誰かのために時間を割くということ

2006年の病気入院をきっかけに始めたブログです。今日を大切に、ゆっくりしたペースで綴っていきます。

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 3月8日は「国際女性デー」。

 毎年それにちなんで、いろんな学習会のようなものを計画してきたのだが、
 今年はなかなか日程が取れず、3月も終りに近い日となった。
 それでも一応「3・8国際女性デー・集会」。

 この日には男性が女性に『ミモザの花』を贈ると、ある方のブログで読んだ。
 日本でもそれに倣って?お花屋さんがミモザの花を贈ることを勧めているとか。

 それから数日後、テレビでもその話題を取り上げていた。
 初めて映像で見た『ミモザの花』。
 黄色くて小さなポンポンのような丸い花が、たくさん付いていた。

 『ミモザの花』って響きが素敵だ。
 こういう花だったんだ・・・。というか木なんだ・・・。
 とてもロマンチックなことだけれど、肝心の「女性デー」についてはほとんど触れていなかったな。

 もともとは「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日。
 発端はアメリカだが、ドイツで提唱され、ロシアでは2月革命を引き起こし、
 日本では大正デモクラシーの頃に初の集会が開かれたという。

 そういうことも少しは意識して、花を贈ってくれたらいいなと思う。

 この地に来たばかりの頃に、女性のグループから声をかけられた。
 お年寄りが多くて、若い女の人は少ない地域だったからか?
 新人は期待された。あの頃は「国際婦人デー」と言ってた。

 それから毎年、その時々に関心の高いことをテーマに学習会を開いてきた。
 1昨年は「スウェーデンの福祉と与謝野晶子」。
 昨年は「これからの年金制度は・・?」

 そして今年は「食の安全と日本の食料自給率」。

 そう決まったところで、誰か講師を探して〜と言われ、
 「地産地消」の取り組みや若手の育成をしている農家のグループの方にお願いした。
 そう・・・中国を非難してすむような場合じゃないんだ。

 この問題は、15年くらい前に母親たちもやってたような気がする。
 輸入自由化が進んで、輸入農産物がいかに多いか。
 残留農薬や、保存時に使う殺虫剤がいかに危険か・・・。

 お話が始まって間もなくポケットの中で携帯がぶるぶると鳴った。
 普段ならこういうときには無視するのだが、そーっと開くとメールだった。
 Tさんから。

 気になったので、書類で隠しながら読む。
 「父が亡くなりました。しばらくの間は○○は全て休ませてもらいます。
  明日のことは本当に迷惑をかけますが、どうかよろしくお願いします。」

 まさか・・・!
 入院されたことは聞いたが、そんなに・・・?!
 これはすぐに返信しないと・・・。

 一応企画した側だし、内容をまとめてニュースに書くのが私の役割なので
 ちゃんと聞かねばならないし・・・。前から2番目に坐ってるし・・。
 どうしよう・・。
 
 しばらく迷ったが、外に出ることにした。
 こそこそと抜け出す。
 とにかく何か返さないと・・・。

 「わざわざのメールありがとうございました。」
 これではいつもと同じだ。
 「お取り込みのところ」・・そんな他人行儀な〜〜。

 はぁ〜〜ダメだ〜〜。
 こういうときに、何て書けばいいんだろう。
 「そんなことは気にしないで、」「お母さん大丈夫?」
 「お悔やみ申し上げます。」

 しばらく考えたが結局うまく打てなかった。
 仕方なく諦めて会場に戻った。

 話に集中できない。
 いろんなことが浮かんでしまう。
 あの病気のときにも、弟たちと一緒に部屋を掃除してくれたんだ。
 退院の前にも、冷蔵庫にすぐ食べられるものを買っておいてくれた。
 
 一番顔を合わせることが多いので
 私に何かあったときのために、今でも合鍵を持ってくれているTさん。
 それなのに私は・・こんなときにも何にもできない・・?

 最後の方だけは何とか話に意識を向けた。

 中国のぎょうざ問題などから、再び意識が高まった輸入食品。
 「日本に食料がない!!」
 マスコミもまた取り上げ始めてはいるが、どこまで本気なのか・・。

 政府の農業政策を転換しない限り、日本が生き延びる道はない・・!
 そこまで踏み込んでくれるコメンテーターはいない。
 
 きめ細やかな、小さな流通を大事にしないと、日本の農業は守れない。
 大きな流通も必要だが、小さな流通も守る。
 「生協」なども、そのあたりの原点に戻って欲しい。

 いろんな意見も出た。
 20代から80代まで30人ほどの参加。とても良かったような気がする。
 ほとんど上の空だったけれど。

 Tさんに何とメールしよう・・・。
 

 
 

 
  

 

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閉じる コメント(17)

Tさんへは難しいメールになったようですね。
もう済んでしまったかもしれませんが、動転していると言葉が思い当たらないですよね。そんな時は後でお手伝いにお邪魔します。くらいでしょうか?

2008/3/26(水) 午前 7:54 ビーナス 返信する

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ビーナスさん・・コメントありがとうございます・・・。

いろいろと迷い、結局思ったことをそのまま書きましたが・・メールを貰ってから5時間も経ってしまいました。
なるほど・・そういう書き方があるんですね。
つくづくダメだな〜と思いました。

2008/3/26(水) 午後 10:00 takao 返信する

たとえ、気の利いたことを書けなくても、返信が遅くなっても、
紋切り型のメールより伝わるものがあったと思いますよ。

食の自給については、考えさせられます。
日本ほど、世界の料理を家庭料理に取り入れている国は
ないかもしれませんよね。それと、食以外にも言えますが
流行があって、飽きやすい。結果、仕掛けるほうは、より
目新しい食材や料理法を探して流行を作り、その流行でもうけるために
食材を輸入に頼るってこともあるように思います。
それが全て悪いとはいいませんが、足下をおろそかにすると
恐ろしいしっぺ返しがくる気がして薄ら寒いです。

2008/3/26(水) 午後 10:56 Y2 返信する

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Y2さん・・コメントありがとうございます・・・。
そう言っていただけると少し救われますが、それでも子どもじゃないんだから・・と思いました。

農作物を作る土壌に恵まれているのに、農業を削減していくことの大きな問題を感じます。
「食料自給」は国家安全保障の問題である、とも言われています。
それと「食育」の大切さ。
Y2さんが紹介して下さる献立を見せていただくと、いつも感心します。それはやはりお母さまの影響なんでしょうね。
アメリカでは肥満と貧困の問題が言われていますね。貧困層の方が「食育」がなされず、ファーストフードで育ち肥満になると・・・。
何だか哀しい話ですが、日本も同じ道を辿っていそうな気がします。

2008/3/26(水) 午後 11:42 takao 返信する

突然のメール 自分だったらどうするかな〜って考えてしまいました
返信メールは「手伝えることがあったら気軽に言ってください」ぐらいかな・・・って
気持ちは不思議と通じるもんですから・・・大丈夫ですよ♪

食の問題については、政府にも問題がありますが、「安い」の一点で自国の農業を蔑ろにした結果だと感じています。
今、真剣に考える時が来てるんでしょうね

2008/3/27(木) 午前 1:14 ライムくん▽・w・▽ 返信する

国際女性デーとは、やはり女性だけの集まりなのでしょうね。
色々な人が集まるので、収集が付かなくなる可能性がありますよね。
誰かまとめ役的な人がいればいいのですが。。。

2008/3/27(木) 午前 6:56 ビーナス 返信する

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ミモザの花とバラの花とどうちがうのでしょうか?
ミモザは今時期ですし、安くて響きもいいです^^
共同参が事業…これもその一環なのだとおもうのですが実際には自分が携わっていないのでよくわからなくて…もっと意識レベルを向上させないとと思いながら・・気になる日々をおくっています。

2008/3/27(木) 午前 9:21 G L 返信する

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Tさんはまだまだ気が張っておられるでしょうね。少し落ち着いた頃が「がくん」と来るとかよく聞きますので、傍にいて差し上げたら・・・
実家は、兼業農家でしたが、ドンドン土地を切り売りし小さな田んぼは人に任せ(土地の所有権はあります)ここで小さな畑もお隣に売ることにしました。コレについてはいろいろありましたが・・・アルツハイマーの父を抱えて母一人ではどうにもならない事などもありました。農業を支えておられる方の多くはご高齢じゃないかと思います。(資料があって言うわけじゃないので、違ってたらすみません)機械・肥料・管理、全てに費用もかかり元が取れないそうで、先細りも分かるとおっしゃられる方が多くおられて・・・
若い農家の方が「中国の野菜(やメーカー)が淘汰されていいものが残るのを期待してる」とおっしゃっておられましたが、どうだろう・・

2008/3/27(木) 午後 2:09 Grace♪ 返信する

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来夢来人さん・・コメントありがとうございます・・・。

普段は何ということもなく返しているコメントが、こういうときには本当に返せないものですね〜〜。気を使ってしまうのか・・思いが先走るのか・・。

確かにその通りだと思います。「安い」ものに飛びつく消費者の責任も大きいです。
これだけ輸入に頼らざるを得ない状況が、どれだけ多くの問題を孕んでいるのかを自覚すべきときが来ているように思います。

2008/3/27(木) 午後 11:28 takao 返信する

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ビーナスさん・・コメントありがとうございます・・・。

別に女性だけの集まりというわけではありませんけど・・。
「国際女性デー」というのは「記念日」ですから、その思いを受け継いでいきたいということなのです。
それにちなんで行われる内容は様々だと思います。
一応「実行委員会」は作りますので、まとめるメンバーはいますよ。
もちろん男性の参加もほんの少しですが、あります。

2008/3/27(木) 午後 11:49 takao 返信する

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G・Lさん・・コメントありがとうございます・・・。
「ミモザ」のことは、私は全くわかりません。(テレビで見ただけなんです)
今がその時期なのですね。
「国際女性デー」というのは、日本では市民活動レベルで受け継がれているようです。今は時代は変わったと思うのですが・・それでもいろんな刺激は受け続けていきたいですね。

2008/3/28(金) 午前 0:04 takao 返信する

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もしかして、私の記事のコメントに書かれていたのは、このTさんのお父様の事でしたか?
私達の友人の一人は○Tが亡くなったとメールを入れたとたんに「え?」と言う絵文字付きの返信をくれました。 その人らしいな〜と思ったのを覚えています。
メールの返信は遅くても大丈夫だと思っています。
本当にすぐ話したい時には電話しますから。
仕事の事を気にしていらしたのでしょうから「こっちは任せろ!」とかって言うのが、良かったかもしれませんね〜。

2008/3/28(金) 午前 0:43 [ tat*ug3 ] 返信する

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Graceさん・・・コメントありがとうございます・・・。

そうですね。身内だけで「家族葬」をされるということなので、特にお手伝いすることはなさそうなんです。
来週には会いに行きたいと思っています。

実際に農業をされている方々の苦労を聞くと、後継者が無くなるのは
当然かもしれませんね。平均年齢は65、6才だそうです。稲作の自家労賃は1時間256円だとか・・。本当に厳しい現実。

とりあえず私たちに出来ることは、いいものを支持して守っていく・・という意識を持つことではないかと思います。

2008/3/28(金) 午前 1:42 takao 返信する

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tatsuさん・・コメントありがとうございます・・・。

そうです。亡くなったときの様子を電話で少し聞きました。医者は危ないなんて全く言われていなかったようですが・・とても印象に残るお話だったんです。
「絵文字のメール」・・らしくていいですよね。
そのままで、正直に思ったことを書いて良かったのだと思います。
こちらにできることは、「後のことは心配しないで・・」くらいですよね。
まだ実感が沸かないような感じですが、Tさんなりに納得しようとしているようです。

2008/3/28(金) 午前 2:41 takao 返信する

男子の参加はほんの少しですか?
それならぜひ参加してみたいです。私が参加しても良いですか?
でも場所が問題ですがね。関西ではチョット無理かもね。

2008/3/28(金) 午前 7:33 ビーナス 返信する

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ビーナスさん・・・コメントありがとうございます・・・。

全国どこでも、いろんな取り組みをされていると思います。
来年の2月頃にそちらの地域の情報をキャッチできれば、お知らせします。(こんなことを書いてしまうと・・その頃にブログを続けていなくてはいけませんね。自信を無くしそうですけど・・)

2008/3/28(金) 午前 11:51 takao 返信する

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loveさん・・ありがとうございます・・・。
どんな感じで咲くのか・・楽しみに待っております。

2008/3/30(日) 午後 9:10 takao 返信する

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