旧刊紹介
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いつのまにか手元にある書籍を,現在の状況から見直す.
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グラマンの次は「ロッキード」というと,かつて航空自衛隊の次期戦闘機(FX:F104 Vs F11)選びで政治屋(岸信介:安倍さんのお祖父さん)と商社が際どい商戦を行なっていたが,そろそろまた次期FXの選択する次期となったが,米国に追従する状況ではほとんど選択肢が限られているような状況らしい.そしていつの間にか,米国に次ぐ国防予算(大日本帝国なら軍事予算だが,)規模になっている.なにしろイラクにまで自衛隊を派遣する事態になっているのだから(戦後の復興支援のはずが,内乱状態では自衛隊の出番はないはずなのだが?).
1976年の発行だから,ローグヒード兄弟による創設から始まりL1011のトライスターまでで終わっているが,ステルス機やロッキード・マーチン社として生き残り,日本との関係ではC130,F22などの追加が必要なのかもしれない.しかし本書のままでも,歴史書として文庫に収容して欲しいのだが.PHP文庫さんあたりでいかがなんでしょうか?(5月下旬にいつもの光人社NF文庫から新刊で出るようだ).米国の軍事企業と日本の防衛産業の違いは,市場を日本に限定して安定した生産の下に確実に利益を上げている点にあるように思える. |
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横須賀を母港としている米国海軍の空母「キティ・ホーク」の退役が迫り,代替に原子力推進の空母が検討されている.
仮想戦記では日本が勝利するシナリオで展開する小説だが,もし大日本帝国が勝利していたらアジアにもう1国,北朝鮮のような独裁政権の国家が存在していることになる.60年以上前の戦争を話題に出来るのは,それ以降日本は戦争の当事者でなかったことによるだろう. 安全とされる原子炉が定期点検の手抜きで配管のボイラー部が破断する事故を起こす事故があった.公営企業とされる電力会社の原子力発電プラントでも事故が発生する.それが軍艦に搭載する原子力エンジンの場合には,どこまでが安全なのだろうか?この本は原子力空母が訓練中に事故に会い(ソ連の原子力潜水艦と太平洋上で衝突する),日本のドックまで運び修理しようとする米国海軍の潜水艦と水上艦艇,日本の潜水艦,ソ連の潜水艦による戦闘ゲームを記述したものである.単純な核アレルギーによる原子力空母を忌避する前に,東京湾を原子力空母の母港にすることによる予想される事態(平時における最悪の場合も考えた想像力をもっていなければならないだろう)に,どう対応するのか明確にしておくべきだろう.なにしろ,軍艦という危険物なのだから.... |




