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簡単な字ですが、簡単がゆえに意味が想像つきにくい?
日常生活で、よく使われる“大方”(ダーファン)は、“気前がいい”と言う意味です。
“他毎次多請我們吃,好大方喔〜!” 彼、いつもおごってくれるね、ほんと、気前がいいなー。
意外なのはこの言葉を、結婚式で新婦に対する褒め言葉として使われるのを聞いた時。 先日出席した、とても盛大でフォーマルな友達の結婚披露宴で、新婦側の親戚代表の人がスピーチで、
“她是一個美麗又大方的女人。”
え? 彼女は美しいだけではなく、気前のいい女性です? それってこういう正式な席のほめ言葉?
その後、シンデレラを台湾のある劇団が演じているDVDを子供とみていたら、継母が二人の娘を王子に紹介するところで。
“王子,看看我這兩位女兒。 她們又美麗又大方!” 王子さま。こちらの私の二人の娘をご覧ください。 美しく“大方”な娘でございます
とまた“美麗”と“大方”のコンビネーション!
調べてみると、“大方”は気前がいいのほかに、態度が堂々としている、寛容な、などとあります
日本のでは、正式な席での女性に対する褒め言葉は、きっと“やさしい”、“思いやりのある“とか、“家庭的”とか。。
中国社会では、女性はかなり男勝りで、“夫の成功を影で支える”なんて控えめな人は皆無のようです。“夫を引っ張って成功させる”または男性と対等、という印象です。 女性が夫、または家族の成功の鍵を握る社会。 美しいだけでなく大らかに、対外的にも積極的な女性が好まれるのでしょう。
“美麗”と“大方”のコンビネーションに中国社会で求められる強い女性像を垣間見た気がしました。
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