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性格

心療内科にかかり、何度も入退院を繰り返していた女性が施術に来られました。

昔から物事を0か100で判断する性格だったようで、100にしようと努力し心や体の限界を超えてしまることがあり、自傷行為を繰り返してしまったのかも知れません。

両腕に刻まれた傷跡の感触から、彼女の歴史が伝わってきました。

主治医からは性格を変えないと同じことを繰り返してしまう恐れがあると言われています。

現在は薬や医者の言葉を思い出しながら思い詰める状況を回避しているようです。

通院しながら綱渡りのような状態で生活しているのは決していい状況ではありませんが、普通に生活が出来ているということを思えば彼女にとっては悪くないのかも知れません。

彼女の人生なので僕がつべこべいう必要はないと思うのですが、一生薬や医者に頼って生きていくしか方法はないのかと考えてしまいます。

最初に発病したのは結婚後、数年経ってからで、仕事で思い責任を押し付けられると同時に周りの社員からは冷ややかな目に遭うという二重苦の中で必死で努力し続けてきた末に心をつないでいた糸が突然切れたのです。

原因は明らかでした。

彼女の性格が問題ではなく、そういった環境に置かれたことが問題です。

仕事を適当にするか、その仕事から逃げることが出来ない性格が災いしたといえばそうかも知れませんが、性格まで直す必要はないと思います。

30歳手前まで何も問題なく生きてきた彼女の過去を否定することにもなりかねません。

性格を変えなければ駄目だと言われて簡単に性格を変えれるものでしょうか。

僕は変える必要もないですし、変えれないものだと思っています。

変えることよりもその性格の良い点、悪い点を理解し、うまく付き合って行くことの方が簡単だと思いますし、落ち込むこともありません。

行動や発言内容が変わると、性格自体は変わっていなくても周りからは性格が変わったと思われるかもしれません。

初めてお会いしたかたには僕の印象をアンケートで応えていただくのですが、たぶんその印象とは真逆の性格の持ち主だと自負しています。

無理して演技しているわけではなく、自分の性格を理解しているからこそ、その性格が災いするようなことを避けようと意識しているだけです。

最初は考えながら行動に移していたと思いますが、繰り返すと自然と身についてきます。

大胆な行動を起こす人たちのほとんどが繊細で臆病だという話を聞いたことがあります。

性格は自分にとって一番の宝物だと思って、それをうまく身につける方法を考えてみてはいかがでしょうか。

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    > 4月18日午後10時にコメントをいただいたかたへ

    コメントありがとうございます。

    自己を肯定するというのはとても大切なことですね。

    しつけのせいなのか教育のせいなのかはわかりませんが、どうしても自分の駄目なところを意識してしまいがちです。

    パーフェクトを目指す必要などないんですけどね。

    [ 前田貴久 ]

    2016/4/19(火) 午前 9:16

    返信する
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    > 4月19日午前11時にコメントをいただいたかたへ

    コメントありがとうございます。

    結果的には、知識や経験よりもその人の人柄のようなものの影響が大きいかも知れませんね。

    [ 前田貴久 ]

    2016/4/20(水) 午前 11:16

    返信する

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