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「パンを踏んだ娘」というお話をご存知ですか? 有名な「マッチ売りの少女」を書いた、アンデルセン。 アンデルセンの全集は、岩波文庫版で10巻も出ているように、 非常に多くの作品を書いています。 有名な「マッチ売りの少女」は、貧乏でマッチを売ってお金を稼がなければならなり少女が マッチを買ってもらえず、凍えそうになってマッチをすって、 天国のお婆さんに迎えられ、文字通り昇天する…哀しいお話です。 「人魚姫」も、美しい声と引き換えに人間の体を手に入れた人魚姫は 王子に別の婚約者がいると知って、海に身を投げて海の泡になってしまいます。 童話の中でも、悲劇的なお話が多いのが、アンデルセンのお話です。 そんなアンデルセンのお話の中には、 当然「めでたしめでたし」で終わるお話からはずれたキャラクターも登場します。 「パンを踏んだ娘」では、インゲルという娘が主人公です。 幼い頃に父を亡くし、母一人子一人の生活をするインゲル。 お母さんは女で一つで一生懸命インゲルを育てます。 童話では、普通こういう家庭の子供だと、母親を手伝って働くいい子が登場するのですが… アンデルセンは、そんな優等生を登場させません。 インゲルは、家の仕事を放っておいて、 家の裏で、ハエの羽をむしって飛べなくしたり、 コガネムシをピンで止めたり…虫をいじめて殺すのが大好きなひどい女の子です。 そのインゲルがある日、お金持ちで子供がいない夫婦に 「養子としてうちに来ないか」と誘われて、母を振り切って 養子に入り、綺麗な服や靴を買ってもらい、すっかりご機嫌な毎日を過ごします。 それなのに、実母はほったらかし。見かねた養父母が 「お母さんにも顔を見せておやり」と促し、お土産にパンを持たせます。 インゲルは嫌々ながら、一人で歩いて実母をたずねるのですが… このお話は、NHKの人形劇アニメで取り上げられ、 動画で観ることができます。全部で30分、4つのファイルに分かれて YOUTUBEにあります。 もしご興味がおありでしたら、↓からご覧下さい。 展開も、劇中曲も、非常に怖く悲しい、アンデルセンらしい作品です。 インゲルのような女の子をアンデルセンが描くあたり、 今も昔も変わらない、人間の持っている哀しさ・醜さがあるのだと思います。 …たまには、こんなお話もいいかも。 そんな方だけ、↓からご覧下さいませ。 秋山でした☆ |
アニメ
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ゲスブへの応対ありがとうございました。
<インゲルは嫌々ながら、一人で歩いて実母をたずねるのですが…>
それで?それでどうなるんですか@@:
え〜動画が小さくてよくわからない・・泣
2008/1/13(日) 午後 9:33 [ - ]
「童話は、大人が読むべきもの」と教わったことがあります。
大人に示唆すべき深い哲学を物語っているのでは?(なんて、難しいことを考えるのは、老人の悪い癖ですね)
しかし、勉強になりました。
2008/1/14(月) 午後 10:09
>おぱんこ様
動画が小さい…ごめんなさい!
秋山の技術の未熟さのせいです…
ダブルクリックすると、ユーチューブのサイトで
同じ動画が見られますので、
そちらの大画面(大げさ)でご覧下さい。
中途半端な紹介でごめんなさい…
>くぼじい様
童話は、子供に読んであげる大人も楽しめるように書かれている。
そんなことを感じました。
子供がもつ残虐性は、ある意味では普遍的なもの。
現代にばかり現れる性格のものではない、
といった視点も必要なのかもしれません。
2008/1/15(火) 午後 10:17 [ 秋山妙子 ]
おはようございます。私もこの童話見ましたよ。赤い靴も足を斧で切るあたり
残虐なものですよね。
2008/6/29(日) 午前 8:47
キャプテン•インゲルですか?
2010/12/31(金) 午前 0:21 [ まさや ]