新世紀のビッグブラザーへ blog

作家 三橋貴明のホームページ「新世紀のビッグブラザーへ」のブログです。

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執筆の季節

三橋貴明診断士事務所を開設しました。お仕事のご依頼はこちらから http://takaaki-mitsuhashi.com/
本日発売のSPA12月30日号にインタビュー記事が掲載されています。(P6です。) http://spa.fusosha.co.jp/
集合知プロジェクト 進行中! http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/folder/1158306.html

 予定されていた企画が全て通り、三橋貴明は執筆の季節を迎えます。順調にいけば、来期は色々なところで皆様にお目に掛かれる事になるかと存じます。
 とは言え、やはり執筆の季節に入るとブログの内容が薄くなってしまうのはやむを得ないわけで、ラッシュの一月末までは若干短めの更新が続くのではないかなぁ、と予想しています。何卒ご容赦のほどを。
 さて自動車関連の話題ばかりが続いて恐縮ですが、昨日の朝刊に掲載されていたスズキ会長兼社長のインタビューをご紹介します。(要旨のみ)

自動車危機 どう乗り越える? −スズキ会長兼社長 鈴木修氏 (日本経済新聞 2008年12月25日朝刊 15面)
(前略)
−非常事態のいま、経営者は何をすべきか。
内なるコストダウンを早くすべきだ。円高が進んだ今になって(部品メーカーなど)外に対してコストダウンを求めても遅い。非常時には非常時用の発想ができるはずだ。工場で不良率を半分にすることもその一つ。こんな努力は平時ではできない。」
−自動車復活のカギを握るのは、やはり米国市場の動向か、
違う。クルマ離れ対策が急務だ。今の若者は堂々と『免許を持っていない』と言う。自動車は構造不況に陥る恐れがある。ヤマハがピアノ教室を展開して子供にピアノへの関心を持たせたように、自動車業界も車を売るための手段を再構築する必要がある」(後略)』

 素晴らしい!その通りです。
 日本の自動車業界が抱えている最大の課題は、日本人の多く(特に若者)が車に乗る必要を特に感じていないことです。わたしにしても、都心に近い駅近マンションに住んでいるため、一年を通して車が欲しいと思うことはありません。そういうシチュエーションが無いんですね。
 自動車業界は共同で「車を買う気が無い人たち」に対するマーケティング活動を強化するべきです。それも早急に。
 恐らく、車が不要という人たちの多くは何らかのボトルネックを抱えているはずで(駐車場が高いとか、ガソリン代が高いとか、運転が面倒くさいとか)、きちんとそれを把握した上で、興味が無い人であっても車を購入するような空気、インフラを醸成していくのです。
 政府を動かして、首都圏の周辺に電車が通らないグルメ都市を建設し、東京のミシュラン星持ちレストランを集めるというのはどうですか? 色々な意味でミシュランのパクリになっちゃいますが。
 さて、自動車と言えば日本国内でも新車販売台数激減が新聞紙上を賑わせていますが、一つ疑問というか、触れておきたいことがあります。

11月の国内新車販売、軽自動車除くと39年ぶり低水準に
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/081201/24426.html
 日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日に発表した11月の国内新車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月比27.3%減の21万5,783台となった。4か月連続の前年比減少となり、11月としては1969年に次ぐ39年ぶりの低水準となった。
 一方、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が同日発表した11月の国内軽自動車販売台数は、前年同月比0.7%減の15万3,101台となった。
 高値が続いていたガソリン価格や米国発の金融危機等を懸念し、中・大型車を中心に消費意欲が落ち込んだとみられている。』

 常々不思議に思っていたのですが、なぜ国内新車販売の危機を叫ぶ際に「軽自動車を除く」のでしょうか。
 協会が違うからというのは分かりますが、日本国内の「自動車需要」という点から見て、自動車と軽自動車を分ける意味がわかりません。別に免許が異なるわけでもなければ、商品が提供してくれる機能性に違いが生じるわけでもないのです。
 例えば自販連の方の新車販売台数が前年同月比27.3%減の21万5783台という事は、前年同月の販売台数は29万6813台。
 全軽自協の方は前年同月比0.7%減の15万3101台という事は、前年同月の販売台数は15万4180台。
 合計すると、前年11月の販売台数が45万993台、今年が36万8884台。前年同月比での減少率、18.2%。軽自動車を含めた「自動車需要」という点で見ると、日本の自動車販売台数の落ち込みは欧州並(欧州の十月は14.5%減)となります。軽自動車を除くと、確かにアメリカ並み(十月が31.9%減)となっちゃうのですが。
 軽自動車と自動車の比率が1対10とかならば、軽自動車を無視して「11月の国内新車販売台数は前年同月比27.3%減!」と騒ぎ立てても分からないではないですが、実際の比率は5対7なのです。意地悪く言えば、これは単純に、軽自動車がユーザのニーズを満たしており、自動車の方が満たせていないことを示しているに過ぎないのでは?などと思ってしまいます。
 皆さんはいかがお考えですか?

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