「Yahoo!映画」が育んだタイヨウ1号ブログ

映画ブログではじめましたが最近は暗中模索な歴史・旅コラムばっかりで。。

なるほど歴史館

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関東大震災

もうひとつの原因はデマですね。
デマゴーク。

いや朝鮮人は井戸に毒を入れたとか、
火をつけたとか
混乱させるためにいろいろやってるといういう。。。
震災で9万9千人も死んで人身不安著しいこの状況では、
デマは凶器に等しく尾ひれがついてとんでもないことになっていた。

出所はメディアの王たる新聞ですよ。

テレビもラジオもない時代、唯一のマスメディアである新聞に「外国人には気をつけろ」
と載ったら、各地のおじさん、お兄さんはもう「臨戦態勢」とらざるを得ないですよ。

さらに、彼らにネタを流したのが、本来災害時の誹謗・デマを取り締まるべき警察ですから、
ひどい話です。
ちなみに震災当時、このあたりのキーマンといえば警視庁官房主事・正力松太郎。

上部組織である内務省からなんらかの治安上の指示があったのは明白ですが、このあたりの
メディア操作というか大衆操作は実に絶妙で、かつ非道ですね。
後年、彼が読売新聞社主を務め、戦後民放テレビを起こし「テレビ放送の父」と呼ばれることに
なるのは偶然ではないでしょう。

ただし、問題は彼個人ではなく、むしろこのマス・ヒステリアの風にのり、煽った
新聞という顔の見えない組織でしょうかね。。

戦後、こういったいわば日本人の恥部はほとんどメディアで語られることはありません。
ほとんどの新聞の社史でもそこの部分は微妙に割愛されている。
これは反省してないということじゃなくて、割と現代においても利害が絡む問題なのでしょう。
太平洋戦争と一緒で、一部の軍人や体制のせいにして忘れてしまいたいんだな。つまり。

でも“他人”から見たら反省してないというふうにとれる。
自分たちで語らないから、“他人”が語るのでしょう。いつまでも。
(続く)

関東大震災

現代の日本人にとっては90年前は大昔と変わらない。

それは懐かしいとかではなく、すでに歴史の教科書の世界のことです。
だから昔のことを掘り返されて、戦争責任だ賠償などと言われても、
ちっともピンと来ない。
この21世紀の自分たちに責任があるなんて思ってもみないわけです。

でも、踏み倒していいかっていうと、そうでもない。
現代に影響を及ぼしてるし、知らないっていうのはさらにまずい。


1923年9月。
群馬県藤岡町で警察に保護を願い出た朝鮮人14名を、巡査から
鍵を奪った自警団が猟銃、竹槍、日本刀で全員惨殺。

千葉県船橋市では護送中の朝鮮人鉄道労働者38名を自警団150名が虐殺。

埼玉県本庄町では自警団は86人の朝鮮人を、警察署内で皆殺し。

つまり、
関東大震災のときの話ですが、震災のどさくさに紛れて一部で在日朝鮮人
及び中国人が殺されていたっていう話は歴史の時間にも教わった人もいると
思いますが、ここまでとは、ちょっと同じ日本人として滅入りますよね。


だって、
「自警団」て別に固有の行動団体ではなく、土地土地の普通の住民たちですよ。
そのへんの常識的なおじさんとかお兄さんがこういうことをしていたってことが
重要なんですね。恥ずべき事ながら、日本人はその時どうしたのか?と思います。
この「時代の気分」は一方で作られたものだったと思います。

ひとつの原因は明らかに軍部で、
大震災後の戒厳令下(つまり首都圏は軍部の管理下におかれた)で、
次々に共産主義者や無政府主義者を拘束し、殺していきました。
どういう理屈かというと震災の混乱に乗じてこういった不逞の輩が騒乱を
起こすのを未然に防ぐという、治安維持の名目を最大活用したわけです。
中国人の指導者的立場とみられた留学生・王希天も震災後、行方不明といわれて
いましたが、調べてみたら陸軍に殺されていた。

まあ国がそうですから、「自警団」の一般人がよりによって警察の中で虐殺
などという考えられないことができてしまうのでしょうね。

(続く)

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★トヨタ2000GT 誉れ高き日本のスーパーカー、唯一のボンドカー。
 長いボンネットに収まる直列6気筒エンジンはヤマハ製。


浜松という立地はヤマハにとって大きな意味を持つでしょうね。

戦後雨後の竹の子の如くあの辺りに小さなバイクメーカーが次々と興り
(ほとんどつぶれますが)、
その流れでヤマハもバイクに手を出すわけですが、近所には日本のエンツォ・
フェラーリ、本田宗一郎もいた。
一方、ちょっと西に行くと天下の商売上手、トヨタもある。
時代の流れで紆余曲折しますが、ヤマハはこの2つの強烈な個性に挟まれつつ、
独自の柔軟さで存在価値を保ち続けています。

トヨタとは市場が微妙にわかれてまして、というか自動車一徹のトヨタに対して
何でも屋のヤマハですから、当たり前なんですが、友好的な協力関係を築いてます。

知る人ぞ知る事実としては、トヨタの高性能エンジンはその昔のトヨタ2000GTから、
ごく最近のスープラまでヤマハ製ですからね。そのへんはあんまり言わない奥ゆかしい
ところがヤマハらしいと思うのですが、しかしなんでまた何でも屋のくせにそんなに
技術力が高いかというと、2輪があったからに他ならない。

で、その2輪。
東となりのホンダとは常に事を構えてまして、何十年も本気でやり合ってる。
この2社は比較すると実におもしろく、
「高回転エンジンのホンダ」であれば「ハンドリングのヤマハ」といい、
「4ストのホンダ」とくれば「2ストのヤマハ」であり、
走る実験室・ワークス主義のホンダに対しては、技術解放・市販レーサーのヤマハという感じ。

つまり右といえば左みたいな関係性があるのです。

基本はね、常にホンダがリードしてるんです。
でも、毎度毎度、あまのじゃく的に微妙に違うアプローチをしてるのが実を結んで、
たまにヤマハはホンダに一泡吹かせてます。

SRとかTWみたいな、お店やお客、いわゆるセカンドマーケットが盛り上がるような
バイク作りを、何でヤマハはできて、ホンダは苦手としてるか、という事実は何がしか
語ってると思いますね。

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世にも不思議な企業がヤマハでして。。。

バイクからピアノ、バドミントンのラケットから巨大クルーザーまで。
なんでも作ってる。
ドメインなし。
器用貧乏というには余りに大企業、貧乏なわけはない。

あれは山葉 寅楠(やまは とらくす)って人が創業者、
紀州和歌山の出だそうです。
何という名前でしょうか。

紀州というのはその昔、漁師で有名な地帯で、現在使われてる
ほとんどの漁法と釣具はあそこが発祥の地だそうで、
なんとなく創意工夫のメッカな匂いがします。

ヤマハは、三本音叉のマークに見られるように楽器が最初で、
きっかけは浜松の尋常小学校で壊れたオルガンの修理に成功したので、
そのままオルガンを作り出したという、なんとも“ちょうどよい”始まりなわけです。

その後、楽器をいろいろ作るんですが、ピアノ製造に代表される木工技術が
あるってことで、戦闘機の需要拡大に合わせてプロペラなんかを作り始めます。
あの微妙な曲線はそこらの大工には出せません。

さらにプロペラが鉄製になると、それまでのノウハウを生かして鉄製プロペラ、
つまり軍需産業にはまります。
その鉄加工技術が結局は戦後、オートバイの生産につながり、内燃機関を用いる
あらゆる産業、はては半導体まで増幅するわけですが、どうですか
この、「いきあたりばったり感」、「わらしべ長者感」。
さらにそれを難なく乗り越える小器用さ。紀州の血としか思えません。

紀州といえば、吉宗で有名な紀州徳川家。
さらに会社の本拠地の遠州・浜松は家康の元領地。あの三本音叉のマークは
徳川家の家紋「三つ葉葵」と無関係ではないように思えます。
三つ葉葵も水戸、尾張、徳川宗家と家家によって微妙な差があることで
知られていますが、三本音叉も楽器のヤマハとバイクのヤマハでは微妙に違っていて
YAMAHAのMの真ん中の部分の長さが違うようです。

(続く)
前述したアレキサンドリアの男じゃないけども、人は昔よく太陽とか星とか見てたわけです。
農業や海を航行するのに必要不可欠だったことももちろんそうですが、
なんとなく憧れに近い気持ちを持ってたんじゃないですかね。

日本の国旗は太陽、

アメリカの国旗は星、

トルコの国旗は月と星、

ブラジルの国旗は天球であり、

モンゴルの国旗は宇宙のアイコンが入る。

仰ぐべき天に対する思いはどの民族でも一緒で、すごく上にあるってことは
やっぱり、それだけでえらいんだと思います。


そんな気持ちで、夜空を毎晩毎晩見つめるとですね、季節によって様相を変えながら、
星たちは一定方向に流れることがわかる。
ただ、おかしな動きをする星もあることに気がつくわけです。
放浪者のようにいったりきたりする星が何個かある。

「こりゃいったい何だ。」

現代人であれば、太陽系モデルから星の動きをイメージするとわかると思いますが、
その彷徨える星たちは、今日、惑星と呼ばれる金星とか火星でした。

ただ、古代の人たちはそんなふうに思わなかった。
崇高な天空で行われている怪しげな動きに何か意味があるんじゃないかと恐れおののいた。
そして何をしたかというと、そういう星の動きと、その日起こったことを日記的に書き連ねた。
せっせとね。

そして、10年、20年とデータを集めるうちに、どうもやはり星の位置と我々の普段の生活は
因果関係があるんじゃないかと思い始めた。

占い・占星術の最初はつまりこういうことです。

ギリシャ人のプトレマイオスという天文学者が熱心だったようですが、
記録文化の発達した中国でも似たような学問が起こってます。

つまり科学も占いも根元は一緒で、知識も名声もある天文学者の仕事でした。

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★クラウディウス・プトレマエウス
 古代ローマ時代の天文学者、数学者、地理学者、占星術師

そんな、プトレマイオス。
占いにはしる分には人畜無害なわけですが、
今日科学といわれる分野で彼が天動説を唱え、教会が指示したおかげで後年、
コペルニクスもガリレオも大変なことになってしまいます。

名声のあるひとだけに、間違えちゃうと、かなり大迷惑なんですよね。

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★プトレマイオスの天球図
 地球が宇宙の中心とする天動説の図。。。やっちゃった。

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