新世紀のビッグブラザーへ blog

作家 三橋貴明のホームページ「新世紀のビッグブラザーへ」のブログです。

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2730万人の市場

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 無料メルマガのタイトルが「三橋貴明の<ウラ読み>経済レポート」に変わりました。基本的に、本メルマガは某出版社様が管理されているのですが、以前の「無料メルマガ 三橋貴明の週刊ニュースレビュー」よりは実体に近いかな?
 ところで、おかげさまで無料メルマガの登録者数が、まぐまぐの殿堂入り登録者数に近づいてきたのですが、実は殿堂入りには、登録者数に加えて「発行から2年が経過していること」という条件があるそうです。残念!

 看スレ発の「今回の衆院選の選挙分析 〜マスコミとネットは影響したか〜 」が流行っているようですので、
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/market/1250563591/374
 三橋らしく、数字を見える化(グラフ化)してみました。
【第44回総選挙・第45回総選挙 得票数・得票率比較】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_23.html#44_45

 本当は全部まとめてグラフ化しようと思ったのですが、自民・民主とその他の政党の得票数・得票率の差があまりにも大きく、わけの分からないグラフになってしまいましたので、分割しました。すでに何だかんだいって、日本は二大政党時代に入っているのだなあ、と思いました。
 さて、グラフをざっと見るだけで、以下のことが読み取れると思います。

■第45回小選挙区において、自民党と民主党の得票率の差は10%なかった。
■共産党は第44回小選挙区に比べ、45回小選挙区は200万票も減らしたが、これは明らかに今までの「全選挙区擁立」を改めたため。共産党が減らした200万票の内、相当部分は民主党に流れたと考える。
■比例区において、自民党は明らかに民主党よりも弱いが、これは例の「比例は公明」のためと考える。第45回比例区において、自民党と民主党の得票率の差は16%と、小選挙区よりも広がる。
■第45回小選挙区において、社民党が40万票ほど延ばしたが、これは民主党との選挙協力の影響と思われる。

 さて、ここで疑問なのは、総選挙前のレガシー・メディアの「投票予測」とのあまりに大きなギャップです。
 皆さんご記憶でしょうが、選挙前、ほぼ総てのレガシーメディアが、比例区や小選挙区で「ダブルスコアで、民主に投票」という調査結果を発表していました。しかし、現実には小選挙区で10%、比例区で16%程度の差しかなかったわけです。
 これはなぜなのでしょうか。
 件の看スレのアナリストさんは、
「『マスコミの世論調査』と『ニコニコの世論調査』の結果を『足して2で割った数』と、『得票率』で議席に割り当てた『議席数』にしたら、比較的近い数字になる。 」
 と、なかなか核心を突くことを仰っていました。
 ちなみに、ニコ動の「出口調査」結果は、以下の通り。

■比例区でどの政党に投票した? 自民党:33.1% 民主党:20.0% 共産党:6.0% 以下略
■小選挙区でどの政党に投票した? 自民党:36.1% 民主党:23.9% 共産党:4.3% 以下略

 先日の「SPA!生 プレゼンツ1万人放送( http://www.nicovideo.jp/watch/sm8051736 )」のアンケートを見るまでもなく、ニコ動ユーザの少なくとも過半数は「アンチ・マスコミ」です。ニコ動調査では、レガシー・メディアが肩入れしている民主党への支持が落ちても当然だと思います。
 つまり、ニコ動はユーザー層が明確に「偏って」いるわけです。そうである以上、現実の投票結果が自民と民主が逆転していたとしても、別に不思議でも何でもないのです。
 不思議なのは、なぜレガシーメディアの「ダブルスコアで、民主に投票!」が、全く見当はずれだったかの方になります。ニコ動の出口調査を例に考えれば、可能性は四つしかありません。

1.調査サンプルが偏っていた
2.調査手法が間違っていた
3.アナウンス効果で「民主⇒自民」の流れが発生した
4.マスメディアが恣意的な調査を行った

 今回、民主党は小選挙区で3347万票取ったわけですが、マスメディアの調査が正しかったならば、自民は精々1700万票程度しか取れないはずなのです。ところが現実には、2730万票取っているわけで、このギャップの埋め方が、わたくしには全く見当がつかないわけです。

 さて、現在のマスメディアは、この一年に及ぶ「反麻生キャンペーン」にも関わらず、自民党に投票した2730万人について、なかったことにしようとしているように見受けられます。
 しかし、2730万人という市場は、世界的に見ても巨大です。しかも、自公連立が解消されたため、次回は比例区も小選挙区の数値に近づくでしょう。
 この市場がどのくらい巨大かといえば、読売新聞の実売数(推定)の三倍にも達するほどなのです。しかも、あの長期間に渡る反麻生報道にも動じなかった、ある意味でターゲティングしやすい、恐ろしくロイヤリティの高い市場です。
 つまり、この人々を標的市場にするだけで、読売新聞クラスの新聞社が、下手をすると三社も「食える」ということになります。
 もしもわたくしがマスメディアの経営者であれば、他企業が振り返ろうとしないこの市場に対し、リソースを集中し、競合のいない巨大なニッチ市場で悠々自適な経営をすると思います。
 とは言え、日本のマスメディアは「反・資本主義」「反・市場競争」な存在であるため、この「美味しい市場」に気がつかないか、あるいは気がつかない振りをしているわけです。(この辺の話は、「マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~」 http://www.amazon.co.jp/dp/4594060439/ で散々書きました。)
 
 そしてもちろん、この市場の価値に気がついている人々は、マスメディア以外には大勢いるのです。

その市場の「規模と価値」に改めて気づかされた!と思った方は、
↓このリンクをクリックして下さいませ。

https://blog.with2.net/in.php?636493 

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