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『批判かき消す小沢節 民主・党大会 『不正ない』『信念通す』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010011702000064.html
側近議員ら三人が逮捕され、去就が注目された民主党の小沢一郎幹事長が、十六日午後の党大会で検察との「対決」を力強く宣言した。野党時代は「政治とカネ」の問題に厳しかった民主党議員も、“実力者”の熱のこもった演説に、批判や辞任を求める声はほとんど聞かれずじまい。鳩山由紀夫首相も「小沢氏を信じる」と“援護射撃”。政権党を挙げて検察批判を展開する異例の事態に発展した。(後略)』
現職国会議員を含む小沢の秘書三名が逮捕され、小沢が幹事長を辞任することで事態を沈静化すると思っていたわけですが、何と幹事長留任、検察との「全面戦争」を宣言し、おべんちゃら使いの民主党議員が賛同、拍手、鳩山までもが、
「どうぞ闘って下さい」
と小沢に述べたことを「自ら記者団に明らかにする」異常事態に至っています。行政の長が自党の幹事長に対し、行政の一部である検察と「どうぞ闘って下さい」と述べる意味を、鳩山は果たして理解しているのでしょうか。
いや、理解していないことは分かっているのです。首相官邸での小沢との会談の「後」に、誰かが、
「検察批判は控えた方がいいですよ」
と助言すれば、鳩山は大いに頷き、この種の暴言は述べなかったことでしょう。間に入るブレーンがいなかったことが、鳩山にとっては大変不幸でした。この発言は日本国内はもちろん、世界中に発信され、「The Democratic Party of Japan」の異常性が浸透していくでしょう。
現在の民主党では、小沢の首を取れるのは、鳩山ただ一人しかいません。その彼が小沢と心中すると宣言した以上、民主党はまさしく終わりへの道を歩み始めたとしか言いようがないわけです。
正直、今回の石川らの逮捕を受け、「民主党内の圧力」で小沢が議員辞職に追い込まれ、鳩山が任命責任を自らとる形で内閣総辞職をし、誰かクリーンな人物を頭にもってくれば、民主党の支持率はかえって上昇することになったでしょう。民主党は「自浄能力がある」ということで、逆に評価が高まり、参院選も強気で戦える状況が生まれたかも知れません。しかし、今回の小沢の居座りと鳩山の心中宣言により、民主党は、
「我々は自浄能力がある、真っ当な政権、政党なのです」
と宣言する道を、完璧に閉ざしてしまったわけです。
鳩山も相当ですが、それ以外の民主党議員から小沢に対する批判の声がほとんど聞こえない(前原氏、渡部氏くらい?)のは、恐ろしいことです。現在の民主党政権の体制が露骨に表れています。
後編に続く
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/32391984.html
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