番です。ところがこのDVD、参考資料にも提示していますが基本的には非売品なのです。
このDVD如何に貴重なものか。妙な話ですが、Amazon、これを
販売対象本としてリストアップしています。
図1 永遠の名曲 目からうろこシリーズ
「ご注文いただいても何時入荷するか、分かりません。」が傑作 です。
Amazonの宣伝をしているのではありません。
本一冊にもなろうかという内容、私の未熟な解説では到底及びません。それを補うために、関連事項を参考資料としてあげておきます。さっと目を透していただければと思います。
それと作詞、作曲、数々の名曲の中のほんの二曲だけYouTubeの
ものを聴いていただきましょう。
最後に貴重なものをいただいた渡部陽さんに感謝の意を表しておきます。
tad
参考資料:
二曲だけみなさまにも聞いていただきたいYouTube曲を掲載しておきます。
「ふるさと」
「朧月夜」
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