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大学時代のサークル先輩の話。
東京のはずれの大学。その近くに住む先輩は、バイトを終え、暗い寂しい夜道を帰る。
季節は秋、周りは入居者のまばらなマンション。
そんな歩道を歩いていると、後ろから足音。
別に気にせず無言で歩いていくと、次第に後ろの足音が早くなる。
街灯が無い道で、振り返っても顔はみえない。
しかし、振り返ったことで後ろの足音の主は金属?バットをもっていることが分かる。
嫌な予感がした先輩。予感は的中し、足音の主は駆け足になって追ってくる。
必死に逃げる先輩。しかし疲れていて思うように走れない。
暗い夜道で必死に逃げるが、ついに追いかけてくる足音はすぐ後ろに。
走りながら先輩は(こんな目に遭う憶えは…ないはず。無差別殺人者か?)と考え
どんどん恐怖心が増していく。
そして先輩の耳元で「ブンっ」と凄い音。
当たらなかったが、アスファルトにガツンとぶつかる音。
ちょうど街灯の下で、光る金属バットが自分のすぐ横を振り下ろされたことが分かる。
その音と反射光で、もう疲れていた先輩は倒れるようにへたりこむ。
(もうダメか)覚悟をきめつつ、息を切らしながら振り返る。
足音の主は深いパーカーを被り、軽く息を切らしながらバットをもう一度振り上げる。
「あれ?」パーカーはそうつぶやき、先輩の顔を少しみて、
「悪いね。人違いだ」
呆然とする先輩を残して、バットを肩にパーカーはそのまま闇の道に消えていった。
この話のあった近くのマンションで、夜中に帰宅途中の人が
ボウガンで狙われる事件がその後あった。
矢は当たらず、警察も本腰で捜査しなかったが、先輩は犯人は同じ奴じゃないか、と今でも言う。
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怖い話ですけど・・・・なぜ犯人は後ろからバットを振り落としときながら、顔を見たとたんに「人違いだ」と言ったのか謎ですねw
2007/8/30(木) 午後 9:40
後ろ姿で狙った人と思ったんでしょうか…?
私もその男でないのでわかりませんが、
そもそも理屈で理解できない事件が多いですね…
2007/8/30(木) 午後 10:51 [ 秋山妙子 ]