ご覧頂ければ分かるように極めて小さなアンプである。
入力系統は、RCAケーブル1系統のみである。
電源は、DC12V アダプター別売りである。
スピーカーへの接続はネジ式であるが、非常に使い難い。バナナプラグを購入した方が良いだろう。
さて、肝心の音であるが、到着して直ぐに音出ししてみたが、初めて聴いた時はいささかガッカリした。
かん高くて、耳にまつわるような、まるでハウリング音のような音ではないか。値段も安いしこんなものかと思いあきらめが先によぎった。
が、このアンプに投入されているパワーICはトライパス社製のデジタルパワーICで、ステレオ誌で勇名を馳せた代物である。わずか2千円足らずのアンプが、比較実験で数100万のアンプに打ち勝ったと言う伝説のICであるからだ。
購入後毎日鳴らし続けた。数日後あの妙にかん高いハウリング音がわづかずつではあるが、消えていった。
当初から、SN比は実に素晴らしいことに気が付いていた。パワーを上げても全然雑音は聞こえてこない。それどころか、アンプが点いていることすらも忘れてしまうほどである。ソースが入っていない時は、電源が入ってないのとおなじである。スピーカーからは何も聞こえてこない。普通のアンプは、電源を入れると少しであるが、シーといった音がでるのが普通である。ところがこのアンプは何も聞こえてこないのである。そのため電源を落とすのをしばしば忘れてしまう。
購入して、1ヵ月を経過する頃になってからだ。このアンプが真価を発揮するようになって来た。
聴く曲は、ボーカロイド・クラシック・ジャズ・ストリングス・Jポップ・演歌・映画音楽とおよそ何でもござれで、ジャンルを問わない。 しかし、このアンプ どの曲を聴いても、一通り聴ける音響に変化して来た。エージングがこれほど重要な事とは思いもよらなかった。昔のアンプ(DCアンプ)はこれほどのエージング期間などなかったと記憶している。
エージングを経た後に聴くこのアンプは実に素晴らしい。抜群のSN比に加え、透明感のある極めてナチュラルな音で、クリアなサウンドである。余計な音の味付けもないので、良くも悪くもストレートな音として再現される。従って、入力系統の良さも悪さも伝えてしまうので、入口が重要である。スピーカーは選ばない。入力信号通りの音がでるので、つないだスピーカーの良さも悪さも全て出てしまう。トーンコントロールも付いてないので補整も効かない。それだけピュアな音となって出て来る。
我が家のラインナップは以下になる。
CD ONKYO デジタルプレイヤー C−722M
サウンドボード ONKYO
アンプ デジタルアンプ SA36A
SP JBL J216PRO
VICTOR SX500
それにしても、昔のアンプであったら、これだけの音質を再生するアンプとなると10キロはあっただろう。それに発熱もするので、電気も消費する。
このアンプは左右で20Wの定格出力であるので、大音量で聴くのには、無理がある。PA用に使う訳でもないので、家庭で使う分にはこれだけの出力があれば十分である。いやはやデジタルアンプとは不思議なアンプだ。
聴取する音源は、YOUTUBEであったりCDであったりするが、様々なジャンルを聴くので、YOUTUBEが便利である。後述するが、パソコンからの音源は、サウンドボードよりの出力である。YOUTUBEの音源も中には高音質でアップされたものもかなりあるので、CDで聴いているのと大差なく聴くことが出来る。それには、サウンドボードの埋め込みが第一となる。
次回はONKYOのサウンドボードについて紹介したい。