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作家 三橋貴明のホームページ「新世紀のビッグブラザーへ」のブログです。

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張り切る輿石幹事長代行 小沢氏擁護に東奔西走 激励メールも披露 
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100119/stt1001192308022-n1.htm
(前略)集まった記者団に、自身のホームページに寄せられた小沢氏激励のメールのコピーを配布してみせた。
 「小沢一郎は日本の宝です」と書かれ、「自民支持者がネット等で名前を変えたり、複数の端末を使い、さも多くの国民が非難しているようにしたりします」と自民党による世論操作を勘ぐる内容もあったが、輿石氏は同じものを18日の政府・民主党首脳会議でも配布した。(後略)』

 何か、次第にオウム真理教みたいになってきましたね、民主党は・・・・。
 そのネットの世論を数字ベースで示した「The Fact」。(データ収集、グラフ作成「ブログランキングまとめ」様。超感謝です m(_ _)m)

2010.1.19付時点 人気ブログランキング上位30位 支持状況
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_26.html#SHIZI

(再掲)有田芳生 「週刊朝日 の山口一臣編集長と 会話。テーマ は検察権力の横暴。真偽不明のリーク情報で操作される世論。政権時代をも破壊しようとの流れに抗しなければ。しかしブログやツイッター世界では多くが検察に批判的。世論の二重構造が生まれている。 」
(ソース) http://twitter.com/aritayoshifu

 有田氏に改めて尋ねます。あなたが仰る「世論」とは、どこの脳内ブログの世論なのでしょうか?
 オフラインでの状況(小沢辞めろ⇒七割超、等)が芳しくなくなってきましたので、今後は「ネットでは検察批判が!」系の論説が増えてくる可能性があります。この手の脳内ソースに基づく主張に対しては、数字をベースにしたFact(事実)で対抗していきたいと思います。

 というわけで、ようやくアイスランド。
 なぜかユーロスタットにはデータが載っていないので、アイスランドの労働管理局から同国失業率のデータ(2008年1月以降の推移)を持ってきました。

アイスランド失業率 2008年1月-2009年11月
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_26.html#Iceland
 
 なぜわたくしがアイスランドやギリシャを繰り返し取り上げるかといえば、別に「m9(^Д^)プギャー 」とかやりたいわけではなく、「国家のモデル」について改めて考えて頂きたいためです。特にアイスランドは、人口が32万人程度の小さな国なので、「国家のあり方」について考えるときは非常に参考になります。
 アイスランドは人口が少なく、かつ国内に資源が多いわけでもありません。かつて(94年のEEA(欧州経済領域)加盟以前)は、漁業が主産業のヨーロッパ最貧国の一つでした。トロール漁法で域内の魚を採りつくしては、イギリスとタラ戦争を起こし、「ワシントンとモスクワを結ぶ線上」という要地に位置することを利用し、イギリスに妥協を迫るという、なかなかに鬱陶しい国だったのです。
 そんなアイスランドがEEA加盟後は「金融立国」として繁栄するのですが、その国家モデルは、
自国の高金利を餌に海外(主に英蘭)から預金を集め、あるいは海外の低金利諸国(日本やスイスなど)からキャリー資金を借り、高金利なアメリカ証券化商品に投資する」
 という、実にシンプルなものでした。サブプライムローンを含むアメリカ製CDO(債務担保証券)などは、金利が非常に高かったので、アイスランドは金利差だけで、まさに「ぼろ儲け」です。金融サービスの発展は国内の雇用を創出し、国民が潤うことでアイスランドは消費中心の発展を遂げたのでした。
 結果、2008年9月(要はリーマンショック)までの失業率が1%強という、ほとんど完全雇用状態になっていたわけです。それが今や8%ということで、栄枯盛衰という言葉がこれほど似合う国は珍しいでしょう。
 国家のモデルとは「どのように成長するか」「どのように輸入するか」であると、「崩壊する世界 繁栄する日本」で書きました。国家のグランドデザインを考える場合は、せめてこのレベルにまで落としこみをしなければなりません。経済成長の目標数値「だけ」を掲げ、
「これが我々の成長戦略です!」
 などと悦に浸っているどこかの政党の人たちは、もう少し真面目に考えて欲しいと思います。

アイスランドの信用リスク、「大幅」拡大も−米S&Pのクレーマー氏
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=afuGz5zcTcYk
 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、アイスランドの信用リスクが「大幅」に拡大する可能性があるとの見通しを示した。国際通貨基金(IMF)主導の緊急支援措置の打ち切りや政権崩壊の可能性が高まっていることが背景にある。 (中略)
 グリムソン大統領は5日、経営破たんしたインターネット銀行アイスセーブの英国とオランダ在住の預金者保護に関する「アイスセーブ法案」に拒否権を発動。これにより、アイスセーブのデフォルト(債務不履行)回避に必要な緊急支援措置が今後も続くかどうかを疑問視する声が強まっている。
 5日には、格付け会社フッチ・レーティングスが、アイスランドの信用格付けをジャンク級に引き下げ。S&Pも大統領拒否権発動により支援措置が滞った場合には、同国の格付け(現行BBB−)を1カ月以内に引き下げる可能性があると表明した。(後略) 』

 すでに複数の民間銀行が対外負債をデフォルトしている以上、信用リスク大幅拡大も何もあったもんではない気がします。ともあれ、フィッチ(大手格付け機関の一つ)が1月5日にアイスランドの格付けをジャンク級に引き下げ、S&Pも引き下げを予告しました。
 問題の「アイスセーブ法案」ですが、詳しくは↓ここをご参照ください。

【欧州の二つの国 前編】
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10430188441.html

 個人的には「民間の経済活動」である外国銀行への預金について、政府が補償したり、預金先の国の「国民」が責任を負うという考え方には、今でも疑問符をつけます。アイスランドのシグフスソン財務相は、国民投票に掛けられることになったアイスセーブ法案について、
国家間で物議をかもす複雑な問題を、国民投票にかけること自体が珍しい
 と述べていますが、そりゃあその通りです。恐らく、世界史上初めてのケースではないでしょうか。
 例えば、以前「韓国に外貨預金しろ〜っ!」などと主張していた経済評論家がいました。本当に韓国の銀行にお金を預け、その後、韓国が経済的混乱に陥り、預金先の銀行が破綻した場合であっても、日本人は別に「韓国国民が補償しろ〜っ!!!」などとは「決して」やらないでしょう(逆のケースの場合は、知りませんが)。
 今回のアイスセーブ銀行破綻の場合、なぜか預金者側の国(英蘭)が、アイスランドへのローンという形で、自国の預金者への補償を肩代わりしてしまいました。この時点で、英蘭両政府が何を考えていたのか、首をひねってしまいます。
 アイスセーブ銀行をめぐる三カ国政府の対応を見ていると、「自己責任」という言葉について、改めて考えさせられてしまうのです。 

「ネットで検察批判が多い!」などと主張する者は、きちんと「数字」を明記せよ、という考えにご同意頂ける方は、
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 ついにAmeba側のPCのUU(ユニークユーザ数)が、30,000の大台まであと数百というところに迫りました。ご支援ありがとうございます!
 わたくしの場合は↑これにAmebaの携帯、及びYahoo!が加わりますので、一日のUU数の合計は40,000前後に達しているのは確実だと思います。以前も書きましたが、一般の政治家さんが有権者を集めて講演をする際に、普通に集めようとすると、せいぜい十名程度だそうです。色々な団体に声を掛け、協力してもらい、頑張って300名集まると凄い数字とのことでございます。
 ところが、インターネットの場合は政治家でも何でもない一個人のブログに、一日に四万名の方にご訪問頂き、論説などを読んで頂けるわけです。しかも(これが重要ですが)、コストはわたくしの人件費(及び電気代)のみでございます。
 
 現在、ご存知の通り新聞やテレビは広告費が激減していますが、広告費全体で見ると、総額はあまり変わっていません。すなわち、単にレガシー系のメディアの広告ビジネスを、インターネットが奪い取っていっているだけなのです。
 同様に小売業界、特にデパートやSCなどは売上が落ち込み、厳しい状況にありますが、ネット販売が物凄い勢いで伸びており、総額を前年と比べた場合、もしかしたらプラスになっているかも知れないとのことでございます。
 要するに、そういう時代ということです。インターネットという新しい「宣伝広告」「販売」「コミュニケーション」のツールが爆発的に普及している以上、各産業(もちろん、政治も!)とも、自らのビジネスモデルを考え直さなければならない時が来たのだと思います。

本日の【Daily故人献金ニュース 小沢編!】

小沢氏、聴取応じる意向 規正法違反事件、資金の出所など焦点
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100119ATDG1805718012010.html 
 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、小沢氏が東京地検特捜部の任意の事情聴取に応じる意向であることが18日、関係者の話で分かった。(後略)』

 先日(注:囲碁)の例があるので、本当に聴取に応じるのか不透明ではありますが、とりあえず国民からの声に押される形で事態が動きました。
 それにしても、前回(西松)もそうでしたが、今回もテレビ業界に巣くう方々の立ち振舞いは、放送法違反以前に、恐ろしく醜いものがありますね・・・。ダブルスタンダードぶりが、凄まじいです。
 これは記録に残しておきたいと思い、本日のエントリーで集中的に取り上げます。

鳥越俊太郎 「ただね、あのね、ボクあの〜支持率が下がってきているってことがありましたよね。これは当然、マスコミの論調に連動しているわけね。マスコミが全部、『小沢疑惑報道』をずっとやってますから、そりゃ当然、支持率下がってくるんですよね。民主党の支持率は、内閣の支持率も下がってくる。」
(ソース) http://www.youtube.com/watch?v=HWjBURY_UAk

 ・・・・・・・・。
 お、お、お、お前が言うな〜っっっ!!!!
 総選挙前に、お前が中心になって「マスコミの論調」を整備して、「政・権・交・代」に向けた「空気」を作り上げていったんだろうがっ!!! 
 と言うか、マスコミの論調で支持率が変わってしまうという事実を認めるのでしょうか、鳥越は。すなわち、自分たちが放送法違反の「世論操作」をしていることを認めるつもりなのでしょうか・・・・。

田原総一朗 「検察は西松事件の失地回復のために捜査をしている」
(ソース) http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100119k0000m040091000c.html

勝谷誠彦 「政治資金の虚偽記載は形式犯。石川議員は、北海道11区の何万人という有権者の負託を受けて出てきている。それを検察が政治的思惑の取引で逮捕して次の国会に出られなくした。」
(ソース) http://www.j-cast.com/tv/2010/01/18058081.html

 ・・・水谷建設が「石川に五千万円渡した」と供述していましたが、アレも形式犯なんでしょうか。

有田芳生 「週刊朝日 の山口一臣編集長と 会話。テーマ は検察権力の横暴。真偽不明のリーク情報で操作される世論。政権時代をも破壊しようとの流れに抗しなければ。しかしブログやツイッター世界では多くが検察に批判的。世論の二重構造が生まれている。
(ソース) http://twitter.com/aritayoshifu
 
 どこの「脳内ブログ」やら「脳内ツイッター」の話なのでしょうか・・・・。少なくとも人気ブログランキングの政治部門ベスト10を見る限り、小沢を批判する声が圧倒的な多数派であることは一目瞭然でしょうに。
 ついでに政治家の言葉も記録しておきましょう。

森裕子(民主党選対委員長代理) 「検察をトップとする官僚機構と国民の代表である民主党政権との全面的な戦争です。一致団結して最後まで戦う」
(ソース) http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100116/stt1001162307033-n1.htm

 民主党に投票したのは、小選挙区で投票者の47.4%に過ぎないんですが・・・・。しかも、自民党との得票率が10%も違わなかったのに、勝手に官僚組織と「全面戦争」するのはやめて欲しいです。

【第44回総選挙・第45回総選挙 得票数・得票率比較 】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_23.html#44_45

 しかし、民主党は小沢の「人民解放軍の野戦司令官」にしても、仙谷の「これは文化大革命だ!」にしても、森の「全面戦争」にしても、どうして「そっち系」の用語を多用するのでしょうね? 要するに「革命」が好きなのでしょうか? 
 続きます。

達増拓也(岩手県知事) 「(小沢は)田中角栄さんや金丸信さんの政治とは決別し、クリーンな政治を貫いている。悪いことをしていなければ、いち早く説明する必要はない。長期化で困るのは検察。」
(ソース) http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100117t31008.htm

福田昭夫(民主党衆院議員) 「大変な暴挙が行われた。真相をはっきりさせ、石川君をどうやったら助けられるか検討したい」
(ソース) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100118-OYT1T01013.htm

鳩山由紀夫(現内閣総理大臣) 「(石川容疑者逮捕を受け)大変な事になった。予想してなかった。困ったなぁ
(ソース) ニュースZERO http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_26.html#Hatoyama

 ↑こんな連中ばかりで「困ったなぁ」は、こっちの台詞でございます。
 しかし鳥越は自分の発言が録画され、Youtubeやニコ動で拡散してしまうという「現実」を、未だに理解していないんですかね・・・。「オーマイニュース日本語版」の編集長をやったくせに、本当の意味で「インターネットの価値」あるいは「インターネットの危険性(既存のビジネスモデルにとって)」は認識していなかったのでしょうか。 

「『困ったなぁ』はこっちの台詞だよ・・・」と渇いた嘲りの笑みが浮かんできてしまった人は、
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The Fact

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 おお、Ameba側の人気ブログランキングのポイントが20万を突破している・・・・。ありがとうございます! もしかして、冗談抜きで総合一位を狙えたりするのでしょうか。(すでに上は人気が落ちにくい、芸能ニュース系ばかりですが。。。。)

山崎建設「5千万円渡した」小沢氏側への裏献金 大成側否定「自ら使った」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100118/crm1001180138003-n1.htm
 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、国発注の胆沢(いさわ)ダム(岩手県奥州市)の下請け工事を受注した重機土木会社「山崎建設」(東京都中央区)の元幹部らが東京地検特捜部の任意の事情聴取に、小沢氏側あての裏金5千万円を元請けの大手ゼネコン「大成建設」(新宿区)関係者に渡したと供述していることが17日、関係者への取材で分かった。大成関係者は「小沢氏側には渡していない」と否定しているが、特捜部は山崎建設元幹部の供述を重視し、慎重に裏付け捜査を進めている。(後略)』

 すでに焦点は政治資金規正法違反から、胆沢ダムを巡る贈収賄に移ってきた感じですが、鹿島以外に大成建設までもが「元締め」役をやっていたのではないかという記事になります。
 また、この山崎建設の金が絡んでいるのではないかと疑われている陸山会の土地取引については、ついに朝日新聞までもが「資金洗浄」という言葉を使い始めました。

小沢氏側、資金洗浄の疑い 出入りした4億円巡り工作か
http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY201001170315.html

 政治部は未だに「アレ」な感じですが、各紙の社会部の方は、最近かなりまともになってきていると思うのですが、いかがでしょうか。要するに社会部の人たちは「体制が嫌い」なのでしょうが、権力におもねるよりは余程マシに思えます。

 本日の主題は「事実(The Fact)」。

殺人事件が戦後最少=刑法犯7年連続減−警察庁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010011500085
 昨年1年間に全国の警察が認知した刑法犯は前年比11万4801件(6.3%)減の170万3222件となり、7年連続で減少したことが14日、警察庁のまとめで分かった。コンビニ強盗は大幅に増えたが、殺人事件(未遂含む)が戦後最少になるなど、ほとんどの罪種は減少した。
 都道府県別でも山形、山梨、愛知、三重を除く43都道府県で減っており、同庁は「警察だけでなく政府全体が犯罪抑止に取り組み、防犯ボランティアも活発になった効果が出た」とみている。』

 こういうまともな記事は紙面に載らないか、あるいは「ちびっちゃく」載せるのが日本の新聞社の伝統なので、わたくしの方でエントリー化致します。わたくしが調べた限り、この「事実」を報道した新聞は、時事、産経だけでした。(テレビは普通に流していたようです。他に見かけた方がいらっしゃいましたら、コメントください。)
 ちなみに、毎日新聞はこの「事実」を元に、思わず紙面を破り捨てたくなるような見出しの記事を書いています。

コンビニ強盗:景気悪化影響か46%増 警察庁まとめ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100115k0000m040135000c.html
 全国の警察本部が昨年1年間に認知したコンビニ強盗は896件(前年比46.6%増)で、統計を取り始めた04年以降最多となったことが警察庁のまとめで分かった。(後略)』

 一応、後略部で殺人事件が減ったことなどはきちんと書いていますが、わざわざ件数が増えたデータを探し出して、それを見出しに掲げることで日本人に「犯罪が増えているぞ〜」と印象付けようとするところに、毎日新聞の真価が発揮されているわけです。と言うか、
「バカじゃねえの、マジで!」

 今回の警察庁の発表を元に、2000年から2009年までの犯罪認知件数、検挙件数、検挙率の推移をグラフ化しました。

日本の犯罪認知件数、検挙件数、検挙率推移 2000年-2009年
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_26.html#Ninchi

 マスメディアの影響で、未だに日本の治安が悪化しているという「非・事実」を信じ込んでいる人が多いです。その種の方々には、どうかこのグラフを見せて「事実」を明確に認識してもらってください。
 その手の方々は、グラフは見ても、
「統計データでは確かに減っているかも知れないけれど、『自分の』体感治安は悪化している!
 などと、印象論に基づいた反論をしがちです。
 しかし、「体感治安」の問題こそ、まさに報道の問題なのです。一部の凶悪な犯罪をテレビが繰り返し、繰り返し、おどろおどろしいBGMをつけて流し続けるわけですから、視聴者の体感治安が悪化して当たり前です。
 
 ちなみに、わたくしは別に「日本の治安は問題ない!」などと極論を言う気は、さらさらありません。と言いますか、1億人を超す人がこの国で暮らしている以上、治安の問題がなくなるなどあり得ないのです。
 とは言え、現実に犯罪件数が下がり、検挙率が上昇しているわけですから、この「事実」を無視して、
「日本の安全神話は崩壊した! 日本人の道徳やマナーを守る気持ちが消え、警察が無能になったためだ!」
 などといわれると、思わず相手が泣き出すまで(正論ベースで)やり込めたくなるわけでございます。 
 日本の犯罪件数が下がっていっているのは、これは間違いなくわたくしたち日本人一人一人のおかげでしょう。また、現実に検挙率が上がっている以上、警察や治安関係者の方々のご苦労が実っていることは確実なのです。
 事実をベースに、警察や日本人を批判するのは別に構いません。しかし、事実を無視して、
俺の体感治安が悪化している! 警察が無能なせいだ!
 などとやるのは、「知らねえよ・・・・」と言いたくなるでしょう。

 ちなみに、事実として2009年上半期の決算において、繰越利益剰余金がわずかに4.8億円にまで減少し、下半期に5億円の赤字を出すと利益剰余金が綺麗に消え去ってしまう毎日新聞社について、中間決算の財務分析をご送付下さった読者様がいらっしゃいます。折角なので、掲載のご許可を頂きました。ご参考まで。(ダウンロードしてノートつきで見た方が面白いです)

毎日新聞社 第33期中間決算 財務分析演習
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_26.html#MainichiZaim

「それにしても毎日新聞は・・・」と改めて思い、嘆息をついてしまった方は、
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The end of the Democratic Party of Japan 序(前編) からの続きです。
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/32391953.html

 そもそも小沢は「不正がない」などと強弁していますが、すでに建設関係者や、石川や池田がペラペラと不正だったことを認める供述をしている状況なのです。

「下請けに入るには小沢氏側の了解必要」 水谷建設関係者に鹿島が指示
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100114/crm1001141410023-n1.htm

小沢マネー:側近逮捕の衝撃/中 「あいさつなしか」 ゼネコンを威圧
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100117ddm041010074000c.html
 西松建設の元幹部は、東北地方の公共工事で現地の幹部が「談合の仕切り役」とされる鹿島東北支店の担当役員にささやかれて身震いした様子を証言した。
 「おたくは胆沢(いさわ)ダムいらないの? 怒ってるよ」。ささやかれた幹部は、どこが怒っているかはすぐ分かった。小沢一郎民主党幹事長の公設第1秘書、大久保隆規容疑者=公判中、16日に政治資金規正法違反容疑で逮捕=を訪問し、平謝りしたという。(後略)』

「裏献金」3日後に5千万円 陸山会口座に石川議員が入金
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011601000527.html
 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が土地購入をめぐり収支報告書を虚偽記載したとされる事件で、政治資金規正法違反容疑で逮捕された元私設秘書の衆院議員石川知裕容疑者(36)が、水谷建設(三重県桑名市)から資金提供を受けたとされる3日後、同額の5千万円を陸山会口座に入金していたことが16日、関係者への取材で分かった。(後略)』

陸山会への2億8千万円「寄付」は偽装 池田元秘書供述
http://www.asahi.com/national/update/0116/TKY201001160190.html
(前略)05年分の収支報告を担当した小沢氏の元秘書、池田光智容疑者(32)は特捜部の調べに対し、この2億8千万円が偽装だったことを認めた模様だ。 (後略)』

 胆沢ダムの発注を巡る「汚職事件」では、鹿島建設が取りまとめ役となり、水谷建設やら西松建設やらの下請けに対し、「小沢への挨拶」を強要していました。西松から大久保に渡された金については、すでに公判が始まっていますが、今回は水谷から石川に渡った金の流れが焦点になっています。

◇2004年10月15日(金)午後 水谷建設が都内のホテルで石川に5000万円を手渡す
◇2004年10月18日(月) 石川が陸山会の口座に5000万円を入金
 ※この時期、石川が他の政治団体に数千万円ずつ入金した金が、陸山会に振り込まれる。(計4億円)
◇2004年10月29日 陸山会が3億4000万円で東京世田谷区の土地を購入
◇同日 ↑この直後、政経研究会や誠山会、それに民主党岩手県第4区総支部などから計1.8億円が陸山会に振り込まれる。
◇同日 ↑この直後、陸山会が銀行に4億円を定期預金
◇同日 ↑この直後、銀行が小沢に4億円融資、それを小沢が陸山会に貸し付ける
◇2005年1月5日 党支部などから寄付2.8億円があり、そのお金で上記の土地購入が行われたと政治資金収支報告書には記載されている(結果、土地の登記が翌々日の1月7日になっている)。これは池田が「偽装」であったことをすでに認めている。04年10月の土地購入を05年1月に購入したように見せかけるためには、05年1月時点で原資が存在しなければならない。そのため偽装寄付がでっち上げられたと思われる。
◇2005年1月7日 ようやく上記の土地が「小澤一郎個人名義」で登記される。
◇2007年 ↑この土地購入が「2005年の」政治資金収支報告書で、内訳不明の「事務所費」名目で記載されていたことが発覚。政治団体が解散すると、小沢個人の名義になるのではないかとの疑惑が出る。
◇2007年2月20日 小沢は記者会見で昨日のエントリーに掲載した確認書(すみません。公文書ではなく私文書でした)を示し、自分が何の権利も持たないと主張。(http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/Ozawakakuninsho.JPG
 ※この確認書は、特捜部が陸山会事務所を家宅捜索して押収したパソコンのデータを分析した結果、2005年1月7日ではなく「2007年2月20日の直前」に作成されたことが判明。私文書偽造罪の疑いまで発覚。

 と、世田谷区深沢の取引に限っても、これだけ真っ黒なのです。今さら言うまでもありませんが、上記のお金の流れの多くは政治資金収支報告書に記載されていないか、もしくは虚偽記載がされています。
 こんな状況にも関わらず、大々的に小沢辞任を求める声が上がってこないわけですから、民主党に自浄能力は皆無としかいいようがありません。
 2009年3月16日は、まさしく「民主党の終わり」が始まった一日となったのです。

 次回「The end of the Democratic Party of Japan 破」 近日公開!(←ウソです。)

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批判かき消す小沢節 民主・党大会 『不正ない』『信念通す』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010011702000064.html
 側近議員ら三人が逮捕され、去就が注目された民主党の小沢一郎幹事長が、十六日午後の党大会で検察との「対決」を力強く宣言した。野党時代は「政治とカネ」の問題に厳しかった民主党議員も、“実力者”の熱のこもった演説に、批判や辞任を求める声はほとんど聞かれずじまい。鳩山由紀夫首相も「小沢氏を信じる」と“援護射撃”。政権党を挙げて検察批判を展開する異例の事態に発展した。(後略)』

 現職国会議員を含む小沢の秘書三名が逮捕され、小沢が幹事長を辞任することで事態を沈静化すると思っていたわけですが、何と幹事長留任、検察との「全面戦争」を宣言し、おべんちゃら使いの民主党議員が賛同、拍手、鳩山までもが、
「どうぞ闘って下さい」
 と小沢に述べたことを「自ら記者団に明らかにする」異常事態に至っています。行政の長が自党の幹事長に対し、行政の一部である検察と「どうぞ闘って下さい」と述べる意味を、鳩山は果たして理解しているのでしょうか。
 いや、理解していないことは分かっているのです。首相官邸での小沢との会談の「後」に、誰かが、
「検察批判は控えた方がいいですよ」
 と助言すれば、鳩山は大いに頷き、この種の暴言は述べなかったことでしょう。間に入るブレーンがいなかったことが、鳩山にとっては大変不幸でした。この発言は日本国内はもちろん、世界中に発信され、「The Democratic Party of Japan」の異常性が浸透していくでしょう。
 現在の民主党では、小沢の首を取れるのは、鳩山ただ一人しかいません。その彼が小沢と心中すると宣言した以上、民主党はまさしく終わりへの道を歩み始めたとしか言いようがないわけです。
 正直、今回の石川らの逮捕を受け、「民主党内の圧力」で小沢が議員辞職に追い込まれ、鳩山が任命責任を自らとる形で内閣総辞職をし、誰かクリーンな人物を頭にもってくれば、民主党の支持率はかえって上昇することになったでしょう。民主党は「自浄能力がある」ということで、逆に評価が高まり、参院選も強気で戦える状況が生まれたかも知れません。しかし、今回の小沢の居座りと鳩山の心中宣言により、民主党は、
「我々は自浄能力がある、真っ当な政権、政党なのです」
 と宣言する道を、完璧に閉ざしてしまったわけです。

 鳩山も相当ですが、それ以外の民主党議員から小沢に対する批判の声がほとんど聞こえない(前原氏、渡部氏くらい?)のは、恐ろしいことです。現在の民主党政権の体制が露骨に表れています。

後編に続く
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/32391984.html


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