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えーと、まだ数ページしか読んでません。 が、一言言いたい。 勝手に再生紙使ってんな! 裏写りしてるぞ! パラパラと本を開いたとき、最初に感じた違和感は、なんか読みにくそう……&なんか安っぽそう……なんですよ。 先に断っておくんですが、別に僕はハリポタのものすごいファンとかいうことはないです。普通に読書好きとしてこの物語にお付き合いしているだけで、発売日に買ったのもファンだからじゃなくて、他の本も発売日がわかってれば書店覗いて買ったりします。ま、活字中毒ではありますが。 で、話を戻すと、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」は、それまでの5巻と異なり、再生紙を使用しています。 巻末に「著者のJ・K・ローリング女史の願いもあって、地球環境を守るために再生紙を使っています」的なことが書いてあるんですが、読者のことをあまりにも無視してないか? これ全巻そろえてる人の気持ちを考えてみたのか? 急に紙の色味が変わって、裏写りする印刷になっちゃって、なんか嫌な気持ちにならんか? 正直読みにくいぞ? ってな怒りがこみ上げてきて、コレクションの価値が勝手に下げられたような気になって、とても不快に感じました。 それなりに面白い本だし、いつか子どもに読ませてやろうと思って全巻そろえてるんですが、子どもたちはがっかりしないのかしら。 単に文字を追って物語を追わせたいなら、それこそ本じゃなくてもいいわけで、データ配信とかで十分なわけです。それをわざわざ本の形にして届けてるのだから、それは本のプロダクトとしての価値を考えて作るべきだと思うのですよ。 1冊の本だけでなく、シリーズならシリーズ全体をコレクションしたときのプロダクトの価値も当然考えるべきで。変に環境のことを考えるなら、あんなにゆったり文字を組まずに、例えば1ページにあと2行増やすとかすれば、相当量の紙が減るはず。版型だって小さくすりゃ紙の量減るでしょ?(それをしたらしたでものすごいクレームがくると思いますが) 昼間会社で出版出身の同僚数人と話をしたんですが、そもそもこのシリーズは書店買い取り商品なわけで、百万部を軽々突破するのが最初からわかってる(初版部数が超えてるわけだし)んだったら、絶対にもっと価格を抑えられるはずなんですよ。 それをわざわざゆったりした字組みにして分冊化し、価格も4000円とかなり高い(普通本にこんな値段出さん)ものに設定してる。僕は個人的には2900円でもいけるはずだと踏んでるんですが(ってことは版元はそんだけボロ儲けしてるわけだ)、まあシリーズのプロダクトの価値として、売り手市場の価格設定もしょうがないかなー、と思って買ってます。 でも、それで勝手に紙質を下げられたら、マジで怒るぞ。仮に紙変えないであと200円高いバージョンがあったら、僕はそっち買ってます。 ホントに、本がなぜ本足りえているのか、文字データをたどるだけじゃなくて、装丁や字組みはもちろん、手触りとか重さとか匂いとか、そういう「モノ」としての本の価値や意味を、もうちょっと考えて欲しかった。このシリーズをきっかけに本を読む子どもたちが増えたという過去の例も考えるとつくづく残念でならない。 しかし本当に、再生紙使ってこの値段の書籍って絶対ありえねー。みんな気にならないのかなあ?
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読書
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『ウェブ進化論』(梅田望夫)読了。 示唆に富むというよりは、個人的には同意することが多かった一冊。 著者の梅田さんには失礼かもしれないけど、同じようなことを考えている人がいたんだなあ、と感じる箇所がたびたびあった。 自分の中で気持ちを切り替えられるか思案しているのは、この本で言うところの性善説にシフトできるかどうか。言わんとすることは判るけど、世の中すべてにおいて自浄作用が機能してるとは言いがたいところを見るに、あまり楽天的にはなれない。 電車の中でケータイ使ってる人がいても、結局誰も注意しなかったり、電車の中で化粧するのはマナーとしてどうよ? っていうテーマがそれなりに社会で論じられたりしてるけど、結局やった者勝ちみたいなとこあるでしょ? それも含めて社会の総和だ、とする考えもあるのかもしれないけど、情報としての自浄作用としてはそのレベルでの管理でいいのかちと不安に。 ま、メディア側にいた(いる?)人間の意見でバイアスかかってるかもしれないけど。 あとは、人をアジテートすることで得られるカタルシスを独占できなくなってがっかりする部分を折り合いつけられるか、っていう意識変化かな……。(飛躍してるようで、僕の中ではつながってるんです)
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「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」 ジョン・バッテル著:日経BP 昨秋から少々気になっていた本を2日前に購入。 読み始めたらいろんなところに示唆に富む記述があって、読書がなかなか進まないという事態に。 通勤途中で読んでいるのですが、2,30ページ読むとお腹いっぱい。あれこれ思索する材料をたっぷりもらって、会社に着くまでは本を読まずに検索の品質についてとか、ビジネスモデルについてをあれこれ考えることに。 このペースだと、読み終わるのに一週間くらいかかるわ、これ。
しかも付箋はっときたくなる箇所があちこちにある。 ホント久しぶりにいい本買いました。 今年のベストバイです(爆) |
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ひさしぶりに、娘の本棚シリーズ。 先日のグアム旅行の際、機内での時間つぶし用に買った絵本が「シンデレラ&プーさんとはちみつ」。 一冊に二つの話が入っていて、プーさん好きなうえにシンデレラはまだ知らない娘にちょうどいいと思って買ってみた。 で、妻に読んでもらって話を覚えたらしく、自分でも音読しているらしい。 この間僕がPCをしているそばで、音読をしていたので、本当に内容を理解しているのか気になって、質問してみた。 「カボチャは何になったの?」 「馬車!」 「王子様のお父さんは誰?」 「王様!」 はい、そのとおりでございます……。 実はこのやりとりを階下で妻もきいていたらしく、後から「うちの娘は賢いんじゃないか?」という話に(このあたりが親バカだ)。 ただ、あとからいろいろ考えると、国語教育の難しさってこういうところにあるんだなあ、と。 じつは、絵本のなかに、「二人は相手の名前を聞くのも忘れるほど夢中になって踊りました」というフレーズがあったのだ。 で、娘はここを覚えていたらしく、上述の答えをしたらしい。 これは、間違いじゃないけど、期待している回答ではない。 文脈を正しく読み取っていないこともないし、内容も理解している。 さて、仮に自分が教師だとしたら、この回答にどう答えるか? ちなみに僕の答えは 「お、そうだね! んー、うん、確かに相手の名前を聞くのを忘れたね。すごいね、よく分かってるね」 ま、親バカってのはこんなもんです。
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娘の本棚シリーズ。 最近のお気に入りはこの「わにわにのおふろ」。 ワニがお風呂に入るという単純なお話なんですが、絵がいい! 無表情なワニがお風呂場でお湯を貯め、オモチャを浮かべ、シャボン玉を飛ばしたり歌を歌いながらお風呂に入るおはなし。 最後のほうでウットリとしながら体を温めてるあたりがとくに好きだなあ。 これは娘より僕のほうが好きになった絵本です。
お話としては別に目立ったことは起きない、子どもに入浴を教える絵本だけど、なんだか顔がほころんでくる、お勧め本です。 |




