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SRV250は、1992年にヤマハ発動機から発売された250ccV型2気筒のオートバイである。
ベースエンジンは、ビラーゴ250であり、最高出力は23馬力から27馬力へ高められている。
このバイクの特徴は、その美しいスタイルにあると思う。
美しい光沢を輝かせるタンク、非常に高級感のあるメッキマフラー、独特の形状であるSOHC V型2気筒エンジンの採用など、スーパースポーツとは一線を画し、アダルト向けの所有感を満たすキャラクターとして存在していた。
このバイクのスタイルに魅了された私は、一時期所有していたことがあり、その思い出と共にこのバイクについて語ってみたいと思う。
まずは、エンジン特性。最高出力27馬力ということなので、最初から最高速や加速力は期待していなかった。
発進してすぐ感じたのは、低速トルクの豊かさ。なんの気兼ねもなくあっさりクラッチミートができ、2500回転も回っていれば楽々巡航が可能。
さらにTOPギヤでの上り坂も楽勝。ギヤチェンジの回数が激減!これって、まるで大排気量車の乗車感覚。
いままで乗った250ccの中でも、豊かな低速トルク感はNo1!
じゃあ、高回転はどうなのか?これは、予想を上回る活発さを見せてくれました。
27馬力のSOHC V型2気筒というスペックのため、高回転域のつらさを予想していたのだが、6500回転からさらに上昇の勢いが増していき、レッドゾーンまで楽々回ってくれる!
ホンダのVTのエンジンのように超高回転仕様ではないので、頭打ちは早いのだが、実用的な速度域では非常に活発なエンジンのため、郊外での巡航や高速道路の100km/h+αでの巡航には全く問題なし。
それでは、ハンドリング特性はどうなのか。
前後18インチの細身のタイヤから想像するとおり、軽快かつ安定したハンドリングを実現。
もちろんライトウェイトからくる切り返しの速さは期待どおり。
典型的なリアアステア特性となっているため、フロントからの強力な旋回特性は持っていないが、18インチタイヤのおかげで、ジャイロ効果による安定性が抜群!
慣れれば癖のない素直なハンドリング特性を楽しめるが、限界は高くないのでご注意。
さて、今度は弱点を少々。
まずは、乗り心地の硬さ。サスペンション設定は決して硬くないのだが、乗り味はなぜか固め。意外と長距離には向かない。
次にブレーキの効きの悪さ。握り込んでもあまり効いてくれず、違和感ありあり。
とまあ、不満な点もあったが、Vツインの心地良い排気音、35km/Lの高燃費、なんといってもそのおおらかなエンジン特性と、魅力的な部分も多数存在していた。
実は、この後XELVISに乗り換えたのであるが、同じVツインでも全く対照的なバイクであり、その違いを大いに味わったものである。
しかし、このバイクを所有していたおかげで、バイクの「味」というものについて理解することができ、その後のバイク選びに多大な影響を与えたのは事実である。
いつか再び乗車してみたいものである。
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