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ブログ更新もすっかりご無沙汰してしまっていた。
ここのところの忙しさは、尋常でなかった。
仕事も一段落したので、久々に趣味のオーディオに時間を割けることになった。
今回は、兼ねてから考えていたスピーカーを増やそうと物色してみた。いつかはJBLと思っていたので、ヤフオクで、L26ディケード探してみた。
数台手頃なL26が見つかったので、入札に加わった。が、見事に完敗。当方の予算より価格は上に跳ね上がってしまった。まだまだJBLの人気は衰えないようである。
オクでは、エッジがボロボロなウーハーにも関わらず、最後まで入札は続いた。レストアする業者の方々が入札に加わっているようである。業者の方々は、ある程度値段を超えると手を引くようであるが、それ以上の金額が行くのは、私のように趣味で好きな音楽を楽しむオーディオファンが買い求めているのかも知れない。
JBLが無理だったら、代わりにDIATONEでもいいやと思っていたので、予備の為にDIATONEの何種類かを目星を付けていた。遥か昔JBLの全盛時代に、皆憧れていたであろうL26であるが、それでも庶民の給料では、厳しい金額だったのではなかったかな? と思う。
そこで、マニアは、JBLサウンドに似ている国内メーカーに走ったと思える。L26に匹敵する国内メーカーと言えば、当時ではDIATONEかコーラルだったと思う。
当時では、DIATONEならDS‐251であったり後期のMKⅡであったり、コーラルならCX-7当たりだったかな?
今となっては、ヤフオクでもこのDS‐251は、流石に原型を留めている機種は余り出回っていない。かなりメンテナンスしないと行けないのではないかと…。
そこで、後年のオーディオ全盛期にDIATONEが開発したDS‐66EXに目を付けた。それが、今回落札出来た逸品である。
ビスコロイド
カチカチになっている。
ビスコロイドを剝離するゼリー状のシンナー
シンナーそのものよりそれほど匂いはない。
これを溝に刷毛を使って伸ばして行く。 今回購入したスピーカーは、DIATONEの専用のスタンドが付いていた。
これが、ビスコロイドの剝離に役立つことに
というのは、外したウーハーを裏返して直置きにすると、エッジがフレームより突出ているので、置き面に接触してしまうからだ。
この付属していたスタンドが丁度良い具合に…
こんな感じにすぽりとフレームに収まった。
これなら作業がしやすい。
早速、刷毛に剝離剤を付けエッジに適量を伸ばして行く。
速乾性ではないので、そう忙しく塗る必要はないが、塗って直ぐにビスコロイドが溶解して来るようだ。
溶け出したビスコロイドを掻き出すのに、私は人差し指を使った。耳かきやアイスクリームの棒を使って出している人もおりますが、私の場合は指で出した。その方が感覚がつかめるので、エッジを傷つけ難いと思う。ビスコロイドは、飴のように溶け出し爪の間に入るので、それをいちいちペーパーで拭いて何回も繰り返すようにする。
大まかに一周目が終わったら、再度剝離剤を付けて、もう一度取り除くことに
丁寧にやるのであれば、3回位剝離を繰り返した方が良いと思う。
で、その後に私の場合は、ブレーキフルードをエッジに染み込ませた。
ブレーキフルードを使ったのは、乾燥後の硬化を防ぐためなのだ。
余分なブレーキフルードはペーパーで拭き取った。
ビスコロイドを剥がしたエッジ、三回目終了
最初の一回目でもかなり低音は出て来るようになったが、もっと出ていい筈だと思い合計で三回ビスコロイドを剥がす作業を行った。
それにより購入して初めての音出しからみたら、相当な低音が感じられるようになった。
弾むような低域が気持ち良い。低域がグッと出で来たことにより、中高域も俄然伸びやかさが増した。
結局ウーハーそのものにも程度の高域を伝えるエッセンスが含まれているということなのだと思う。一段と深みと艶が増したのが分かる。
このDIATONE DS‐66EXは、発売が1986年3月とあるので、かれこれ31年が経過している。その当時は、デジタルCDが出た当初の頃だと思う。オーディオ業界の最盛期であり、各社がデジタルの時代に先駆けた製品を次から次へと送り出した頃の製品である。
30年の歳月が過ぎても、こうしてウーハーのエッジさえ修復すれば、十分な音を出すことが出来るのだ。中高域が張り出た明解な迫力ある音が出るようになった。JBLに負けず劣らずの音が出ていると思う。
ビルエバンスのワルツフォーデビーを聞いても、会場の音がこんなに入っていたんだと改めて感じた。
暫くは、このDIATONEで音楽ライフは行くとしよう。
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