腐女子教師の化けの皮の下

受験シーズンも一段落、いよいよ卒業式・終業式。某地方の弱小私立高校講師をしてる腐女子教師の日常をつづります。

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夏休みの授業も一区切りついて、先週末は学年の先生方と飲み会へ。

私は一人酒や親しい人との一杯はすきなのですが、職場の飲みはどうも…
ということで、「飲めない人」ということにしているのですw
女だから、ということも加えてお世話係になりがち、意識もしっかりしているのですが。

さて私が住んでいるのはとある地方。
とはいえ、それなりに人口のある都市なんですが、
人間相手の商売だけに、どこに知り合いがいるか分からないのです。
しかし学校の先生って結構ワキが甘くて、きわどい話も平気で
飲み会の席・個室になっていないスペースでもするんですねw
そんな中、勤務2年目ではまだまだ知らない先輩教員方の思わぬ
グチや人間関係をきくことができて、それはそれで面白いのですが。

さてそんな中2次会で行ったお店での出来事。
カウンター席しかないお店だったんですが、私はちょうど
一番はしの席に座り、聞き手にまわって大人しくwしてました。
すると右隣に知らない別のおじさんグループたちが座ったんです。
しばらくは何もなかったのですが…

おじさんグループがこちらが教師グループと気づいて声をかけてきて…
そこから他の教員も(もちろん私も)席を動いて
お互いの業界や仕事のグチをこぼして、いつの間にか親睦を深める場にw

私もその場の雰囲気に合わせていたのですが…
とあるおじさんとサシで飲む形にいつの間にかなってしまい…
気づくとなんかこの後一緒に二人で三次会行かない、みたいに誘われてましたw

私はその気がないんですが、なんか色々言って誘ってくるおじさん。
自分にも高校に通う息子がいるんだが、そのことで相談にのってほしい…とか
あんたも若くて女で教員じゃ大変だろう(余計なお世話じゃ!)…とか
子を持つ親の世代の気持ちを君も知りたいだろう…とか
彼氏はいるの…とか、結婚しないでどうするの…とか、オレの初恋の人に君が似ている…とか。

他の先生たちはまだまだ他のおじさんたちと話してるし、あんまり
はっきり断ってこのおじさんのご機嫌を損ねるとそれはそれで面倒そう…
とどうしようか悩みながらなんとなく会話を続けていき、高校生の息子さんの話をきくと…
なんと2年前に非常勤講師として勤めてた高校の3年生で、1年のとき担当したクラスの子w
しかも結構私になついてたからよぉく知ってる子で…
「あ、息子さんって部活○○ですよね?進路はまだ○○大○○学部で変わってませんか?」と
言ってやったんです。その瞬間のおじさんの凍った笑顔…忘れられませんw

地方なんて所詮狭い社会。下手なことしようとすると、どこに何があるか分からないもんですね。

その「お父さん」はそのまま同僚たちとそそくさと帰られました。

どうか息子さん、希望通りの進路に進めますように。
一人乾杯しながらひそかにお祈りしました。

最近買ったマンガでヒットがありました。ちょっと紹介させて頂きます。

少年画報社のヤングキングアワーズで「それでも町は廻っている」連載中の石黒正数さんが著者。
7年前のデビュー以降発表の短編を集めた本です。

短編集なのですが、書籍名になっている「Pesent for me」がかなりお奨めです。

O・ヘンリーの短編「賢者の贈り物」というお話をご存知でしょうか?
ある若い夫婦の話で(20世紀初頭のイギリスが舞台でしょうか?)
夫は愛する妻のために自分の大切な懐中時計を売り、妻の美しい髪に合うクシを買う。
妻は愛する夫のために自分の大切な長い髪を切って売り、夫の大事な懐中時計に合うケースを買う。
お互いが贈り物を秘密にしあっていたため、結局無駄になるがしかし無駄ではなかった…
というお話(細かい所は違ってるかも…スミマセン)

何かを誰かに贈るということは、相手が喜ぶ気持ちを贈られるということでもある。
本当に素敵で大切な関係の中では、喜びなどの感情は増幅されていく。
そんなことを感じさせてくれるお話です。

表題の「Present for me」は、賢者の贈り物と全く違う舞台設定ですが、
贈り物のもつ喜びや意味を同じように考えさせてくれます。

舞台は人類がほとんど死滅してしまった未来。
一人で荒野を行く少女が、意識はあるが動けなくなったロボットと出会います。
そのロボットの頼みをきいて修理してやるのですが、
油が無く修理を完全にできません。
そこで油のある家をロボの案内で二人?で目指すのですが…

この先は是非読んでみてください。タイトルになっている、私への贈り物の意味も
分かる結末が待っています。
作者もあとがきで書いていますが、ロボの台詞だけが吹き出しで示される
演出もラストまでの静寂を引き立てる効果を上げています。

こんな話が読めるからマンガはやっぱりいいなぁ。
そんなお話です。
すでに読んでご存知の方、ここで知って読まれた方など
感想をコメントで書いていただけるとうれしいです。

ようやく連休に入るも飲み会やら何やらで投稿の時間無かった…疲れました。

さて、いきなりですが皆さんは高校の先生には様々な雇用形態があるのをご存知でしょうか?
生徒の側からはひとくくりに「センセイ」ですが、給料を頂く立場になると
雇用契約のちがいからくる待遇の違いは大変重要になります。

・教諭…いわゆる正社員にあたる教員です。担任や顧問、校内の役職(○○課長など)にも就きます
    定年は一般的に60歳、もちろん様々な手当てやボーナスも出ます

・常勤講師…任期を定めた契約社員(通常1年ですが、2・3年の場合も)
      場合によっては担任や顧問の役職に就きます
      教諭よりも少ないですが、一般的に手当てやボーナスもつきます

・非常勤講師…いわゆるバイト先生です。上の二つは定時に出勤・定時以降に退社ですが、
       この形態では授業時のみ拘束、担当授業1コマいくらで給与が出ます
       手当てやボーナスはつきません。複数高かけもつこともあります

今団塊世代の退職で、東京や大阪など大都市圏では教諭の大量採用に入った、といわれます。
しかし、それは小中学校のはなしであり、高校はまだまだ教諭での採用は少ないです。

大体今の40代以上の先生は「教諭」ですが、それ以下の世代になると
常勤講師以下、つまり有期契約の先生が増えます。
あまり大きな声では言えませんが、授業能力などは有期雇用契約の
若手教員のほうが高い場合が多いです。
一方団塊の世代など、最近退職された先生は、高校を移る場合もそのままの場合もありますが、
常勤講師などの立場で再度教鞭を65ないし70歳まで執られます。
年金も退職金も多く、非常にうらやましく感じることが多いです。

他の職種にもいえることでしょうが、高年齢層の人件費が高すぎるくらいなのに
若手は就職難から買い叩かれて、非常に安い給与での労働を強いられます。
給与は安いのに、若いからという理由で仕事を押し付けられ、
高年齢の先生は定時退勤なのに、若手は非常勤講師なのにサービス残業などの
ケースも多く、ストレスを抱えさせられる現場も多いです。

生徒にとっては同じ「先生」ですが、場合によっては生徒に不都合が生じる場合もあります。
例えば受験学年のクラスを非常勤講師が担当すると、
放課後質問に行っても先生がいないということもままあるわけです。

最近「美しい国」を作りたいとイスにしがみついてらっしゃるセンセイがいらっしゃいますが、
教育を重視するといわれるわりに、教育に予算がつかない状況は変わりません。
学校側にも非効率な点があり問題がありますが、
今のまま、若手の労働力を買い叩き30前後まで非常勤ないし常勤しか口が無く
やむなく一般企業へ転職していく状況は、ノウハウの蓄積など様々な面で
これから教育の世界も谷間世代が生じ、苦しいことになると思います。

ちなみに私もバッチリ1年契約の常勤講師、昇給もありません。
常勤契約は今の高校で2年目。その前は別の私立高校で1年非常勤講師やってました。
一般的に私立高校は経営を考えて、教諭採用はほとんどせず、
常勤ないし非常勤の有期雇用契約にしぼり、
生徒数の増減でクビにして調整がきくよう採用しています。

事情は分かるのですが、働く立場からすると苦しいです。

よく「教員は生徒に夢を語れ」などといわれますが、
残念ながら若手自身が夢を抱けない待遇である場合も多いのです。
皮肉なことですが、少子化で苦しくなる学校に勤務する若手教員が
賃金の低さから結婚できなかったり子供を作らなかったりするのは
なんとも哀しい話です。

…まぁ、付き合う相手が出来ないのはそのせいだけじゃないってのは
私も分かってるんだけどねぇ(苦笑)

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