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イタリアでは、復活祭「パスクア」の次の日月曜日は、「パスクエッタ」と呼ばれ、この日もお休みだ。 |
◎イタリアNEWS
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仕事の関係で1年ほどイタリアにいました。以降、お決まりのようにイタリア好きになり、いつもイタリアの事がなんとなく気になっています。
ここでは、ネットで見たイタリアの新聞から、イタリアのニュースを紹介します!
ここでは、ネットで見たイタリアの新聞から、イタリアのニュースを紹介します!
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今日は、復活祭。イタリア語ではイースター。 復活祭とは、もちろんイエス・キリストの復活の事で、毎年、春分の後の満月の後の日曜日に設定されており、今年は、今日だった。 こういう挨拶をすることはこれまでにもなかったということで、イタリア各紙は大きく取り上げている。 そしてその中で、ソダノ枢機卿は「教会はすべて、あなたとともにある」という言葉を述べたのだ。 http://www.repubblica.it/esteri/2010/04/04/news/messa_di_pasqua_rivoluzione_nel_protocollo_sodano_al_papa_tutta_la_chiesa_con_lei-3119714/ この言葉の意味するところは、最近のぺドフィール・スキャンダルだ。 アイルランド、アメリカ、そしてドイツでも相次いで、神父たちが性的虐待をしていたことが発覚したのだが、そればかりでなく、法王はその事実を知っていながら知らないふりをしてもみ消していたという批判が、今強まっているのだ。 そのことについて、法王は先日、教会内での性的虐待が存在した事実を認め、その実態を調査することも明言した。 しかし非難は、教会内からのそれも治まっていない。 そしてそんな中、今日のミサが行われ、教会の中枢から以上のような異例の発言があったわけである。 教会は、今、安楽死や中絶、生殖技術などの生命倫理問題を中心に発言力を増そうとしている。 ゆえに、こうした問題で支持を減らすことはかなりの痛手になるだろう。 いずれにせよ、この問題は、これまでもしばしば囁かれてきたことだが、それが白日の下にさらされた今の法王にとって、もっとも大きな試練の一つになるかもしれない。 **********************
REPUBBLICA 10/04/04 Messa di Pasqua, rivoluzione nel protocollo. Sodano al Papa: "Tutta la Chiesa è con lei" |
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イタリアは、この日曜・月曜と、全国的に地方選挙がおこなわれ、その結果がほぼ出そろった。 結果は、一言で言うなら、中道右派の躍進、中でも、北部同盟の躍進が目立った。 逆転こそしなかったが、ピエモンテ、ラツィオ、カンパーニャ、カラブリアの4州が、左派から右派へ政権が移譲された形だ。 ピエモンテには、トリノ(フィアットの地元)があり、ラツィオは首都ローマのある州だし、カンパーニャの州都はナポリだから、その重要性は分かるだろう。 (地図は今回の州選挙結果。赤は中道左派、青は中道右派) http://www.repubblica.it/static/speciale/2010/elezioni/regionali/index.html ■とはいえ、その「勝利」の中身はちょっと微妙だ。 と言うのも、ベルルスコーニの率いる「自由の人民」連合は、全体的に実は若干得票率を落としている。 負けた中道左派の民主党が、あまり変化がないのとは対照的だ。 つまり、今回の中道右派の「勝利」とは、かなり北部同盟の躍進に依存していることも明らかになった。 実際、ベネト州では、北部同盟は「自由の人民」以上の得票率を得て、第1党になったし(北部同盟は 34,8%、自由の人民は24,5%)、北部の州を中心に軒並み得票を大幅に伸ばしている。 ちなみに、北部同盟党首ボッシの息子であるレンツォ・ボッシも、このたび、ブレシャ地方選で最高得票当選した。(イタリアも世襲か?) こうした北部同盟の躍進の背景には、現在のイタリアの(移民や同性愛者たちに対する)非寛容的なムードが絡んでいるのかもしれない。 いずれにせよ、北部同盟があまり大きくなることは、ベルルスコーニとっても、今後、頭痛のタネになると言われている。 ■そして、もう一つ、とても大きな問題は、投票率の低下とも言われている。 前回2005年の地方選挙の際には、72,01%だったのが、今回は、64、19%。 特に若年層の政治離れが目立っている。 この背景にあるのは、やはり、政治が政治家たちの権力闘争の場になっており、国民の生活には何も役に立っていないという苛立ち、期待感の低下等々の問題だろう。 この事態に、ナポリターノ大統領は、大きな憂慮を表明し、何らかの改革を進めるべきだと、早くも発言している。 とはいえ、この状況は、今回始まったわけではなく、イタリア政治に深く根付いている問題でもある。 いずれにせよ、この選挙を受けて、ベルルスコーニが強気に出るのは間違いないだろうから、今後、懸案の汚職問題などをどうするか、その行方次第で、また政治離れが加速しそうな気配も・・・ (とはいえ、日本の政治もひどいから、他人のことはいえない・・・) *****************
REPUBBLICA 10/03/30 Lazio e Piemonte al centrodestra. Il 7-6 non consola il centrosinistra. Il Pd tiene su scala nazionale mentre il Popolo delle Libertà perde circa 6 punti |
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今日というか、明日の深夜2時に、イタリアは夏時間に入る。 明日の深夜の2時に、1時間進み、3時になるのだ。下の図のとおり、だ。 http://www.repubblica.it/static/popup/2010/ora-legale/1.html イタリアはいい加減な国だけど、この夏時間と冬時間との移行は、意外とスムーズで混乱もない。 でも、夏時間になるということは、当日は1時間少なくなるということで、ここ1週間ほどは、みなちょっとした「時差ボケ」状態になって、食欲や就寝の調節に手間取る人も少なくない。 でも、この夏時間のおかげで、イタリアの夏は、遅くまで明るくて快適なんだよね〜。 もちろん、エネルギーの節約が主な目的だろうけど、夏の夜遅くまで友人や家族と過ごせるというのは、本当に楽しい! 彼らの豊かな生活を支えている制度のように思う。 (でも、その前に、日本みたいに働きすぎはない、ということも大きいかも) ■ところでイタリアでは、夏時間は「法的時間ora legale」と呼ばれ、冬時間は「太陽時間ora solare」と呼ばれている。 つまり、夏時間のほうが、意図的に動かされた時間という意味だ。 そもそも、こうした夏時間の発想は、1784年、ベンジャミン・フランクリンが雑誌に発表したものだという。 もちろん当時は、エネルギーの節約問題などなかったから、注目されなかったけど、初めてこの方式を取り入れたのは、ロンドンで、1907年のことだった。 その後、追随が続き、イタリアが最初に導入したのは1916年。何度か中断ののち1966年以降は、夏時間への移行が続いている。 ただし移行日には若干の変化があり、現在のように3月末の日曜日と10月末の日曜日になったのは、1996年からだ。 というわけで、今年、いわゆる冬時間に戻るのは10月31日だ。 *********************
CORRIERE DELLA SERA 10/03/27 Scatta l'ora legale, il 28 lancette avanti |
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このところ、私事にかまけてイタリアNEWSを更新しなかった。 でも暇があれば、ネットで新聞に目は通していた。現在のイタリアは、一言でいえば、地方選挙選で大騒ぎってところかな。 ■そんな中、今日ミラノで、郵便物の爆発騒ぎがあった。 早朝、郵便物を整理していた局員が巻き込まれて負傷。幸いにも軽症だという。 写真は、その爆発物の残りだ。 http://www.corriere.it/ 差出人は、国際的な極左のアナーキストFAI(Federazione Anarchia Informale)の一派とみられている。 この集団は、昨年後半から、活動を活発化させてきており、昨年末のボッコーニ大学の爆破事件にも関わっている。 また、昨日には、ベルルスコーニ首相あてに、銃弾が同封された脅迫状も届いている。 ■イタリアでは、マフィアやカモッラがらみの爆弾事件が最近の多いが、かつては、赤い旅団などの政治的なグループのテロ行為や誘拐なども少なくなかった。 現在では、それにくわえて国際的な組織も・・・。 だからイタリアでは、一般的にテロの記憶や経験を持っている人は少なくない。とても身近なのだ。 やはり日本は、世界的に見ても、平和な国なんだよね。 これって、ある意味では「誇り」にしなければ・・・ **********************
CORRIERE DELLA SERA 10/03/27 Milano: lettera esplosiva per la Lega, un ferito. Rivendicazione anarchica |




