ロータス・ルノーは10月の日本GPまでダブルDRSを使わないようだ。 先週末のベルギーGPでの実戦投入をもくろんでいたロータス・ルノーはスパ・フランコルシャンのグランプリ初日にダブルDRSをテストする計画だったが、雨天により調整に必要なデータ収集が阻まれてしまった。テクニカルディレクターのジェームズ・アリソンは次に予定されるイタリアとシンガポールの両サーキットの特性を踏まえると、同デバイスを再び搭載するのは日本GPになる可能性が高いとコメントしている。 「モンツァのコースタイプは利点があると思うので(ダブルDRSを)使いたいとは思うが、われわれはモンツァのダウンフォースレベルに対応できるDRSデバイスを有していない。つまり用意さえできていないということだ。シンガポールでも搭載することはないだろう。それを生かすには直線が不十分だし、ダウンフォースも高すぎる。直近で可能性があるとすれば鈴鹿だろう」 過去のグランプリに比べると前戦ベルギーGPのロータス・ルノーはパフォーマンスに苦戦しているようだった。それでも、チーム代表のエリック・ブーリエはシーズン末まで必死に開発を続けるつもりだと述べている。 「まず、スパは非常に独特のコースであり、同じ特性を持つコースは他にない。加えて、誰にとっても同じ状況とはいえ、マシンのセットアップは1時間で行わなければならず、もう少しコース上での時間があればもっと速く走れたはずだ。最後に、今もいくつか興味深い開発パーツを準備しているところなので、今年後半にはそれらが投入されるだろう。シーズンのこの段階になると、通常は次のマシンに集中し始めるもの。ただし今年はそうではない。最終戦まで『E20』を開発していくつもりだ。とはいえ、それによって『E21』の設計が妥協を強いられることはない」 また、ドライバーを務めるキミ・ライコネンが今もタイトル争いに絡んでいると考えるブーリエはこうも語っている。 「自分たちのマシンが最速でないことは分かっているが、おそらく一貫性は最もある。すでに9回も表彰台をマークした。キミは今の(チャンピオンシップ)リーダーから33ポイントしか離されておらず、シーズンはまだかなりオープンな状態だと考えている。8レースが残っているので、チャンスがある限りプッシュし続ける。キミは以前にも同様の状況を経験しているため、われわれが彼にきちんとしたマシンを与えられれば彼が仕事を成し遂げてくれると全員が分かっている。プレッシャーは私たちにかかっているのだ」 9月5日付の記事
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