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【 Q−sai合宿 2日目 <その1>からの続き 】 バンドリハーサル。 他の3バンドのリハ終了後、小ホールに入ったボクら。 一旦ホールの外に出たきりばやしさんを待つ間、軽く演奏してみると、これが(「ボクなりに」ではあるものの)スラスラと出来ます。あ、結構イケるかも、とか思いつつ。 で、きりばやしさんが戻ってきて、きりばやしさんがドラムを、宇野さんがベースをやってくれてリハがスタート。 ところが…。 いざ演奏し始めると、さっきまでスラスラ弾けてたのがウソのように弾けない。コードを忘れ、曲の構成まで忘れ、そっちに頭が行って歌も歌えない。もはや頭が真っ白になり、何度繰り返しても同じ状態。 な、なんでだろ!? 焦れば焦るほど出来なくなり、けっきょくこのままではラチがあかないため、1号さんとともにそれぞれ課題を出され、リハは早くも終了。 これですね、もはや表現しがたいほどにショックというか…。 リハ終了直後は、「こんなはずじゃ」と現実を受け入れがたく、「お世話になってるきりばやしさんに良いトコ見せようと必要以上にリキんだから」とか思いましたが、そうじゃないんですね。 そもそも自分ひとりでジャガジャガしてて、「あ、出来る」とか思ってたのなんて、実際はゼンゼン出来ていなかったんですよ。 まったくダメ。全然ダメ。ヘンに「出来る」とか思ってた分、落差が大きいというか、いや、てか、もはやゴチャゴチャ言う余地も無いほど本当にヒドすぎて、イヤになりつつ、極めて激しく落ち込むしかなく…。 もはや悔しすぎて、めまいがしてクラクラするような状態に。 そして1号さんとともに、ひたすら出された課題を反復、反復、反復…。 昼食(何を食ったか思い出せず)。 例によって皆さんは談笑しながら楽しく食べてるものの、ボクと1号さんはショックを引きずったまま一言も発せられず。 とにかく笑うことはおろか、言葉すら発せられない状態。 そんなタイヨウ兄弟の様子を見た、“ベースを低く構えて弾きたい”近藤さんのお友達、柳さん(女性)が、「タイヨウ兄弟さっきから何も喋んないけど仲間割れでもしたの?」。 それにすら満足にリアクションする事が出来ず、それを機に、「タイヨウ兄弟が何かおかしい」と皆さんに認識されてしまう。 不仲なのではなく、1号さんとも何も喋りたくないほど、ショック状態に陥っており。 バンドリハーサル2巡目。 ボクらのリハの順番が回ってくる間、ひたすら、ひたすら、ひたすら、練習。 でもとにかくさっきのリハで自信が1ミリも無くなり、押えれたコードも出来なくなってくる。やがて、いつ何を押えればいいのかも分からなくなり、もはやそれが正解であっても絶対に間違ってるとすら思うように。 あげく果てには、合宿の1番最初に覚えたはずの、イントロすら満足に弾けなくなる始末。 で、さらにどんどん落ち込む。 もはや完全に悪いスパイラルにハマり、どんどん下降するばかり。 このままだと本当にヤバイすぎる、と心底。 そこで1号さんを大広間へ誘ってふすまを閉めきって、「『Good-bye days』をもう一回聞きましょう。何でこの曲が演りたいのか初心に帰って確認しましょう」。初心も何も、まだ始めたばっかりですが。 この時の「Good-bye days」たるや、普段でもそうなのに、その数倍、数十倍、心に沁みたというか…。 自分でやると決めたのに出来ない、出来ないぐらいで落ち込んでる、落ち込んでるのを悪循環させて下降スパイラルにハメている…。YUIの歌声を聞きながら、ただふひたすら自分の心の弱さを恥じるしかなく。 何だかYUIと、『タイヨウのうた』に対して、申し訳なくなってきたというか、ただひたすら「スイマセン…」と心の中で繰り返すばかり。 こうして書いてると、我ながら「読んでる人に大げさに思われるだろうな」と思うものの、この時ホントにそう思ってたので、そのまま正直に書いている次第でございます。 「Good-bye days」を2回繰り返して聞いた後、1号さんと別々に練習を始め、それぞれの課題に取り組む。それをやっているうちに、「とにかく自信を持ってやろう。出来ないトコは受け入れて、出来るまで練習すればいいんだし」と、自分に言い聞かす。 で、「よっしゃ、やる!」と思った瞬間、きりばやしさんに呼ばれ、ボクらの2巡目のリハがスタート。 自分に「絶対できる」と言い聞かす。 が、イントロの最初の音を出した瞬間、音は合ってるのに、ナゼか「あ、ダメだ」と心が萎えていくのを自覚。そのまま次の次に押えるべきコードが頭から飛び、結果、このリハもボロボロに。 1巡目のリハ直後を上回るショック状態のまま、タバコを吸っててハッキリと気付きました。 あ、心が折れている、と。 |

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