akiraの体操観戦記

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世界選手権前人未到の6連覇、オリンピック2連覇を成し遂げ、史上最高の体操選手と言われる内村航平選手。
1月3日に30歳となりましたが、その美しさと強さを世界最高レベルで兼ね備えた体操は今もってなお健在。
H難度のブレットシュナイダーを習得するなど、その体操は凄みを増して、ますます進化しています。

我々体操ファンに奇跡的な演技をたくさん見せてくれる内村航平選手、今回は絶対王者への始まりであり、転機となったであろう2009年の全日本個人総合とNHK杯での活躍を振り返りたいと思います。

内村航平選手が世界から一躍注目されるようになったのは、個人総合銀メダルを獲得した2008年北京五輪。
あの時の伸び伸びとした躍動感溢れる演技は、世界に衝撃をあたえました。
2009年、冨田洋之選手や楊威/ヤン・ウェイ選手といったそれまでの世界トップ選手達が引退し、次の世界王者になるのが誰なのかが注目されました。
日本での新しいエースを決める天王山となったのが、4月の全日本個人総合選手権。
大学3年生となった内村航平選手は床で16.25の高得点を出すなど、順調に得点を重ねていきますが、5種目目の平行棒でティッペルトでバータッチのミスがあり、これが大過失1点の減点となり、得点を大きく落としてしまいます。
ここで予選3位で好調な演技を続けていた平行棒得意の田中和仁選手が内村航平選手を逆転して1位となり、最終種目の鉄棒を着地まで決める完璧な演技。
15.2を出し、最終演技者、内村航平選手にプレッシャーをかけます。

内村航平選手が優勝するには、最終種目鉄棒で15.55以上の高得点を出すことが条件となり、前日の予選では、着地まで止めた演技で15.6だったので、まさにノーミスの演技が求められることになりました。この全日本個人総合選手権は北京五輪個人総合銀メダリストの内村航平選手としては負けるわけにはいかないとプレッシャーが相当かかったと思います。
そのプレッシャーがかかる鉄棒で内村航平選手は、屈伸コバチ、コバチ、コールマンをとてつもない高さで行い場内どよめき!
内村航平選手にしか出せない手離し技の高さ浮遊感が見るものを感動させます。
降りはするどいひねりの伸身新月面宙返り降り!ミスの許されない着地を完璧に止めました!
代々木体育館はこの日最大の場内割れんばかりの大歓声!
その演技を見ていた他の選手が「鳥肌たった!」「すげえ!感動した!」というほどの凄い演技でした。
私も場内で見ていましたが、まさに神がかった演技を目の当たりにして、凄い感動したのを覚えています。
得点は完璧だった前日の15.6を上回る15.7!
合計得点91.400!2位田中和仁選手に0.15の差をつけ、逆転で全日本優勝を成し遂げました。
内村航平選手の試合後場内インタビューで接戦を制しての優勝は今後につながってくるかの質問に「(着地を)止めなきゃいけないところで止められたので、これからの体操人生にも生きてくると思います」と応えていました。

5月のNHK杯も平行棒を修正し、圧倒的な強さを見せて、首位を独走!
最終種目鉄棒では、場内が全日本の時のような神演技を期待して大注目の中、屈伸コバチ、コバチ、コールマンをもの凄い高さで決め!場内どよめき!
注目の着地は、場内の期待に応えるように完璧に止まりました!
場内大興奮で大歓声!!
テレビ放送の解説、斉藤良宏さんが「彼の体操にはルールを超えたものを感じる」。
ゲストの塚原直也さんが、「ここまで凄いと体操の神様に愛されている」、「ひとつひとつの離れ技も尋常じゃないくらい高い、これはなにか神がかりなものを感じる」、「同じ人間と思えないぐらい、驚いてます」
と大絶賛でした。
内村航平選手の試合後場内インタビューでも、鉄棒の着地について聞かれて「止まると分かっていたので、それで止まって、嬉しかったです」と応えていました。
驚異的な空中感覚を持ち、これまでも着地の強さが際立っていた内村航平選手でしたが、全日本個人総合とNHK杯、日本の大きな大会で会場中が注目する中、優勝を決める鉄棒の着地を完璧に決めたことは、自信を確信に変えたのではないかと感じました。

プレッシャーを力に変える無類の勝負強さ、会場中を一つにするような次元の違う凄すぎる演技!世界の強豪がどんなに凄くてもこの演技に敵うわけがないと、これから内村航平選手の時代が来ることを確信した瞬間でした。

それから10年の月日が経ち、あの時感じた通り、内村航平選手は、2009年から2016年まで、世界選手権6連覇、オリンピック2連覇を成し遂げ8年もの間、世界の体操の個人総合の頂点に君臨、団体も2015年世界選手権、2016年リオ五輪と日本を金メダルに導きました。キング(絶対王者)と呼ばれ世界中の体操選手が尊敬する選手となっています。
2017年、2018年シーズンは怪我もあり、世界選手権の個人総合決勝は出場していませんが、怪我をしても尚、日本チームの東京オリンピック出場権を死守する銅メダルとなった団体決勝での演技は、さすが絶対王者の演技でした。

2020年東京五輪に向けて、究極の体操を追求し、進化し続けている絶対王者内村航平選手。
2019年も史上最高と言われる強く美しい体操を見れる喜びを感じながら応援していきたいと思います\(^o^)/

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