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まずはここをポチッとご協力お願い申し上げます。 いま、戦前の教育というと、全て軍国主義教育だという図式になってしまっている。それは大きな誤りだ。たとえば「正義感」「親孝行」「勇気」「勤勉」「節約」「誇り」といったような、人間として基本的にたいせつなことを、ていねいに教えていたのである。
そういうことを教えられた人たちが、戦後黙々と働いてくれたおかげで、今の繁栄があるのだ。しかし、戦後民主主義教育で育った人たちはどうだったろうか。(『戦後教科書から消された文部省唱歌』濤川 栄太より)
昭和20年8月15日、終戦と同時に南方や支那大陸各地から軍人、軍属、民間人たちが日本に引き揚げて来ました。この年の暮れ日本放送協会(NHK)が復員兵や引き揚げ者たちを励ます特別ラジオ番組を企画し、その中で流す歌として作曲家の海沼実に依頼しました。
その歌の放送日は南方からの復員船が神奈川県浦賀港に入港する12月24日と決められていました。そのため曲を作るための時間的余裕のなかった海沼は、古い童謡雑誌から斎藤信夫の「星月夜」という童謡を見つけました。千葉県の学校の教師の斎藤が「星月夜」を作詞したのは昭和16年であり、大東亜戦争が始まろうとしていた時でした。
静かな静かな里の秋 お背戸に木の実の落ちる夜は
ああ母さんとただ二人 栗の実煮てます囲炉裏端 明るい明るい星の空 鳴き鳴き夜鴨の渡る夜は
ああ父さんのあの笑顔 栗の実食べては思い出す きれいなきれいな椰子の島 しっかり護って下さいと
ああ父さんのご武運を 今夜も一人で祈ります 大きく大きくなったなら 兵隊さんだようれしいな
ねえ母さんよ僕だって 必ずお国を護ります 「この詩の1、2番はよいが、3、4番はこのままでは使えない。3、4番は捨てて新たに3番として復員兵を迎える内容の詞を書いてほしい」と斎藤に頼みました。
しかも放送まであまり日数が無いので急いで書いてくれという。
軽い気持ちで引き受けたもののなかなか出来ずに、とうとう放送の当日になってしまいました。慌てて歌詞を書きNHKに駆けつけると童謡歌手の川田正子と海沼が待ちかまえていました。
海沼は題名の「星月夜」(ホシヅキヨ)というのは濁音が入り童謡としてはふさわしくないので、1番の歌詞からとって「里の秋」にしたらどうかということでしたので、時間がなかったので海沼の言う通りにして題名が決まりました。
昭和20年12月24日、「外地引揚同胞激励の午後」という番組でこの歌が流れました。
ああ 父さんよ ご無事でと 今夜も 母さんと 祈ります
これを川田正子が歌い終えたときスタジオが静かになり、そしてデスクの電話が立て続けに鳴りだしました。「放送された歌について教えて下さい」と問い合わせがNHKに殺到したという。翌日以降も問い合わせや感想の手紙が束になってきた・・・。
「里の秋」は復員するお父さんを待つ母子の歌です。
当時、この歌を歌い、涙した母は今はどれほどの方が生きておられるのでしょうか。
「里の秋」はもの悲しい中にも力強さがあるよいメロディです。しかし、当初の四番までの歌詞にこそ、この詩の持つ本当の意味があると思われませんか。
それは父の武運を祈りつつ、日本国を護るために父は戦地で。その背中を見て育った子が「自分も父さんのように兵隊さんになって日本国を護るんだ」という気持ちを持つ。しかし、戦後はそれがよくないと消してしまうのです。
戦後の復員という時代を考えれば、そういう時代背景もあったでしょう。
しかし、そのために「平和主義者」たちに都合のよい歌にするのはどうでしょうか。特に「国を護る」とか「国のため」という言葉の歌詞はことごとく消されて、国境を護る兵士を送る『蛍の光』のように、本来のその歌の持つ意味がわからなくなった歌も多いのです。
先達のおもい知るためにも、そのまま歌い継ぐことが今の日本にとって必要なことであります。何も堂々とそのまま歌えばいいのです。恥ずべきことは何もない、消すことこそ恥ずべきことなのです。
都合の悪いものは無いものにする、消してしまう、伏せてしまう、触れない、・・・。
これが戦後日本の姿です。その結果、我が国はどうなったでしょうか。
秀明大学学頭の西部邁氏はかつてこう言ってます。
「軍国主義とは無縁の日本人が、あの当時の世界史の状況の中で、皆決死の覚悟で日本人の言霊(ことたま)を歴史の中から呼び起こしながら歌った歌がいくつもある。今どきのチャラチャラした歌謡曲とはレベルが違う。時にはこういう歌を歌って日本人の精神を成りたたせている言葉、その言葉の魂がどんなメロディーや歌詞で運ばれてきたものなのかということを考え、当時の国民の心意気でも考えてみようではないか」
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