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ル−ツ捜し  4.

 ル−ツ捜し 4. 08/09/11(木) 21:10


 男性だけに伝わるY染色体DNAをハプログル−プに分けてみると
日本には4グル−プ、C1,C2,D2,O2b,Nの6系統が存在している
ことが判った。

 Y染色体の系統はアフリカ固有のA,Bと、それ以外のC〜Rの
ハプログル−プに分けられている。アフリカを出たC〜R系統は
C、D〜E,F〜Rの三つに大別されているが、日本へは4グル−プ
6系統が渡来しているといわれている。

 アフリカ大陸を出た小集団は新たに住み着いた地域で人口を増やし、
そこから旅立つ時は小集団に分かれて別々の方向に向かうというプロセス
が繰り返されて世界中に拡散して行ったのである。

 日本へは、中国南東部からC1が北上し、シベリア経由してC3が
南下し、中国中東部からはO2bとO3が渡来、D系統がD1、D2、D3と
分かれてD2系統がチベット,中国北部、朝鮮半島を通って到着したと
推定されている。

 なおD2の渡来については東南アジアから北上したことも推定されている。

 D系統は新石器時代の縄文系ヒト集団に由来する系統で、日本ではD2が
全体の4割を占めている。北日本に多く見られ、アイヌでは高頻度で
見られるが、琉球では見られない。

 D系統がまとまっているのは世界で日本とチベットだけであるという。
日本とチベットは遠い昔、身内関係であったようである。


 C系統はシベリアで高頻度で見られ、そのうちC3が後期旧石器時代に
北から日本に渡ってきている。またC1は南から入ってきており、九州南部
を中心に太平洋岸で認められている。

 O系統は東アジアでN系統と分岐して朝鮮半島から日本へ入ってきたと
考えられ、もっとも新しく日本へ入ってきた遺伝子である。このうちO2bは
金属器時代以降日本に入ってきた渡来系弥生人との関係深く、O3系統は
漢民族に高頻度で認められる。またO3系統は琉球で主要な系統で、日本以外
では朝鮮半島に多いが、日本でも30%前後あり、南に多く見られる。

 O系統のヒトは中国から朝鮮半島を経て少しづつ渡来し、縄文人に稲作や
金属器をもたらしながら共存してきたと考えられている。

 残りのN系統はシベリア北西部と北欧に多く、日本への流入は少ない。
アイヌや琉球ではみられない。

 アフリカを出た各グル−プは経路は違っていても、また日本で再会して
日本人を形成していることがわかるのである。

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はじめまして。
D2系統、おもしろいですよね。もしかして、縄文人と弥生人では、縄文人の方が支配層だったということも考えられるってことでしょうか。
また来させて下さい。

2008/12/11(木) 午後 0:47 [ mid**i4127 ] 返信する

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