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【前編からの続き】 タイヨウ2号です。 「あっ、そういえば(映画の)撮影中でつらいとき、こんなの弾いてました」。 そう言ってYUIちゃんが聞かせてくれたのは、おそらくマイナー・コード(例えばクラシック音楽でも長調と短調があるように、コードにも明るい響きのメジャー・コードと、暗い響きのマイナー・コードがあります)だと思うのですが、2つのコードを行き来しながら、アルペジオ(こういう奏法)でポロポロと。 その独特の響きを聞いた途端、YUIちゃんが『タイヨウのうた』の撮影中に感じていたのであろう、様々な感情のイメージが、ブワーッとボクの頭の中に広がってきました。 不安と恍惚、重圧と高揚、苦しさと楽しさ、焦りと手応え…、もちろんそれらはYUIちゃんが感じていたモノの一端でしかないのでしょうが、きっとそんなようなのがゴチャ混ぜになりながらも、日々試行錯誤しながら頑張っていたのだろうと。 例えばYUIちゃんが撮影中に書いていた日記(公式HPの「YUI 's Diary」)の10/21の内容に、こんなのがあります。 ―――――――――――――――――― どうゆうあり方で現場にいればいいのか分からなくなる事がある。 いろんな人の意見をつめ込みすぎてパンクしてしまった。 でも、いつもギリギリの所で留まってしまう。 本当は大切な事は分かっているはずなのに、ちゃんと出せない。 いろんな邪魔が入ってくるのかもしれない、と色々気にしすぎるのかもしれない。 でも事実は、「今しかない」っていう事だけなのだ。 ちゃんとしたいし、ちゃんとするように心がけてるのに。分からなくなる。 自分を否定したくない。認めたい。 ―――――――――――――――――― 「すごく良い響きだと思いませんか? これで癒されたりしてたんですよね」。 そう言って微笑むYUIちゃんを見てボクは思いました。 ホント、この映画頑張ろうと。 YUIちゃんが今回どれだけのモノに挑み、そして成し遂げたのかを考えれば、そんなのやるしかありませんよ! YUIちゃんのためにやりますよ、ウガーッ!! とはいえボクがここから頑張れる事と言ったら、それこそタイヨウ兄弟ぐらいしかありません。なのでタイヨウ兄弟を頑張ります。ハッスルします。 で、最後は記念写真をパチリ(良く考えるとこのギターと一緒に撮る意味って無いんですが)。 そしてYUIちゃんは次の現場へ移動すべく、空港へと向かったワケでございます。 よっしゃ! じゃあ、タイヨウ兄弟をもっと頑張るために何やるか。 あ、そういえばここは本作の制作プロダクションであるロボットさん。となると“あの人”が所属している会社なワケです。そうだ、こうなったら“あの人”に相談しに行こう。 そうです! “あの人”とは、若干25歳にして『タイヨウのうた』で劇場長編映画の監督デビューを果たした小泉徳宏監督、その人。 アポなし、面識なし、下準備なし、とはいえ「善は急げ」とか聞いた事ありますし、ひとまずホントに小泉監督のデスクを直撃してみると…、あ、いらっしゃった。 と、いう事で、「か、監督ーッ!!」 【続く】 |

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