映画『タイヨウのうた』公式ブログ 「タイヨウ兄弟がいく!」

「歌う宣伝」を目指す2人の宣伝マンがのた打ち回る完全リアル・ドキュメント・ブログ!!

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1号手記〜無理っ

1号です。
いや、2号はまだいいですよ。私なんか遅れてきてさらにヘタクソなわけですから。。。

修行篇とはよくいったもんで、映画の宣伝ブログでここまでやる(やられる)のも珍しい。実際、河口湖に行ってからは宣伝のことなんかほとんど考えてませんでした。
それほど叱咤激励、駄目だし、教育的指導のオンパレード。
これほど左手の指くんに負荷をかけたことはない。
(ひーん、だってボクは30数年間、右利きなんだもんだもん。親父が星一徹ならば。。)
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【1号の左手】
神経が通ってないのは明らか。コード押さえてても、何を押さえてるのかよくわからん。さらにこの微妙に親指側にヨレて曲がるクセのある薬指が問題。何度きりばやしセンセに「薬指がちがーう!」と指摘を受けたことか。。。

おかげで、BmやF#7など人差し指で全弦を押さえるいわゆるセーハってやつは全てNG。
YUIちゃん、なんでこんなコード入れんねん、、)
そして申し訳ないけど他の押さえ方にチェンジ。
(っていうか、このへんがきりばやしセンセの凄いところ。代替コードがすぐ出てくる。まさに音の達人、マスター・オブ・ミュージックですな)。

とにかく仕事でもしないくらいの集中に集中を重ね、左手のニューロン復活に時間を費やす私。
でも気が付けば、残された時間は24時間ないじゃんか。(ー_ー;)
「Good‐bye Days」完成までの距離感を思うと、兄弟2人際限なく途方にくれるわけでして、
「どうするどうなるタイヨウ兄弟」カウントダウン!鬼気迫る2日目の夕方に突入です。

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■4/15(土) 合宿2日目 <その2>



□10:00

バンドリハーサル。

この時間になるときりばやしさんがいる小ホールに1バンドごと呼ばれて合奏し、バンド全体のアンサンブルについて、いろいろ見てくれる段階に突入。

他の3バンドのリハ終了後、小ホールに入ったボクら。

一旦ホールの外に出たきりばやしさんを待つ間、軽く演奏してみると、これが(「ボクなりに」ではあるものの)スラスラと出来ます。あ、結構イケるかも、とか思いつつ。

で、きりばやしさんが戻ってきて、きりばやしさんがドラムを、宇野さんがベースをやってくれてリハがスタート。

ところが…。

いざ演奏し始めると、さっきまでスラスラ弾けてたのがウソのように弾けない。コードを忘れ、曲の構成まで忘れ、そっちに頭が行って歌も歌えない。もはや頭が真っ白になり、何度繰り返しても同じ状態。

な、なんでだろ!?

焦れば焦るほど出来なくなり、けっきょくこのままではラチがあかないため、1号さんとともにそれぞれ課題を出され、リハは早くも終了。

これですね、もはや表現しがたいほどにショックというか…。

リハ終了直後は、「こんなはずじゃ」と現実を受け入れがたく、「お世話になってるきりばやしさんに良いトコ見せようと必要以上にリキんだから」とか思いましたが、そうじゃないんですね。

そもそも自分ひとりでジャガジャガしてて、「あ、出来る」とか思ってたのなんて、実際はゼンゼン出来ていなかったんですよ。

まったくダメ。全然ダメ。ヘンに「出来る」とか思ってた分、落差が大きいというか、いや、てか、もはやゴチャゴチャ言う余地も無いほど本当にヒドすぎて、イヤになりつつ、極めて激しく落ち込むしかなく…。

もはや悔しすぎて、めまいがしてクラクラするような状態に。

そして1号さんとともに、ひたすら出された課題を反復、反復、反復…。

□12:00

昼食(何を食ったか思い出せず)。

例によって皆さんは談笑しながら楽しく食べてるものの、ボクと1号さんはショックを引きずったまま一言も発せられず。

とにかく笑うことはおろか、言葉すら発せられない状態。

そんなタイヨウ兄弟の様子を見た、“ベースを低く構えて弾きたい”近藤さんのお友達、柳さん(女性)が、「タイヨウ兄弟さっきから何も喋んないけど仲間割れでもしたの?」。

それにすら満足にリアクションする事が出来ず、それを機に、「タイヨウ兄弟が何かおかしい」と皆さんに認識されてしまう。

不仲なのではなく、1号さんとも何も喋りたくないほど、ショック状態に陥っており。

□13:00

バンドリハーサル2巡目。

ボクらのリハの順番が回ってくる間、ひたすら、ひたすら、ひたすら、練習。

でもとにかくさっきのリハで自信が1ミリも無くなり、押えれたコードも出来なくなってくる。やがて、いつ何を押えればいいのかも分からなくなり、もはやそれが正解であっても絶対に間違ってるとすら思うように。

あげく果てには、合宿の1番最初に覚えたはずの、イントロすら満足に弾けなくなる始末。

で、さらにどんどん落ち込む。

もはや完全に悪いスパイラルにハマり、どんどん下降するばかり。

このままだと本当にヤバイすぎる、と心底。

そこで1号さんを大広間へ誘ってふすまを閉めきって、「『Good-bye days』をもう一回聞きましょう。何でこの曲が演りたいのか初心に帰って確認しましょう」。初心も何も、まだ始めたばっかりですが。

この時の「Good-bye days」たるや、普段でもそうなのに、その数倍、数十倍、心に沁みたというか…。

自分でやると決めたのに出来ない、出来ないぐらいで落ち込んでる、落ち込んでるのを悪循環させて下降スパイラルにハメている…。YUIの歌声を聞きながら、ただふひたすら自分の心の弱さを恥じるしかなく。

何だかYUIと、『タイヨウのうた』に対して、申し訳なくなってきたというか、ただひたすら「スイマセン…」と心の中で繰り返すばかり。

こうして書いてると、我ながら「読んでる人に大げさに思われるだろうな」と思うものの、この時ホントにそう思ってたので、そのまま正直に書いている次第でございます。

「Good-bye days」を2回繰り返して聞いた後、1号さんと別々に練習を始め、それぞれの課題に取り組む。それをやっているうちに、「とにかく自信を持ってやろう。出来ないトコは受け入れて、出来るまで練習すればいいんだし」と、自分に言い聞かす。

で、「よっしゃ、やる!」と思った瞬間、きりばやしさんに呼ばれ、ボクらの2巡目のリハがスタート。

自分に「絶対できる」と言い聞かす。

が、イントロの最初の音を出した瞬間、音は合ってるのに、ナゼか「あ、ダメだ」と心が萎えていくのを自覚。そのまま次の次に押えるべきコードが頭から飛び、結果、このリハもボロボロに。

1巡目のリハ直後を上回るショック状態のまま、タバコを吸っててハッキリと気付きました。

あ、心が折れている、と。

■4/15(土) 合宿2日目 <その3>へ続く


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