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先ほど、実家から戻ってようやく一息ついたところ。 ■今年は、思いもかけずに、母親の新盆になってしまった。 2ケ月ほど前までは、今年の夏、こんな風に母の霊を送るなんて思ってもみなかったけど、昨日の早朝、父と一緒に送り火の煙を見送っていると、ああやはり現実なんだなと、思わず目頭が熱くなった。 昨日も早朝から猛暑の予感のする蒸し暑さの中、空気が止まったような青空を見上げながら、また来年、戻ってきてね、と願わずにはいられなかった。 ■ところで、お盆のことだが、これまでお盆の事など、ほぼ何の知識も関心もなく過ごしていたから、今回初めて色々なことを学んだっていう感じだ。 たとえば、お盆の飾り付けで、これまで私が知っていたことと言ったら、きゅうりとナスの馬・牛と、ほうずき位だろうか。 実は、父親の知識もその程度だったみたいだけど、親戚や菩提寺の僧侶に聞きに行って情報を集めて、私が帰省して実家に戻った日には、なんと立派な飾り付けを完成させていたのだ! (もちろん、お盆の飾り付けって、地方によっても違うから、これはあくまでも神奈川の一地方の事例ということで) で、下がその写真。 あまりに見事だったので、今後忘れないためにも、写真をとったという次第。 棚経をあげに来てくれたお坊様も、うまくできていると言って下さり、父親は鼻高々だった。 父によれば、両端に竹の枝をまっすぐ立てるのはなかなか難しかったとのこと。 その2本の竹に麻縄を渡して、ガマの穂などを掛けたのだが、よくもまあ、杉の枝やガマの穂、みそはぎ等を探してきたこと! (でも粟の穂は見つからず、結局、米の穂で代用) 飾り付けには、盆用品を購入した仏具屋の店の方が、提灯等を届けてくれた時、サービスの一環として手伝ってくれたという。 そのとき、水の子(ナスのさいの目)や閼伽水(ミソハギの束付き)等の作り方やいわれ等も教えてもらい、かなり丁寧にセッティング。 (私も後で伝え聞いて、いろいろと学んびました。なかなか奥が深い・・・。だけど、御膳の中身は、なんと電子レンジでチンするだけのお供物セットを購入して、手抜きをさせていただきました・・・) また、お供え物の果物・野菜のうち、スイカは自家製、かぼちゃは弟の妻の実家からのもらいもの、ナスは母の実家からのもらいもの、そして花も、鉄砲ユリは自宅の庭で咲いていたもの、という具合に、すこしでも地のものをアレンジ。 (お母さん、喜んでもらえたかな〜。でも、結局、セッティングした私たちの自画自賛だったりして) ■父がこれだけの手をかけて飾り付けをし、お盆の期間、親戚もみな訪ねてきてくれて、母も嬉しかったんじゃないのかな。 父も、こうしてお盆や49日等を一つ一つ丁寧にとり行っていくことによって、自分の思いを整理しているようにも思えた。 あれから2カ月と少し。
来年はどんな気持ちで迎え火を焚いているのだろうか。 |

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履歴よりお邪魔いたしました。
お母様のご冥福を祈ります。
我が母の79歳の時を思い出してしまいました。
残されたご家族さま、健やかにお過ごしくださいますようにと、願っております。
不快に思われたら削除なさってくださいね!
残暑厳しい毎日ご自愛くださいませ!
2010/8/18(水) 午前 11:51
み〜ちゃさん、こんな素晴らしいお盆の飾りをみたのは、初めてです。。。きっとお母様も迷わず家に戻ってこられ、幸せな時を過ごされたと思います。。。。み〜ちゃさんも、お父様も少しずつ、気持ちの整理されてる様ですね。。
ご実家に戻られる前に、和菓子送ればよかったぁ〜汗
2010/8/18(水) 午後 5:16 [ とも ]
立派な盆飾りですね。
うちも母がなくなってしばらくのうちはいろいろと飾っていたのですが、父の体力もなくなりだんだんと簡素になってきました。もう13回忌も終わりましたからそうなってきますよね。きっとお母様も心も体も軽くなってお盆を楽しんで帰られたのではないでしょうか?
2010/8/18(水) 午後 5:17
春よ来い昌子様、はじめまして。
ありがとうございました。こうして自分が家族の死をみとってはじめて、同じ思いをしている方が多くいらっしゃることを実感することができました。
お盆なんて、形だけだと思っていたのに、確かに形だけだけど、その形がこんなに重要なものとは思いもしませんでしたし。
昌子さまも、猛暑の折、くれぐれもお体に気をつけてくださいませ。
2010/8/18(水) 午後 10:05
kor**umeさま、コメントどうもありがとう!
このお飾り、父の渾身の作品です。
訪ねてきた親せきの方が帰ると、誰からどのように褒められたか、嬉しそうに何度も繰り返す姿はまるで子供のようで、若干しつこいくらいでしたが、そんな「幼児化」も、ここしばらくは良しとしたいと思っています。ちょっとしたリハビリという感じかな。
私も少しずつ取り戻しつつありますが、仕事に戻るなり、仕事場での問題に巻き込まれて頭が痛い・・・。というわけで(?)、私のリハビリ用には、和菓子を待ってま〜す!!
2010/8/18(水) 午後 10:13
宵桜さま、コメント、どうもありがとう!
お盆に来ていただいた親戚の方も、この盆飾りの前で手を合わせて、「○○さん(母の名前)、楽になってよかったね」と言ってくださり、たぶん、そうなんだなと、私たち家族も少しずつ思えるようになってきました。
こうしたことを何度か重ねるうちに、思いも整理され、それとともに簡素化するのでしょうね。そう考えると、儀式って、その意味をちゃんと理解しているか否かよりも、まずはとにかく実行することに意味があるんだなぁ〜と、改めて思いました。
ではまた。
2010/8/18(水) 午後 10:21