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台湾に来て、これはすばらしい習慣!!と思ったもの。 それはダントツで“坐月子(ズオユエズ)”です。
中国社会では、女性の出産後約1ヶ月を“坐月子”といい、母体の休養をしっかりととり、回復の為に栄養を取る期間とされています。 坐月子の1ヶ月間は、食べると良いとされる、または食べるべきとされる、食事がかなり具体的に決められています。 また、体の調子を整える為、とにかく横になって休み、細かい生活習慣まで気をつけるようにと言われます。
実際に、台湾で二人出産してみて、坐月子の期間中は“出産後の産婦は誰よりも大事にされる”と言うのは本当だと実感しました。 坐月子は中国社会独特のもので、女性にとってはとても有難い習慣です。このすばらしい習慣、“坐月子”について、これから少しずつ紹介していきたいと思います。 今日は大まかな紹介を。
普通は“坐月子”は実家がするものらしいですが、実家が離れていたりする場合は、義理のお母さんが面倒を見ます。坐月子の概念は中国社会では極めて重要で、女性の出産後の体の回復の為、そして、その女性の一生の健康の為に不可欠なものとされています。 出産後の娘またはお嫁さんに、しっかりとした坐月子をするのは、実家の母または義理の母の一大任務とされているようです。
最近は親の世代も仕事を持っていることもあり、なかなか家でしっかりとした坐月子をするのは難しいようです。 坐月子の期間の食事をデリバリーするサービスもかなり増え、競争が激しくなっているようです。
又“月子中心(産後ケアセンター)”という施設も多くできています。 センターは体に良い漢方を踏まえた栄養のある食事を提供してくれます。 また、専門の看護婦が24時間体制でいて、休む時は、赤ちゃんを見てもらうこともでき、産後の産婦はこのセンターで数週間から一ヶ月ゆっくり体を回復させることができます。
日本では、産婦の産後のケアがしっかりできていないのが実情だと思います。 産後の疲れた体で、なれない赤ちゃんのお世話におわれ、休養が取れなかったり、実家から離れて暮らす場合は栄養も十分にとれずに、体を壊してしまったり。。 また、二番目の子供を生む時は、預ける先を考えたり、家に帰ってきた後の世話はもっと大変です。
日本にも、こんな施設があったら、もっと安心して子供を生むことができるのに、と思います。
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