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昨夜は、何度か夜空を見上げてはみたが、今にも雨が落ちて来そうな厚い雲に覆われていて・・、
11時頃まではお月さまは見えなかった。
長電話が何件かあり、ハッと気づくともう零時。
慌てて外に出てみると、高い位置に細ーいお月さまが・・。
残念ながら赤いお月さまは見られなかった。
今年の作業所まつりでも好評だった、かやくご飯とおにぎりと豚汁を、
急遽開催が決まったイベントでも作ってほしいとの要請があり、バタバタと準備した。
たいへんには違いないが、売り上げをカンパしても、いくらかは活動資金を残せる。
5人で早朝からパック詰めをして、何とか出来上がった半分を積んで、会場となるグラウンドに搬入。
運転手はそのまま帰り、設営を始めるのは私ひとり?
直接会場に来てくれる人が2名いるはずなのだが、まだ来てはおられなかった。
それにしても寒い!
そして、風の通り道になっているのか、意外に風が強い!
他にもいろんな店の設営が始まる中、とにかく豚汁を温めようとカセットコンロ2つに火を点けたが、
炎が激しく煽られて、点いているのか消えているのかもよくわからない。
ガードするものを持って来てもらおうと、何人かにメールしたが、誰も出ない。
おそらくみんな残りのパック詰めで必死なんだろう・・・。
仕方なく他の準備をしていると、スタッフの若い男性が回って来られた。
「ボクはこちらの担当ですので、何でも言いつけて下さい。」
「ああ・・・・。」
コンロを覗くと、「ああ、これは効率が悪いですねぇ・・。ちょっと待って下さい、探してきます!」
彼は軽やかな足取りで走り去った。
急いで他の準備を進めていると・・わずか10分くらいでしっかりした三面のアルミのガードを持て来られて、
ガムテープで固定して下さる。
こんなに早く、どこから調達してきてくれたのか・・若い子なのに、何とも頼もしい〜。
準備が全て整って、オープニングのコーラスが始まるとともに、意外にもかなりの人たちがどんどん会場に入って来られた。
こんなに寒いのに?
ちょっと信じられない・・・。
ひとりで心もとなかったのだが、そのときに、ようやく販売の二人もやってきてくれた。
呼び込みをする必要もなく、寒さのせいか150円の豚汁は飛ぶように売れた。
おにぎりもかやくご飯も順調に出ていく。
ひとりでやって来て、小さな財布から時間をかけて小銭を出して買ってくれる子。
何人かでやって来て、誰が何を買うかでずっと揉めているグループ。
次々と大人が買って行ってくれる中、前に立ってずーっと悩んでいる子。
いつの間にかいなくなったと思ったら、またやって来て悩んでいる。
一緒に悩むこと5分?
かやくご飯を手にして去って行ったが、また戻ってきた。
「やっぱしこっち・・。」
100円玉を握って、「これで買えますか?」と言う子も。
「豚汁でいいですか?」
「はい。」
こぼさないように、座席が用意されているところまで一緒に持っていく。
100円で売ったら、みんな100円で買いに来るんと違う?と言われてしまったが・・。
「具を少し減らせばいいんちゃうかなぁ」ということで了解してもらった。
スタッフに付き添われてやって来た男性には見覚えがあった。
「これがええ、これ買う!」
「今カレーを食べたやん。まだ食べられるん?」
「うん、食べられる〜。」
「ほんとかなぁ・・。」
ニコニコ笑っているのは、そうだH君だ。
おにぎりのパックを握って離さない。
彼が出したのは「なんでも買える券」。
どうやら彼も私のことを覚えてくれているようで・・じっと私の目を見ている。
「買います!」
私はスタッフの女性の顔を見る。
「ほんじゃ、買い。」
満面の笑みのH君は、私に向かってぬーっと顔を近づけてきて、くちびるを突き出した。
私は一瞬戸惑ったが、顔を寄せてくちびるを突き出してしまった。
んんんんん・・。
先っちょがかすかに触れる。
H君と呼んでいるけれど、ひょっとしたら私より年上かもしれない。
彼は満足げに振り返りながら、仲間の方に去って行った。
12時過ぎには豚汁が完売。
他も残り少なくなっていた。
交代で他の店を回りながら、私たちも腹ごしらえ。
あれもこれも食べたくなる〜〜。
特設の舞台ではパントマイムが始まり、みんながその前に集まっていた。
そして・・福島からこちらに母子で避難して来られているお母さんからの文面を、
子どもさんの通う保育所の保母さんが代読して下さることになり・・、
私たちは片付けの手を止めて聞き入る。
それはとても長い文章だった。
大震災が起きた「あのとき」からの、信じられないような目まぐるしい日々のこと。
一旦、家族で関東の親戚に身を寄せたが、そこにはそんなに長くは居られず、福島に戻る。
施設で、管理栄養士として調理の仕事をしていた彼女は、子どもたちと彼女だけで避難した方がいいのではという夫の言葉を聞きながらも・・ずっと迷い続けた。
そのあたりの苦悩がひしひしと伝わってくる。
家族が離れて暮らす辛さ。
職場を離れる辛さ。
それだけではない、避難を進める人たちと、残る人たちとの確執。
子どもたちのことを第一に考えねばと思いながらも・・・、最後まで足を引っ張ったのは自分だったという悔い。
厳しい決断をしたのちは、夫がネットで調べて全ての段取りを進めてくれたとのこと。
そして今は・・幼い子どもたちはびっくりするほど新しい環境に馴染み、
自身も管理栄養士としての職を得ることができ、
これから先の不安は尽きないものの、しばらくはここに居て、ゆっくりと考えたいと・・。
こちらの地域の人たちへの感謝の言葉で、締め括られていた。
寒さのせいもあるけれど・・鼻水がぁ〜〜〜。
大きな余韻をかみしめながら・・撤収を始める。
バンダナを取ると、頭はくちゃくちゃ。
鼻の下は真っ赤?
急いでマスクをして隠した。
スタッフの人たちや仲間の子たちに送られての帰り道は、少し暖かかったような・・・。
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ビーナスさん、コメントありがとうございます〜。
食べるだけだと、何が入っていたか・・全部は思い出しにくいかもしれませんね。
とにかく美味しくて温まった〜!という印象が残るだけで。
何が入っても美味しいかもしれません。
(私はお豆腐は入れないんですけど・・)
2011/12/18(日) 午前 0:16
mappuさん、再びコメントをありがとうございます〜〜。
なるほど・・ほとんど同じですねぇ。
今回はさといもと白菜は入れませんでした。その代わりにシイタケとシメジをたっぷり入れました。
豆腐は入れません。
おそらくこちらの豆腐が柔らかいからだと思います。(木綿でも)
潰れてしまうからではないかと・・。
2011/12/18(日) 午前 0:24
本当いろいろですね。地方の特色でますね。椎茸は、出汁が出て美味しいね。
2011/12/18(日) 午前 6:56
こんにちわ。暖かそうなコートと紫色の(なんて言えばいいのかわからず・・)マフラーがとても似合いますね。そちらも冬になりましたね。
2011/12/19(月) 午後 10:21 [ hokutosei_N43 ]
mappuさん、コメントありがとうございます〜〜。
日本はこんなにも小さく狭い国なのに、地域によってこんなにも違うのかと驚くことが多いです。(豚汁の場合はそれほどでもないかもしれませんが・・)
シイタケが大好きなので、自宅では必ず入れます。
また、地元の「これぞ!」というものを教えて下さい。
2011/12/20(火) 午前 0:49
hokutoseiさん、コメントありがとうございます・・。
そちらの寒波のニュースが届いたのはかなり前です。
マイナス○○℃を記録したとか、吹雪いている映像を見ながら・・ぅわぁ〜〜・・と。
こちらもようやく冬になりました。
暖房を点けずにちゃんちゃんこで過ごしていますが、寒いです。
(実物も、アバターとほとんど同じ恰好をしています )
2011/12/20(火) 午前 1:03
「なんでも買える券」はいいですね。
小さい頃「肩たたき券」とか「お使い券」なんて作って、敬老の日とか、母の日に渡していた記憶があります。
takaoさん、働きすぎ!(苦笑)
休むことも大切ですよ。
無理しないでね。
2011/12/21(水) 午前 11:40 [ キアラ ]
キアラさん、コメントありがとうございます〜〜!
「なんでも買える券」にはびっくりしましたが、それは傷がいのある人たちだけでなく、招待された大人のおじさんたちも使われていました。
招待券=「なんでも買える券」というのは、とてもいなぁと思いました。
全然働き過ぎではないんですよ。
けっこうぐうたらしていますので・・。
心配して下さって、ありがとうございます・・・・。
2011/12/21(水) 午後 11:31
takaoさんお元気ですか?雪降りそうです、こちらは風が冷たく寒いです、おまけに事務所のストーブ修繕中
2011/12/22(木) 午後 2:20
mappuさん、冬至の夜も更け、日付が変わってしまいましたが・・、
しんしんと冷えています。
クリスマス寒波が来るという予報ですが、こちらではまだ雪は見ていません。
ホワイトクリスマスになるかなぁ・・。
事務所のストーブは修繕に出されているんですか?
それは何とか代わりのものを用意してもらわないと・・。
暖房も点けずに目いっぱい着こんでいますが・・そろそろ寝ないと・・・です。
事務所
2011/12/23(金) 午前 1:49
メリークリスマス。
今、ふと思ったのですが、京都とクリスマスってミスマッチな気がします。お寺や神社が多いせいかなあ…?お正月はぴったりだと思います。変な話を載せてしまいました。失礼いたしました・・・
2011/12/25(日) 午前 0:13 [ hokutosei_N43 ]
hokutoseiさん・・メリークリスマス〜!
たしかに?あまり似合わないような感じはしますね・・。
ただ、京都には歴史的な建造物の教会はたくさんあります。
そこでは信者ではない一般の人たちに解放されたクリスマスのミサがあり、遅い時間からは信者さんのミサがある。そういう静かなクリスマスの時間が流れているようです。
北海道はお天気が荒れ模様ではありませんか?
こちらも日本海側は吹雪になっているようです。
市内では、ホワイトクリスマスではありませんが・・。
2011/12/25(日) 午前 0:39
知らないのに余計なことを書いてしまいました。
失礼しました。
改めて、メリークリスマス。
2011/12/25(日) 午後 1:31 [ hokutosei_N43 ]
hokutoseiさん、いえいえとんでもないです。
一般の人たちに「解放」というのは字を間違えていましたね。
「開放」でした。
数年前、たまたま9時頃から近くの教会に立ち寄ってしまい、そこからは信者さんのミサだったためにびっくりするような世界を味わいました。
讃美歌と祈りの繰り返しで、とても荘厳で信じられないような雰囲気の中、一人ひとり前に進み出て神父さんの前にひざまづいて、一切れのパンを口を開けていただくんです。
逃げようと思っても抜けられなくて・・・。
そちらはたいへんな吹雪ではないかと思います。
2011/12/25(日) 午後 11:39
こんばんわ。私も同じような経験があります。驚いたのは。逃げ切れず、前に進み出て順番が来たとき、神父さんが驚いたことです。申し訳なくて、慌てて引き上げてきました。
この冬一番の荒れ模様です。微妙にかわして、今まで雪の被害がなかったのですが、今回は命中しました。早朝は道路がパリダカールラリーのダートコースのようでした。と言っても、意味が不明ですよね…
2011/12/26(月) 午後 6:36 [ hokutosei_N43 ]
hokutoseiさん、ほんとに同じ経験をしたんですね〜〜。
祭壇?の前に進み出る前に、チェーンハンドというのか、両横の人と手をつなぐというのもありました。なぜか私の両横は外国の方でして・・手をつないだだけではなくハグまでされました。
私の場合は神父さんも気付かれませんでした。
酸っぱい味の染みた小さなパンのかけらをいただきました。
(いけなかったんでしょうね・・・・)
何と!深夜の零時まで出ることができませんでした。
そちらは・・猛吹雪が命中したんですか!
パリのダカールラリーというのは聞いたことはあります。
過酷なラリーのなかでも、特に酷いコースのような感じになっていたんですね。そんな中でも休まずに出勤されるんですね・・・。
2011/12/26(月) 午後 11:47
こんばんわ。両横の外人さん、どさくさにまぎれてずるいですね。
いや、そういうものなのでしょうね。ちなみに、私のようなおじさんが若い女の子にハグしにいったら、目の周りにあざを作られますよね。天候が荒れて、道路がひどい状況になると、何故かジ〜ワっと
血が騒ぎ始めるんです。何故なんでしょう?ちょっと、変わってるかもしれません、私。
2011/12/27(火) 午後 11:43 [ hokutosei_N43 ]
hokutoseiさん、あの場所なら全然大丈夫です・・。
きっとお隣が若い女性でも、彼女の方からハグして来られますよ・・。一瞬戸惑っても、それが決して不思議ではない場所。
信者ではない俗人でも、自然に受け入れることができた「非日常」でした。ただそれはしばしの「非日常」で、信仰につながることなど無いのですが・・。
天候が荒れて、道路が酷い状況になると血が騒ぐ!?んですか。
それは・・・脳内でいつもとは違う回路にスイッチが入るんでしょうね・・。
アドレナリンとかドーパミンとかがドバっと出ているのかもしれません。うーーん危ないかも。
2011/12/28(水) 午前 0:25
こんばんわ。いよいよ今年もあと2日になりましたね。
年越しの準備はもうできましたか?私は毎年この時期、
落ち着きません。何かやらねばならないことを忘れているようで。
そう言いながらボ〜っとしています。
2011/12/30(金) 午前 0:08 [ hokutosei_N43 ]
hokutoseiさん、本当に、あと2日を切りました!
実家の掃除やお正月の準備は滞りなくできております。
でも自分の部屋の片付けがまだ・・・。
昔のように、5日頃までお店が開かないということはないので・・「しまった〜!買い忘れた〜!」ということはないと思いますが・・。
テキトーなところでぼーっとしていたいですね・・。
眠い!
2011/12/30(金) 午前 0:51