腐女子教師の化けの皮の下

受験シーズンも一段落、いよいよ卒業式・終業式。某地方の弱小私立高校講師をしてる腐女子教師の日常をつづります。

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今日久々にお部屋を掃除。う〜ん、教室や廊下は毎日掃除してるのにw

そんな中、本棚のマンガも整理しました。
大量にある本。腐女子やってて、ヲタやってて、教師もやってると…
本が物凄いことになってます。ここ狭いしなぁ…
今住んでいる部屋を引っ越してもいいのですが、転職を考えている以上
来年の春までは動けないなぁ…などぶちぶち考えていると、
ここ10年間お付き合いしているマンガが。

稚野鳥子さんの『クローバー』。
仕事が決して出来るとはいえない鈴木沙耶ちゃん。
そんな彼女がひょんなことから、会社のエリート社員柘植さんとお付き合いすることに。

…これから先のあらすじを一言で書くのは難しいくらい、
主人公の沙耶ちゃん以外の話も多くて難しいのですが、
基本的に仕事の出来る男にいろんな女性が言い寄ったり、
仕事をめぐって忙しくなったり人事異動で離れたり…と
会社勤めならではの苦労をしていく二人のお話です。

おおすじは他のブログやHPに譲るとして。

私が改めて思うのは、ここ十年お付き合いしたマンガだけに、
最初のほうがもう古い時代の恋愛になっているんだなぁ、ということ。

1巻で会社の都市対抗野球の話が出てくるけど。
ここ十年で会社のリストラ進んで、すっかり下火になってしまった…という時代の変化。
さらに2巻で仕事出来る柘植さんが、沙耶に携帯電話をプレゼントして
持たせる、ということ。そうそう、この頃はまだまだ社会人でも
持っていない人、結構いたんですよね。今では小学生でも持ってるけど。

こんなことが色々あって、ああ…この十年は本当に色々変わったんだなぁ。
そんなことをしみじみ思うわけです。
携帯電話の存在一つで、恋愛をめぐるやりとりも本当に変わりましたものね。
昔の話じゃ、電話がうまくつながらなくて、気持ちがすれ違ったり、
待ち合わせがアクシデントでうまくいかなくて会えなかったり…

そんなトラブルも、今じゃ電話かメールでばっちり。(まぁ必ず解決するとは限らないけど)
遠距離恋愛も、昔は電話か手紙がせいぜいなのに、
テレビ電話や、無料通話での通話し放題や、メール…。
あとは移動手段が新しくなれば、新世紀の恋愛完成でしょう。

そんな目で読み返すと、19巻までに結構色々な変化が織り交ざって楽しいです。

しかし…読み始めたとき大学生だったけど、
あっという間に私も社会人になって、沙耶ちゃんを追い越して30手前…
秋山本人も大変化な十年でございました。

長い、堅苦しい文章ですみません。
地方私立高校教師のホンネにお付き合いくださりありがとうございます。
一見遠回りをしておりますが、今の高校教育をめぐる
環境を大まかに眺めています。
長い文章が嫌という方は、最初の(まとめ)だけ
読んでくださる形でも参考になるかと思います。
よろしければ、お付き合いください。

(第二回まとめ)
・都市部以外の地域では原則公立高校が優位=高偏差値
 地方では、公立が第一志望・私立は滑り止めになりがち
・都市部では私立高校が優位になり、公立高校が後手にまわることも
・こうした状況の中で大学合格実績を何とかしようとした
 高校では授業時数を増やそうとして未履修問題が起こる
・こうした状況の中でセンター試験利用方式の大学受験が増加
 大学と高校の利害が一致し、構造的に合格者水増しが起こる

前回に見たように、特に地方では学費の安い公立に人気が集まりやすい。
つまり、高偏差値高校は公立、私立はその滑り止めといった
構図になりやすいわけです。
(もし例外的に人気のある私立があれば、それは
 その学校にしかない価値があり、ブランドが成立しているからです)

一方、都市部では階層分化が進み、高収入層は私立の高い学費を
負担してでも、公立よりクオリティの高い教育を求める親が
増えてきます。(反面教育にお金をかけられない下位層も出てきます)
ここから授業料の割高な私立が優位に立てる雰囲気ができます。
公立の小中学校の授業崩壊が、高収入層の私立学校選択に拍車をかけます。
こうして地方と違い、学力面で私立優位の構図が
都市部では生じやすくなります。
一方で上位層に選ばれない公立は、私立の下に甘んじることになります。

こうした競争の中で生じた、地方の私立や都市部の公立など
下位になった高校はどうやって
この入学者の学力差というハンデを克服するか。

一つには、授業時間を増やす、ということが挙げられます。
こうして起こった問題が、例の未履修問題です。
指導要領に定められた時間数では、社会などの科目は
終わりません。これは学力が最高に高い中核校ですら終わらない量です。
低学力の高校にとってはなおのこと、です。
ここから時間が足りないのなら受験に必要ない教科の時間を削り、
その分を受験科目に充てる。さらに授業のコマ数を増やす。
放課後も補修する。朝早くに補修をする。
土曜も補修する。夏休みなど長期休みも補修する…
こうして学力が低い分、授業に時間をかけて丁寧に教えることで
ハンデを克服し、出口の大学合格数などを少しでも
良くしようとするのです。

しかし、それでもなかなか思うような結果は出ません。
他の高校も同じような努力をしているからです。
そこでどうするか。ここでいんちき臭い手が使われます。
併願が可能で、一人で複数回受験し、複数合格が可能な
有名私立大学を優秀な生徒に受験させ、その分を受験合格者にカウントし
大学合格者を実質水増ししてしまおう、となるわけです。

この水増し問題は、高校だけでなく大学にも責任のある問題です。
制度的に水増しできる受験方式を私立大学が認めるようになったからです。

私立大学にとって、入学者だけでなく受験者も減るのは死活問題です。
受験者が払う一人あたり数万円の受験料も
収入として当てにした経営をしてきており、
もしこれが減少すると経営に大きな影響を与えるからです。

こうした受験料減収を何とかするために
行なわれたのがセンター試験利用方式。
昔共通一次といわれた、国公立一次試験用の
試験結果データ(※センター試験は全問選択式マーク問題です)
だけを利用して私立大学も試験を実施するのです。
(もちろんこれまでどおりの形式の一般入試も実施するのです)
こうしてセンター試験の結果だけで合否を出すことで、
私立大学はほとんど手間をかけずに受験料2万円弱を稼げる訳です。
(センター試験の結果は大学側が求めると開示されるので、
 データベースにアクセスするだけで合否判定が出来るわけです)

この形式を遣うと、1月中旬に行なわれるセンター試験一回で
好成績を収めれば、その成績で複数大学に出願でき、
出願するだけで合格することが出来るのです。
つまり、大学まで受験に行き、その大学オリジナルの問題を
解かなくていい。受験生にとって、勉強の負担、宿泊費などの経費負担、
さらに時間的な制約(受験日が重なって受験できない、など)から
解放される便利な受験方法になります。

受験料と書類を送るだけで、いくらでも併願が可能。
こうなると、センター試験で優秀な成績さえ収めれば、
あとは受験料と書類を送るだけで、有名私立大学の
合格通知をコレクションすることが可能になります。

例の大学合格者水増し事件でも、利用されたのは例外なく
このセンター試験利用形式の有名私立大学受験です。
(高校によっては、大学に払う受験料を学校が負担し、
 学校が生徒にお願いして書類を出させる、ということもやっています。
 とにかくなりふりかまわず合格者数が欲しいわけですね)

大学側は、少子化の中減る受験料収入を、簡単に補いたい。
高校側は、少しでも合格実績を増やし、次年度の生徒募集で
少しでも優秀な生徒が集まる高校にしたい。
こうした利害が一致して、センター試験利用方式での
合格者水増しが成立するわけです。
ばれなきゃ今後も続けたかった…こう思っているのは
高校だけでなく大学も同じはずです。共犯関係ですね。

ここまで見てお分かりになるとおり、高校も大学も
教育機関であるとともに、経営を求められる状況になっているのが
お分かりになると思います。
経営はどうしても黒字・赤字の別を生み、
赤字の学校は工夫して黒字転換しないと、倒産…。
つまり勤めている教員は失業することになるので、
とにかく黒字化←生徒増←卒業後の進路の実績アップの努力を
求められるようになるわけです。

こうした状況下では、高校も大学も、受験者に対しては
「営業的」な対応をするようになり、さかんに
説明会やHPや雑誌などで宣伝を行なうようになっています。
あの東大や京大ですら、私立大学と共同で受験説明会を
行なう御時世です。明らかに時代は変わってきています。

次回以降では、こうした学校の「宣伝」をどうやって
正確に読み解くか。こういった話をしていこうと思います。

長くなりますが、お付き合いください。

昨日は某大手実施の模擬試験でした。

先生は試験になると授業がないので、一息です。

この場合の一息、とは。。。

ベテラン教員→することないですねぇボンヤリ
運動部顧問 →その間1・2年の部活みてきます!
若手教員  →授業じゃない仕事をするチャンス!

模試は試験中、教室に張り付いてる必要がないんです。
(高校によってはついてるかもしれません)
わが高校では正式な成績には全く関係ないので、
正確なデータ出なくて良ければ、カンニングすりゃいいじゃん。
そんな考え方からです。

ですから、試験開始前と終了直前に行って配って集めるだけ。
後は職員室でお仕事。。。全然一息じゃないじゃん(爆)

模試関連のお仕事は、試験中というよりも
試験前日の方が忙しかったりします。
問題部数を数えて、クラスごとに選り分けて、
生徒に見つからない場所に隠しておくw

それを出して、間違いなく定時までに配る。
理科社会など選択科目は配るのにも神経遣います。
チャイム前に配らなきゃと焦ることもw

それで試験実施。

試験終了後はラクチン。
回収したら枚数確認して、ここで間違いなければ
すぐに綴じて箱に詰めて、採点センターへ発送。
後は結果が返ってくるのを待つばかり。
一ヵ月後に結果のデータが返ってきたら、
成績データ分析のお仕事や反省会があるのですが。

とにもかくにも、試験中に他の仕事が出来るので、
日曜に家へお持ち帰りの仕事が減る。
これだけでもずいぶんありがたいです。

昨日は遅刻者もなく無事終了。よかったよかった。
(遅刻者がいると、隔離して教室別にして試験時間を
 計らなきゃならなくて、これはこれで神経を遣うのです) 

そんなわけで、帰ってブログ更新…しようと思って
シャワー浴びて座ったら、もうそれは凄い睡魔がw
そのまま勝てずに、お休みなさい〜☆

・・・で、起床と。
日曜日ワープしなかったお陰で、今更新ですw。
こんな時間に更新したの初めてで、ちょっと新鮮。
皆さん、コメント有難うございます。

今日は久々に余裕のある休日。
嬉しいな☆推薦入試対策の準備が出来ぞ…とまたお仕事w
ごめんお母さん、私まだまだ結婚無理だわ(涙)
そんな感じの日曜朝です。

受験生の皆さん、ラストスパートをお互い頑張りましょう!

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秋山妙子
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