台湾の不思議な人々

コートのいらない暖かい大晦日。でも映画館は寒かった!

台湾で見た映画

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今年アカデミー作品賞をとった「スラムドック$ミリオネア」を見てきました。
こちらでは今週から上映です。

アカデミー賞をとったのに、インド人の子役たちが
ハリウッドの赤じゅうたんから、またスラム街に戻されたとか、

映画の内容が、発展を続けるインドの抱える社会問題を描いているので、
インドで抗議運動が起こったとか、

こちらの新聞でもいろいろ報道されたので、宣伝効果もあったのか
映画館はけっこう混んでいました。

同じダニー・ボイル監督の「トレインスポッティング」
(ユアン・マクレガー!若きオビ・ワンもよかった )も好きなので、
アカデミーが取れなくても見に行ったと思いますが、

過去と現在を行ったり来たりするスピーディな展開と
「トレインスポッティング」ばりのスタイリッシュな映像もそのままで
期待に反せずおもしろかったです。

警官に追いかけられ、組織から逃げるため
スラムの子供たちが走る。

走るシーンが印象に残ります。

幼いときにスラムで出会った少女との初恋を軸に、ほんとはもっと悲惨だろう子供たちのスラムの生活を、ユーモアもおりまぜ、あまり重たくならないように、テンポよく、後味よくまとめてあります。

駅のホームで、インド風の躍動感あふれる音楽にあわせて踊るラストシーン、二人の明るい未来が感じられてよかったです。

でも幸運だった二人の陰では、(インド以外にも)何億もの子供たちが救いのない世界で酷い目にあっているんですね。

彼らは生まれてから死ぬまで、何百回、何千回、殴られ、けられ、
虐待され続けてきたんだろう?

日本でも最近「貧困ビジネス」とかいうのがありますが、
弱い立場にいる人や子供たちを食い物にして儲けているわるーいやつら
もっと厳しく取り締まるべきだと思います。(ほんと、腹が立つ!)

日本では4月18日から公開予定だそうです。

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「タップス」からずっと好きな(もちろん、監督としても!)ショーン・ペン主演で、早く見たかった映画です。
お話は1970年代のアメリカ。
ゲイの権利の擁護のために立ち上がった、実在の市会議員のお話です。

「ギター弾きの恋」「デッドマン・ウオーキング」「ミスティック・リバー」などのように、どちらかというと狂気を秘めた役が多かったので、映画によってまったく違う顔を見せる演技力はいつものとおりなんですが、この映画でのショーン・ペンは、なんだかとてもふつうで、かえって新鮮に映りました。

「ハーヴェイ・ミルク」という人物は知りませんでしたが、きっとほんとに、映画の中に描かれているような、こんな人物だったんだろうと信じこませてくれます。

恋人にも自分の支持者たちにも、誠実でやさしい人柄だったと。

日本ではゴールデン・ウィーク公開だそうです。

同じガス・ヴァン・サント監督の「エレファント」もよかったけど、こちらもお勧めです。

もうひとつ話題に上がっているミッキー・ロークの「レスラー」
(台湾では2月20日から始まっているんですが)は、
高雄ではまだ公開されていないので見ていないんですが、
最後に、ショーン・ペンがまたオスカー獲れることを願って。

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陳凱歌(チェン・カイコー)の『花の生涯〜梅蘭芳〜(原題:梅蘭芳)』
を見てきました。

京劇の伝説的女形、梅蘭芳(1894〜1961)の生涯を描いた映画です。

最近の作品と風格はちがいますが、陳凱歌の映画では『黄色い大地』(1984年)、
『子供たちの王様』(1987)も好きです。

これらの映画を撮る原点となったという彼の学生時代は、
文革時代(1966〜1976)と重なっていて、
田舎に下放されていたころのことは著書『私の紅衛兵時代』に詳しいです。

さて、主演はレオン(黎明)とツィイー(章子怡)となっていますが、
印象に残るのは、北京が「北平」と呼ばれていた頃の雰囲気が漂っている前半、

表現の変革を唱えた若い梅蘭芳が、京劇界の大御所「十三燕」の挑戦を受け、
舞台で競い合うシーンです。

この前半で、若いころの梅蘭芳を演じている、新人ユイ・シャオ・チュン(余少群)
が艶やかで凛とした「旦」(女形)を演じていて、すてきです。

当時の女子学生たちにも人気があったというのもうなずける身のこなし。

彼は、故レスリー・チャン(張國榮・『さらば、わが愛/覇王別姫』
(彼は飛び降り自殺!してしまったんですよねー。))の再来と言われているそうです。
(…ふーん そうなんだ)

後半、主役がレオン(黎明)に替わると少し輪郭がぼやけた感じに。

この映画での黎明は、あまり評判がよくなかったようですが、
中年になった梅蘭芳本人の写真を見ると、風貌はどこか黎明に似ているようです。

それから日本人将校役で安藤政信も出ています。

この時代の中国作品には必ず?わるーい日本人がいっぱい出てくるので、
困ってしまうのですが、幸い彼の役は京劇に理解のある(教養ある!)
日本人でした、すこし、ほっ。

当時、梅蘭芳は日本軍に何度おどされても、最後まで公演依頼を拒絶したそうです。

日本では、2009年3月7日(土)から公開されるそうです。
おすすめです。

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これから旧正月(今年は1月26日)にかけて、台湾には日本映画がたくさんやってきます。「マジックアワー」『魔幻時刻』、「有頂天ホテル」『有頂天大飯店』、「デトロイト・メタルシティ」『重金搖滾雙面人』(わ 中国語にするとすごい!)、「怪人20面相」『K20:怪人二十面相』などなど。

クリスマスの日に「「容疑者Xの献身」((『嫌疑犯X的獻身』)を見てきました。

ドラマのほうは、なぜかまだ放映されていませんが、
わたしのまわりの「日本のドラマ好き」台湾人は、
すでにインターネットで見てしまった人がほとんど。

うちのお隣さんも、福山雅治「物理学者ガリレオ」ファン。

クリスマスの夜の映画館はにぎやかで、台湾の映画館って、
夜のほうが盛況だったんですねー。

台湾の人って、まじめな映画を見ていても
ちゃんと反応?があるんですよね、
驚いたり笑ったり、ときどき声を出してくれます。

「ぉわ」とか「えぃ?」とか。

こんなにたくさんの人といっしょに?映画見るのも久しぶり。

堤真一(石神)と松雪泰子が上手かったので、
大きくそちらに感情移入して見てしまいました。

以下は「ネタばれ」ですが。

「ガリレオ」は、どうして警察と親娘に「真相」をいったのか?
よくわからないんですよね。

昔の友だちの犯した、隣人の母娘への「献身」ゆえの犯罪。
「事件自体に興味はなかった」はずでは?


ほら、オダギリジョーの「時効警察」って、ありましたよね、コメディだけど。
すでに時効の事件を再捜査して、真犯人に、
これはただの趣味ですからと、「(真相は)誰にも言いません」カードに判を押し、
ではお元気で、とさっさと去るっていう深夜ドラマ。

真相を告げることが必ずしもいいとは限らない。

石神の望んだものは、親娘二人の「笑顔」でしたが、
もう、二人が心から笑うことはないでしょう。

これから親娘二人が背負っていく真相の重さを考えると
辛いものがあります。

ガリレオに真相を知らされたことで
石神の「献身」はただの犯罪になってしまった。

関係ない人を「歯車」にしたことで
石神は罪を償わなければならないとは思いますが。

内海刑事が「先生、先生」とテレビドラマ的だとか
小説にはないとってつけたような雪山シーンとか
少しひっかかったところはありましたが。

でも、台湾で見る久しぶりの日本映画、小説とはちょっとちがう印象で
おもしろかったです。

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アメリカでは11月下旬に公開され、原作も映画もすごくヒットしているそうで、台湾の新聞にも大きく紹介されました。
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』は18世紀末を舞台にした美しいヴァンパイアたちのお話でしたが、
こちら『トワイライト』(原題「twilight」、中国語では「暮光之城:無懼的愛」
愛は恐れない?)の舞台は現代アメリカのハイスクール。

曇り空の続く、ワシントン州の小さな町。

そこに転向してきた女の子と音楽を愛するストイックな
ベジタリアン?吸血鬼のラブストーリーですが

なぜかわたしは見ているあいだ中、ずっと香港のカンフー映画を思い出していました。
(単にわたしがカンフー映画、好きだから?)

何しろみんな超人的(もちろん、吸血鬼だから人間じゃないんだけど)に身が軽い。

食事も睡眠もとらないで永遠を生き続け、
女の子を背負って息も上がらず山頂まで一気に駆け登ったり、
垂直に針葉樹林を登ったり…

日の光を避け、雷空のもとで超人的「カンフー野球」を楽しんだり。

その吸血鬼たちの姿が、
竹林の中を飛ぶように走り、竹のしなりを利用して空中戦を繰り広げる、
カンフー映画のヒーロー・ヒロインたちと重なって。

ライバルの吸血鬼たちと鉢合わせして、がっと身構えるシーンとか。

まるで党派のちがう武林高手たちが、少林寺の頂点をめぐって戦っているような。

時間も空間もかるーく飛びこえ、どこにいても、何があっても守ってくれる、
こんな人間離れした恋人がいたら、すてきかも。

恋人は人間離れしているのに限る?

主役のロバート・パティンソンって、三白眼だし、ドラキュラ化粧のせいで色も白すぎるし、どうみても17歳には見えないんだけど、もうずいぶん長く17歳をやっている吸血鬼役なので、それでいいのかな?

観客の年齢層はけっこう高いとか。

日本公開は来年4月の予定、続編もあるそうなので、
ライバル・ドラキュラたちと二人がこれからどうなるのか楽しみです。

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