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(4)大家族村?

①家族の崩壊&孤独化
日本は超高齢社会で独居老人家庭も年々増えているようである。一方で、離婚率の上昇とともに母子家庭や父子家庭も多くなっている。そもそも生涯独身を通してしまう人が増えている。
日本全体で家族が崩壊し、孤立化(孤独化)がどんどん加速している。都会でも地方でも地域社会の絆が壊れて来ている。
にもかかわらず、介護は自宅で家族が行うことが基本(前提)となった介護保険制度を運用している。
出生率を上げたいといっていながら子育ては、個人に任されているし、子供が減っているといわれて久しいのに託児所や保育園は不足している。
 
②「ひとり気儘」という名の不自由
一人でいればすべて自由なような気がするが、選択の余地がない状態で気儘にできるといってもそれは自由ではない。無人島に一人で住んでいるようなものだ。自由というのは、複数の人間の異なる欲求のぶつかり合いの中で自らの希望が満たされてこそ、自由というのだと思う。さらに言えば、多くの不自由の中で得られる限られた自由こそが本当の自由だろう。
 
③スパルタ教育、客家の土楼(はっかのどろう)
もともと日本は個人の自由を制限しながら村や隣組が共同しながら生きてきた。余計なおせっかいを受ける一方でお互いに助け合ってきた。家族が崩壊している以上、国家や地域社会がこれを補ってゆくしかないのではないだろうか。
 古代のスパルタでは、子供は一定の年齢に達すると家族から引き離され、国家が管理する教育施設で成人まで育てられたという。
 中国の客家では、土楼と呼ばれる城壁を兼ねた集合住宅に親族が共同生活をしているという。
 
④グループホーム
 日本では主として認知症患者の介護施設としてグループホームという名の収容所が存在する。こんなものを作るくらいなら安楽死や定寿命制を導入して、老齢世代を健全にリタイヤさせ、次世代の若者に責任感と活力を与えた方がよほど生産的、かつ、経済的だと思う。
 
⑤大家族村
 まだぴったりとした呼び名を見つけられていないが、「大家族村」とでも呼ぶ仕組みを導入してはどうだろうか。「大家族村」は、グループホームと違って、介護される人々の収容施設ではなく、父母子供家族、独居老人、母子家庭、父子家庭、独身者、孤児、etc.の雑多な人々が長屋的な居住区でそれぞれ独立した家族として生活しながらも隣近所の助け合いが、現状の地域社会よりももっと強い形態の疑似家族形態を指す。
 基本的には数十人の大家族のイメージである。当然いろいろな活動は家族会議で協議の上決定する。お年寄りや障害者の面倒も子供の面倒も大家族村のメンバーが分け合って見る。収入や支出についても一定のルールのもとに共同管理する。
 実際の運用はいろいろな問題(各個人の利害のぶつかり合い)があるだろうし、上に述べた良いことばかりではなく、数々のデメリットもあろうが、今より余程マシではないかと思う。

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