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今週の「週刊朝日」に、「不都合な真実」の著者でノーベル平和賞を受賞したアル・ゴアが、実は原発利権とつながっているという記事を掲載しています。
同じ記事の中では洞爺湖サミットを契機として、各国が原発推進に大きく舵を切った、とも書かれています。
事実、原発先進国のフランス・サルコジ大統領は、サミットの記者会見で、CO2削減には原発が有効であるとのコメントを出しています。
無論サルコジも純粋に環境問題の視点だけではなく、別に何らかの意図があって原発を推進しているのだと思いますが。
そういった、政治的あるいは利権的な背景を無視したとしても、CO2排出による温暖化を問題視する論者が、その解決策として原発推進をなぜ提案しないのか、まったく理解に苦しみます。
むしろ、それに言及しないことは、非常に不誠実であり狡猾な偽善者だと断ぜざるを得ない。
「冷暖房の温度を何度にする」とか「何々をリサイクルする」とかをやって、いったいCO2が地球全体でどれだけ削減され、温暖化にどの程度効果があるのでしょうか?
そもそも、その程度のチャチな努力で本当に温暖化が阻止できるものなのでしょうか?
もしそれで温暖化阻止が可能であると思っている人がいたら、それは相当頭が悪い。
もう一度小学校から理科をお勉強し直さないと!
こんな小集団的な活動をいくら積み上げたところで、温暖化は到底阻止できないだろう位の推測は、まっとうな知識水準の人間であれば普通に気が付くはずです。
それに、現時点でまったく代替エネルギーがないというのであるならともかく、原子力があるのだから、そんなちまちました耐乏生活をする必要はないと思います。
そうまでして我慢しなければならない合理的な理由がない。
むしろ、原子力を有効かつ安全に利用するにはどうしたらよいかと議論するほうが、よほど建設的であると考えます。
そこまで踏み込んだ議論を提示しない地球温暖化論者は、何も考えてないか考えようとしないのか、そもそも考えが浅いか、そのうちのどれかでしょうね。
なお付言すると僕は原子力発電には反対です。
基本的に地球温暖化には懐疑的であるし、エコとかリサイクルは経済成長の阻害要因以外の何ものでもないと思っているからです。
エコもリサイクルも分別も必要ではなく、ごみはすべてまとめて焼却すればいいと思っています。
科学技術を高温焼却炉の開発に振り向けたほうが、人類にとってはよっぽど前進だと思いますがね。
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