大人のアジア予選 最終章

18歳未満、厳禁。リンクフリー、その他全OK

ドイツW杯にむけて〜

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日本はドイツに行けるのか、もし、中田と中村俊介が怪我を
してしまったら、どうなるのか!
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情報戦再び

 小野が怪我?

 情報戦はじまったね。

 小野サブでスタートして、後半に出て、かなりいい働きするよ。

 もちろん怪我はしてません。

 ワールドカップの予選だよ、怪我するプロの選手がどこにいる?

3/25 イラン戦 後半 最終話。
<35分〜>

中田、走って、ボールを拾いにいく。

コーナーキックへ。

中田「あれ、おれあといくらだ」

中田財布の中を見る。

中田「えー、あと一万二千円!えー八千円使っちゃの!

   いっかいもチェリーでてないのに。まじかよ。

   ちょっと、まわしてみるか。左、真ん中、右。

   えっリプレイ、っだめだな。」

中田、フリーキックける。ゴールへ向かっていくボール。

中澤合わせよとする。ダエイヘッドでクリアー。

ダエイ、ゴルモハマディに話しかける。

ダエイ「おい!あいつ、つぶせ。」

ゴルモハディ「はい。やりますか、そろそろ。」

ダエイ「やれ!」

ゴルモハディ「結構派手にやっても、イエローですよね。」

ダエイ「だろうな。主審にだれか、渡してるだろ?」

ゴルモハディ「ですよね。線審も渡してますよね。」

ダエイ「そうだろ。あたりまえだろ。ホームだし。」

ゴルモハディ「じゃあ、レッドみたいな感じでやっちゃいますよ。」

ダエイ「まかしたぞ。」

ゴルモハディ「はい。」


ボール、中田浩二から中田英へ、中田、スロット回す。

左、中央、右、スイカ。

中田「スイカかー、うーん、どうしようかな。

   小野に渡すか。」

中田、バックパス。


俊介「ヒデさん!」

中田「なに。」

俊介「みました?」

中田「なに。」

俊介「イランのGKの?」

中田「あれ。」

俊介「そうですよあれ?」

中田「あれがどうしたの。」

俊介「あれなんですか?」

中田「あれ、スタンドだろ。」

俊介「なんですか、スタンドって?」

中田「おまえ、知らないの、ジャンプ読んでないの?」

俊介「おれ、サンデーですよ。」

中田「あっそう。あれがスタンドだよ。」

俊介「なんですか?スタンドって?」

中田「ジョジョの奇妙な冒険だろ。」

俊介「なんですか、それ。」

中田「しらないのか。スタンド使いってことだろ、

   イランGK。」

俊介「そうなんですか。そんなやつに勝てるんですか?」

中田「しらねー、戦ったことないし。」

俊介「えっどうするんですか?」

中田「だからしらねえって。でもよ。スタンド使いって、

   たしか、スタンド使いとスタンド使いって

   呼び合うんだよね。っていうことはだよ。」

俊介「えっなに言ってるんですか。」

中田「日本代表にさー、スタンド使いいるんじゃねーの。」

俊介「いるんですか?」

中田「いるだろ。そうしないと、そう思ってないと、

   勝負できないだろ。おまえ、代表くわしいんだろ、

   だれかいないの?」

俊介「だれか?えっ見たことないな。」

中田「あっそ、で、おまえ、今、なに打ってるの?」

俊介「おれですか、吉宗ですよ。」

中田「吉宗、打ってるんだ。いいかんじ?」

俊介「いやー、高確率モードにはなるんですけどねー」

中田「家紋は?」

俊介「家紋は、小さいのばかりですね。」

中田「だめじゃん、台換えたほうがいいんじゃないの。」

俊介「そうですかね。ヒデさんは?」

中田「おれ?おれはいいかんじだよ。」

俊介「そうですか。じゃあーおれ、あっちの裏ですから。

   出たら、教えてくださいよ。」

中田「おっけい。」


<40分〜>


高原、ディフェンスラインの裏を走って、ボールをもらい

シュート。


線審、旗あげる。


宮澤ミッシェル「これは!オフサイドじゃないですね。どうみても。

        抗議したほうがいいですね。」

スローの画面でない。


中田、なに、中澤、出してんの。えっ3箱いってんの。

他は、宮本かー、出てねーな。


小野「ヒデさん。」

中田「なに。」

小野「調子どうですか?」

中田「おれっちょっとやばいな。チェリーこねえし。」

小野「そうですかー。」

中田「あれっ加地とかは?」

小野「海物語やってましたよ。」

中田「深海?」

小野「いや。ふつうの。」

中田「ふつうのやってんの、一番最初の?」

小野「そうですよ。好きみたいですね。」

中田「そうなんだ。でっおまえは?」

小野「やってないですよ。」

中田「なに!おまえ、パチンコ屋きて、打ってねえの?」

小野「えー見てるだけで、おもしろいから。」

中田「そうなの。かわってるね。金かけないと。ギャンブル

   おもしろくないのにねー」

小野「いやーおもしろいですよ。見てるだけでも。

   おれ、パチンコ屋に来て、お金使ったこと

   ないですよ。」

中田「そうなの。まあいいや。かわった奴だな。

おまえは。」


ミザルプール、なんだ、さっきのは、わからない。

弟の手が見えた気がしたな。あれはなんだ?

ミザルプール、自分の後ろを見た。誰もいない。

右手を見た。自分の手だ。

しかし、さっきはなにかが起こったぞ。


ミザルプール「ノスラティ!」

ノスラティ「どうした。」

ミザルプール「さっき、なんか俺の身になにか起きませんでした?」

ノスラティ「なにが?」

ミザルプール「あの日本のセットプレーの時?」

ノスラティ「あー、おまえ、よく、カットしたな。

      よくやったよ。」

ミザルプール「みてないんですか。」

ノスラティ「えっみてないって?」

ミザルプール「あっそうかDFだし、視界に入らないか。」

ノスラティ「おまえ、何いってんの。」

ミザルプール「いえ、こっちのことです。」


ミザルプール、ゴールキック、カリミと中田、ヘディングで競う。


加地拾って、宮本へ。


宮本「ふー、こねえな。チェリーくるんだけどな。

   チャンスモードだと、思うんだけどな。

   こねえな。中澤、出してるなー、なん連ちゃん、

   してんだ。」

中澤「白、ですけど、結構きてますよ。これで15連ですね。」

宮本「そう。倒せよ、な。」

中澤「昇天させますよ。」


宮本から、中田へパス、中田、レバー引く、

中田「えっなにラオウモード。きたか?」

中田「ラオウって、ここで言うと誰だ?ジーコのこと。

   ケンシロウは俺だろ。トキは、いえねな。」

中田、辺りを見回す。

ってことは、ラオウモードだろ、ってことは、何?

ジーコの思い通りに試合すすんでるわけ?

レバーを引く。左、真ん中、右。

スイカ、これは怪しいな。誰にだす。

高原か?


中田ドリブルで、中央へ持って行き、加地へ、加地のクロス。

高原、頭で合わせる。枠の外。


中田、なんだ違うのか。

おれ、あといくら?財布の中を見る。あと8千円!

やべえな、まじ、きめないと。おい、何回転してんのこれ?

900回転以上じゃないかー。

もう、チェリー来て、だめだったらやめよう。


一進一退だなーこの試合は。

<35分〜>

中田考える。まてよ?おれがなにCFなわけ。ちょっと、まてよ。

でっ小笠原が決めたと。おれは?おれはなにをしてるんですか?

おれは、べつに、そう、ワールドッカップは興味ないし、

アジア予選なんか、とくにまじで、興味ないし、これは、

ボランティアだし。でも、なんか違うぞ。おい。どういことだ。

そうだ、そうそう、バティ、バティストゥータ(アルゼンチンFW)。

あいつ、カタールで、やってたな。それで引退したんだよ。

バティがカタールでなんでやってたの?中田くん?

イエロ(スペインDF)もいたなカタールに。そういうことか。

俊介にこれは言っとかないとな。


中田「俊介!」

俊介「なんですか?」

中田「これ、まじでやったほうがいいよ!」

俊介「やってますけど。」

中田「そういう意味じゃなくて。」

俊介「なんですか?」

中田「おまえ、あたま悪い?」

俊介「あたまですか?

ヘディングあまりしないから大丈夫じゃないですかねー」

中田「だから、そうじゃなくて、おまえにしか教えないから。」

俊介「えっ!なんですか?教えて下さい!」

中田「この試合、ヨーローパで見ているのトルシエぐらいだろ。」

俊介「もっと見てるんじゃないですかね。」

中田「ばか!プロでだよ。」

俊介「いみがわかりません。」

中田「おまえプロなんだろ。」

俊介「はい。」

中田「これさー、アルジャジーラって知ってる?」

俊介「いや。知らないです。」

中田「カタールのテレビ局なんだけど。」

俊介「そうなんですか。」

中田「おまえ、まじめに聞いてんの?」

俊介「はい!」

中田「カタールのテレビ局、イスラム圏に流してるんじゃないの!」

俊介「そうなんですか。」

中田「おまえ、頭わるいだろ。」

俊介「そうですかね。まだ、イタリア語も話せないし、」

中田「おまえのチームは、日本で言ったら、青森だろ!方言ばっかだろ。

   イタリア語の青森弁覚えてどうすんだよ!」

俊介「そうなんですか。」

中田「ほんとにわかってねえな、おまえに話ししても無駄か?」

俊介「まってくださいよー、なんでしたっけ、テレビですよ!」

中田「そうそう。よく考えろ、この試合、イスラム圏のやつら、

   かなり見てるぞ、それもハンパじゃない数だぜ。」

俊介「そうですねー」

中田「おまえ、バティしってる。」

俊介「えーアルゼンチンの」

中田「知ってるじゃん。」

俊介「えーセリエAにもいましたからねー」

中田「そこだよ、そこ、おまえだけだよ教えるの」

俊介「はい。」

中田「おれらさー保険ないじゃん。」

俊介「なんですか。保険って。」

中田「一年契約だろ。おまえ?」

俊介「そうですねー」

中田「おれもそうだけどさー」

俊介「そうなんですか。」

中田「そうだよ。でっ、今、どういう状況なの試合は?」

俊介「2−2ですよ。」

中田「だろ、ここで入れるわけよ。おれが。」

俊介「いいんじゃないですか。」

中田「まだ、わかってねえの。保険だよ、保険、金だよ、金!」

俊介「金なんですか!」

中田「この時間帯、かなりの金になるかもよ!」

俊介「えっ!どういうことですか教えて下さい!」

中田「バティがなんでカタールリーグへ行った?」

俊介「金ですか。」

中田「それそれ!頭いいじゃないかー俊介―」

俊介「そうですか?」

中田「おまえ、いつまでやるつもりなのサッカー?」

俊介「おれですか、まあーあんまし考えてないけど。40歳ぐらい

   まで、やりたいですねー。」

中田「だろ、それだよ!カタールリーグに俺は、35歳になったら

   いくよ。」

俊介「えー日本に帰らないんですか。」

中田「わかんねーけど、Jリーグ、平均年俸いくらだよ。」

俊介「今、○○ぐらいじゃないですか。」

中田「そんなもんだろ。バティがカタール選んだんだぞ!

   おい、そこのところよく考えろ。」

俊介「はい。」

中田「この時間帯、しかも、2−2だよ。どっちが勝つか

   わからない。ここで世界の中田英寿が、ゴールをするわけだよ。」

俊介「だんだんわかってきました!」

中田「わかった。イスラム圏のやつらに中田英寿ここにありっていう

   印象を与えるわけだよ。わかるかー」

俊介「えーわかります。」

中田「そしたら、35歳くらいになって、セリエAで捨てられても、

   カタールがあるんだよ。これが保険。なっ」

俊介「そうですね。」

中田「しかも、スタジアム、すげーだろ、中東のやつら。ここで、

   まじでプロとしてプレーするわけだ。おまえもプロとして

   やれよ。でっおれにラストパスしろ!」

俊介「おれはどうなるんですかー」

中田「おまえは、俺のアシストで、記録に残るだろ!」

俊介「そうですね。わかりました。やります!」


中田と中村俊介、本気モード突入。


中田「小笠原!」

小笠原「なんですか?」

中田「あの小笠原さん、ちょっとディフェンスのほう、頼めます。」

小笠原「ディフェンスですか、中盤どうするんですか。」

中田「俺、やるから。おまえ、ボランチやれよ、なっ

   ここアウェーだし、引き分けでもいいわけよ。なっ」

小笠原「ジーコ勝ちにいくって言ってましたけど。」

中田「ジーコかー、ジーコはジーコでいいんだよ。なっ

   おれが、中盤やるから、おまえ、下がれ。」

小笠原「そうですか。」

中田「そうだよ。おまえ、点入れただろ、もう、いいじゃん、なっ」

小笠原「そうですね、結果だしましたしね。」

中田「ほら、小野、一人でやってかわいそうだよ。はやく、行ってやれよ。」

小笠原「はい。わかりました。たのみますヒデさん。」

中田「おっけい。おっけい。」


中田、中盤へ戻る。


中田すごい動きがよくなる。無尽蔵のスタミナか!

俊介もすごい動きいい。

ジーコ見ている。ジーコだけ分かってる、なんで動きが

よくなったのか。


日本、直接ねらえるフリーキックもらう。

中田「わかってるだろ。俊介」

俊介「はい。」

三浦淳「おれ、だめですか?」

中田「なに!なにしに来たんだよー」

三浦淳「おれのFKけっこうすごいすよ。

    おれここから入れられますよ。」

中田「わかった、わっかた、でも、おまえ

   前半から飛ばしてたから疲れてるだろ、

   ここは、俊介にまかして、なっ。

   おまえはちょっと、ちょっとな、休んどけよ。」

三浦淳「そうですね、俊介にはまだ勝てないからなー

    わかりました。」

中田「俊介、わかってるな!」

俊介「えーどこねらえばいいですかねー」

中田「ばか!さっき言ったばかりだろ、おい、

   なぐるぞ!」

俊介「あっすいません?」

中田「おまえがおとりになって、俺けるから。」

俊介「はい。」

中田「おまえだったらどこに蹴る?」

俊介「おれですか、おれだったら、TOSHIBAの

   BとAの間に蹴りますよ。あのあたりでしょ。」

中田「そう。そっか、じゃあおまえ、その辺り蹴る

   かんじで走って、なっ」

俊介「わかりました。」


中田、考える。どこねらうかな。JCBのJ辺りか!

ここだろ、俊介の動きで、DF飛ぶから、低いのだな。

よし。やるか。


俊介ボールを蹴るふりをする。

中田、シュート体制へ。


中田の楢崎高校時代の監督が見ている。

「中田、成長したな。もうおれの手の届かないところだ。」

中田が行ったことのある病院。

子供「ヒデ!ヒデ!打て!」

看護婦A「だめよ。まるちゃんこれ飲んで。」

子供B「えー、いま、みてるんだよ。」

看護婦A「これ飲んだら、ヒデみたくなれるよ。」

子供B「そうなの。おれ、おっきくなったら、ヒデみたいに、

    なるんだー、そうなの先生!」

看護婦A「そうよ。これの飲んだら、ヒデみたいになれるよ。

     でも、病気はやく直して、練習しなとね。」

子供B「そうだ。おれは病気なおさないと。」

看護婦A「そうよ、ヒデだって、そう思ってるよ。」

子供B「そうだね。」

看護婦A、子供Bに睡眠薬飲ませる。

子供B「なんか、眠たいなー、」

子供Bねちゃう。夢の中でサッカーの試合が続いている。


山梨時代の元かのもみている。

「ヒデ、がんばって」


実況「中村選手、ボールをまたぎました、それにつられて、イランDFが飛び上がり

ました。中田選手、シュート体制へ、これは!」


中田の背後にいろいろ人が描かれる。中田がはじめてリフティングを教わった人。

ロベルト、中田の父さんは船乗り、小学校時代に戦った相手、中田が負けた選手、

ボールは友達とおしえてくれた、みさきくん。転校しちゃったね。お父さんは

画家、ドイツへわったったGK、忘れたよ名前、南葛のチームメイト、あねご、

いろいろな人が中田の背中へ写り込む。


実況「中田選手、ボールを蹴りましたー、低い弾道です。ググググ、低い、これは、

   イランのDFのあしもとを抜けるか!」


イランサポーター「まずい、まずい、」

クロアチア人監督「これは!」

ハーメネイ最高指導者「アッラーよ」


実況「ボールがうねっています、イランDFの足下を、抜けた!ボールは左隅へ、

   JCBのJに! JJJJJJJ、ジェイ、ジェイです。入るぞ!これは

   入る」

中田の元かの「入れてー」「はやく入れてー」


実況「これは入りますゴールか!」


ミザループール反応していた。ミザルプールはマーシャルアーツの使い手だ。

ミザルプール「これはいれさせない。おれの手刀で切れる」


中田「入ったな。」


ミザルプール、右手を伸ばしきる、まずい、これは入ってしまう。


ミザルプールの背中に何かが見える。



ミザルプールのスタンドが発動した!



ミザルプールの右手に重なるように、違う手が、



ミザルプール、自分の右手を見る。これはなんだ?



これは、弟の手じゃないか!



ボールがゴールラインを超えてゆく。


ミザルプールの右手は届かない。弟の手がボールをカットする。


ボールは、ゴールの外へころがる。


つづく。

楢崎、つられていない。左手一本で払う。

楢崎、吠える。

楢崎「なにやってんだ!加地!」

加地、楢崎を見れない。


ザンディのコーナーキック。

ザンディ「どうしよ。日本になんか、あたまモジャモジャのやつ

     いるんだよなー。いつもあいつでてくるしー。うん?

     カリミさん、なんか合図してるな。このサインは何だっけ?

     そっか、パターンCか、それやるの?今?まかせるか。」


ザンディける。ショートコーナー、カリミへ。

カリミ、走り込みながら、シュート体制へ。


小野「やっぱりな。ふん。」


小野、カリミへのボールをスライディングで奪いとる。立ち上がり、


<25分〜>

中村俊介にパス、俊介さらに、鈴木へロングパス、鈴木、ボールをキープ、

シュートフェイントでカメモフかわす。玉田へスルーパス。


玉田「きた!きた!やっとだよ。ほんと、

おれ、いくら走ってたとおもってんの。

わかってくれるの。おなじFWの鈴木さんだけだよ。」


玉田、正確にゴールの左隅へ。、


ボール、枠をかすめて、ラインを切る。


玉田、うなだれる。


ミザルプール吠える。

ミザルプール「おい、カメモフ!おまえ、たのむぜ!

       ひやひやさせんなよ。これダエイさんの

       ボールだぞ。」

カメモフ「すまげえ。(山岳地帯なまり)」


俊介「シンジ!」

伸二「なに?」

俊介「おまえさー、なんでサッカー選手になったの?」

伸二「ぼくですか?ぼくは、子供の夢をあたえるためですよ。」

俊介「シンジ、だから、わかるだろ。おれの言いたいこと?」

伸二「なんですか?」

俊介「そんなのは、わかってるんだよ。」

伸二「えっなんですか?」

俊介「だから?ほんとのところ、どうなの?って言う話し。」

伸二「(笑)あーほんとのとことねー、みんなに内緒にしてくれます。」

俊介「おまえとおれの仲だろー。」

伸二「そうですね。まじ、内緒ですよ。」

俊介「うん。なに、」

伸二「有名になりたいんですよ。」

俊介「有名、有名人?」

伸二「そう、そう、わかります?」

俊介「わかるわかる。そうだとおもってよ。」

伸二「えっなんで?」

俊介「だって、おまえさー、最近さー、やたらさー」

伸二「えっなんですか。」

俊介「おまえさー、CMですぎだろ!」

伸二「えー、えー、だめですか!」

俊介「おまえさー、電話会社のもでたろ。」

伸二「えー。だめですか。」

俊介「あれはないよ。ありえない。シンジじゃない。車のはいいけどさー。

   いくらなんでも、電話会社はだめでしょ。」

伸二「だめなのー、なんでー」

俊介「おまえ、よくわかってないな。今、電話会社のCMに出てるやつは。」

伸二「なんですか。」

俊介「やつは、ミハーなやつばかりだろ。」

伸二「あーそっか、そうですね。」

俊介「ミーハーって、ばればれだぞ!おい、大丈夫か?」

伸二「あー、でも、俺、坂口憲二、意識してるかも?」

俊介「だろー、だからだめなんだよ。シンジはー」

伸二「ところで、俊介さんは、どうしてサッカー選手になったんですか?」

俊介「おれ?考えたことないな。今、それどころじゃないし、トルシエだし。」

伸二「トルシエってなんです?」

俊介「こっちのこと、こっちのこと、それはいいから。」

伸二「そうですか。

ちょっと、サッカーやらないと、まずいんじゃないんですかね。」

俊介「そうだな。ヒデさんにサッカーのサの字、教えてもらったんだけど、

   聞きたい?」

伸二「聞きたいです!」

俊介「Jリーグのやつらには教えるなよ。」

伸二「はい。」

俊介「ヒデさんいわく、サッカーってもんは、」

伸二「はい。次は。」

俊介「サッカーってもんはなー、

   とりあえず、顔はまじめな顔して、ズーム来てそう

   だったら、さらに必死な顔。」

伸二「はい。次は。」

俊介「次、いいの教えるよ?」

伸二「はい。」

俊介「で、適当に走って、それも、はたからみると、結構、いい動きな感じで、

   走ると、そしてパスきたら、バックパスはしない。で、ちょっと、攻撃

   しようかなみたいな動きもする。それでいて、ちゃんと、汗もかいとく、

   汗は、ヒデさんは、いつでもだせるらしいよ。」

伸二「はい。」

俊介「でっボールが自分のところにないときは、とりあえず目だけ、生かして

   おいて。別に他のこと考えていいらしいよ。」

伸二「はい。次は。」

俊介「たとえば、ヒデさんだと、試合中にゲーム終わったあと、

SHOP探し、どの辺りに行こうかな。とか考えてるみたいだね。」

伸二「はい。次は?」

俊介「おれ、教えてもらったのここまでだな。」

伸二「そうですか。」

俊介「なに、その態度?」

伸二「いやべつに。」

俊介「なにそのべつにって!」

伸二「いやーとくべつなんでもないですよ。」

俊介「なんだよー、シンジ、おまえとおれの仲だろ!」

伸二「そうですね。おれ、それ、それなんですけど、中学の時からやってますけ

ど。」

俊介「まじかよー、シンジー、おまえだけは、と思ってたのに。」

伸二「ごめんなさいねー。」

俊介「ごめんじゃすまねえよ、これは。まじ頭きた!」

伸二「おれ敵じゃないすよ。味方ですよ!敵はあっちですよ。眉毛が違うから、

   すぐわかるでしょ、あっちですよー敵はー」

俊介「そうだ、そうだ。マジでやってやるよ。おれは、おれは、

   日本代表の10番だ!」


俊介走ってゆく。


俊介、何かに気がついたように小野のもとへ戻る。


俊介「シンジ、忘れてた。」

伸二「なんですか?」

俊介「おまえさー漫画なに好きなの?」

伸二「おれ?おれは、ドラえもんですよ。」

俊介「なに、おまえ、コロコロなの。」

伸二「だめですか、コロコロコミックは。」

俊介「いいけど、なに。おまえドラえもんの中で

   誰好きなの?」

伸二「僕ですか?ドラえもんだと、できすぎ君ですけど。」

俊介「あっそう。まあいいや、またなー」


俊介走ってゆく。


つつく。

<後半開始、5分前>

<イラン>


ネクナーム「カリミ!」

カリミ「なに?」

ネクナーム「あのさーおまえどこ出身だっけ?」

カリミ「おれ、テヘラン」

ネクナーム「あーそっか、おれもテヘラン。」

カリミ「そうなの。それがどうかしたの?」

ネクナーム「あのさーダエイさん、どこ出身なのかなと思って。」

カリミ「あーダエイさん。ダエイさんは、テヘランかな。」

ネクナーム「えー、ダエイさんもテヘランなの。」

カリミ「そうみたいだけど。」

ネクナーム「えーうそだー。」

カリミ「なにが?」

ネクナーム「だってさーイランの出身地占いあるじゃん?」

カリミ「うん。最近、テレビでやってるやつ?」

ネクナーム「そうそう、」

カリミ「それが、どうしたの?」

ネクナーム「それだとさー、テヘラン出身とテヘラン出身は相性いいんですよ。

      それも、最高に!」

カリミ「そうなの?しらねーけど」

ネクナーム「えー、知らないってどういうことですか?テレビで見たって

      言ったじゃないですか?」

カリミ「あー、別に気にして見てたわけじゃないし、」

ネクナーム「あーそうですか?じゃあなんで、こんな風になっちゃたんですかねー」

カリミ「ジェネレーションギャップじゃねえの」

ネクナーム「えっなんすか、そのなになにギャップって?」

カリミ「世代間の価値観の食い違いとかだろ。」

ネクナーム「そうなんですか。それで?」

カリミ「それで?って何?」

ネクナーム「その世代間のうんたらかんたらですよ。」

カリミ「べつにいいよ。おまえに話しても無駄だし」

ネクナーム「そうなんですかー、カリミー」

カリミ「ごめん、ごめん、あのさーダエイさん、もうすぐ引退だし。」

ネクナーム「どういうこと?」

カリミ「べつにねーダエイの言うとおりにしないし。」

ネクナーム「えっ監督の支持通り動くんですか?」

カリミ「動かねーよ。」

ネクナーム「えっどうするんですか?」

カリミ「まあ、普通にやるよ。」

ネクナーム「普通ってどういことですか?」

カリミ「普通はふつうだよ。」

ネクナーム「だから、カリミ、そのふつうが知りたいんですよ!」

カリミ「あーそう。半分、半分だよ。監督の言うことと、ダエイさんが

    言うこと、半分、半分、やるってことだよ。」

ネクナーム「そういうことですか?」

カリミ「そうそう、そういえば、ザンディってシーア派なの?」

ネクナーム「そうじゃないんですか?だってシーア派じゃないと、

      代表なれないでしょ。ダエイさんが許さないでしょ。

カリミ「だって、あいつドイツなんだろ。」

ネクナーム「えー。ちょっと、ここだけの話しですよ。」

カリミ「なに?」

ネクナーム「監督のクロアチア人、シーア派に入信したみたいですよ。」

カリミ「あっそうなの?」

ネクナーム「おどろかないですか?」

カリミ「別に、よく見てみろよ、スタジアム、シーア派のイラン人しか、

    いないぜ。」

ネクナーム「そうですね。」

カリミ「日本って仏教だっけ?」

ネクナーム「テンノウじゃないですか?」

カリミ「そうなの。詳しいね」

ネクナーム「いやー詳しくないですよ。日本って場所、どこでしたっけ?」

カリミ「東京だろ。」

ネクナーム「北京の東ですか?」

カリミ「そうだろ。」

ネクナーム「北京から電車でいけるんでしたっけ?」

カリミ「しらねー。」

ネクナーム「たしか、行けなかったような気がするな」

カリミ「なんで?」

ネクナーム「まだ、橋が完成してなかったような気が、」

カリミ「橋?川が流れてるの?」

ネクナーム「そうですよ。それが結構大きな川で、なに川っていったかなー」

カリミ「コウガじゃねえの?」

ネクナーム「あっそうそう。コウガですよ。」

カリミ「あっなに話ししてたんだっけ?」

ネクナーム「あっ忘れました。」

カリミ「まあいいや。なっ、じゃあおまえ、ダエイさんになるべく、

    やさしく、してやってな。」

ネクナーム「えー、もう少ししたら、俺たちのチームですね。」

カリミ「まだ、その言葉はいっちゃいけねえよ。」

ネクナーム「えー。そうでした。すいません。」


選手がスタジアムへ現れる。

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