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人のことを学名ではホモ・サピエンス(homo sapiens)という。
これは、「知恵のある人」という意味であるそうな。
どうもこの知恵というのも浅はかな知恵に思えてならない。
たとえば・・・
あらゆる病を取り除き、無病、不老、不死を目指しているように見えるが、本当に不死を得てしまったら人は死を自らの意志で選択しなければならなくなるだろう。実際、徐々にそうなりつつある。
南国の未開人のところに先進国の偉い人(知識人)が訪れた際の会話:
知識人:「君たちは、知恵もなく、経済的にも貧しく、哀れでならない。
我々が教育を授け、職を与え、経済的に自立できるように
してやろう。」
未開人:「ふーむ。そんなことをして何になるんだ。」
知識人:「一生懸命働けば、お金を貯めて・・・
最終的には遊んで暮らせる。」
未開人:「そんなこと、今やってるけど。」
知識人:「 ・・・ 」
人類は有史以来、指数関数的に発展して来た。このまま発展を永遠に継続することは不可能である。いづれ、何らかのカタストロフィーに直面するだろう。その事に当の人類は気付いているのだろうか?
私は、人はホモ・オニオン・ピーラー(homo onion peeler)ではないかと感じている。 「タマネギの皮をむく人」である。
まさかめったにタマネギの皮をむく人はいないだろう。 なぜなら結果は分かっているからだ。
結果・・・・・・どんな結果か、どこまで皮をむいたって何も無い。全部が皮なのだから。皮をむく行為自体が無意味である。そんなこと誰でも知っている。・・・知っている?本当に知っているのか?
タマネギ・・・どうする?そう、そのまま丸ごと食べればいいのだ。
神は(もしいるならだが)人の前にそっとタマネギを置き、
「さぁ、どうする?・・・人よ! どうする?」となぞかけをしているように思えてならない。浅はかな知恵の・人は、ただひたすら皮をむき続けている。一体何時になったら、皮をむくのを止めるのだろう。
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