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1年と1か月もサボってしまった!ブログの更新。
すでにその前から、月に1つか2カ月に1つしか更新しないという情けない状態ではあったのだが、
何となくズルズルと書けなくなってしまった。
父を見送って、頻繁に実家に帰ることもなくなったわけだから、
別にすごく忙しくなったというわけでもないのに・・。
はっきりしていることは、習慣を作るのはとても大変なのに、壊すのは実に簡単だということ・・。
ただ、夜にブログに費やす時間と同じくらい、毎晩のように長電話やメールでの相談事が増えて、
それで手一杯になってしまっていたことも確かだけれど・・・。
復帰の記事は、それにふさわしく山への復帰を書くことにした。
実に安直な発想だが・・・山はなかなか・・・安直ではなかった。
計算してみると、17年か18年ぶりの北アルプス。
高校の時から一緒に山に登っていた仲間の一人から、再び山行を始めないかという誘いがあった。
誘ってくれた彼は、高校の山岳部の顧問もしていて、ずっと山を歩いてきた人だ。
わけあって、早期に退職して家に籠っている山仲間を外にひっぱり出したいという。
4月から、かつて散々歩いた六甲山系や比良山系、湖南アルプスや京都の北山などに出向いた。
少しずつ勘も戻り、筋肉痛もほとんど出なくなってきたところで、
夏にはぜひ北アルプスに行きたいねと言う話になった。
すでに中高年の仲間入りをしかけているわけだが、久しぶりであることを考慮して、
中高年にバカにされるくらいゆとりを持ったスケジュールを組んだのだが・・・。
やはり北アルプスは手強かった。
今回は、白馬八方に入り一泊。八方尾根、唐松岳から五竜岳で一泊。
鹿島槍からキレット小屋で一泊。爺ヶ岳から種池山荘に降りるという計画だった。
山の天候が最も安定すると言われている時期を選んだのだが・・・。
それも古い認識になってしまったのかもしれない。
日本列島を縦断する帯のような前線が、上がったり下がったりしながらも、とにかくしぶとく居座っていた。
山に入る直前には島根や山口で大きな被害が出ていたし、
山に入る日には石川、富山、長野の北部にも大雨洪水警報が・・・。
母には山とは言わず、ただ旅行に行くと言っておけば良かったと、何度も後悔させられた。
父がいた頃は、父がなだめてくれていたのだ・・。
山に行く前にも何度も電話があり、山に入った最初の夜はまだ携帯が通じたので、連絡が・・。
中央アルプスで韓国のツアー客が行方不明になっていたし・・。
「別に山に登らんでも、ずっと温泉に居たらいいんやから・・。」
・・・・・まあまあ・・・・。
これまでそんなに心配性の母ではなかったはずなのに、父がいなくなるとこうも変わるものか・・。
とにかく、予想をはるかに越えた心配ぶりには参った。
2日目は、小雨と霧の中を唐松岳まで歩く。
霧で何も見えず、高度感がわからないのが、かえって良かったのかもしれないが。
だんだん激しくなる雨の中を、なんとか五竜岳の裾の山荘に到着した。
五竜の山小屋は登山客が多かったが、そのほとんどは私たちよりずっと年上に見えた。
その中にほんの少しだけ女性だけのグループが混じっていた。
夜、外を見ると霧で何も見えず、激しい雨音を聞きながら、みんなひそひそと・・・。
雨が降り続いていたら、明日はどうしようかという相談だ。
雨だと岩場はとにかく危険だが、どのルートを選んでもある程度の岩場はある。
その上、鹿島槍付近で、数日前に転落死があったとかでビビらされた。
山小屋の調理場でコーヒーを沸かしていると、若い女の子の2人組が私たちに聞いてくる。
雨の場合、どのルートが一番マシだろうかと・・。
うちのリーダーは彼女たちの登山歴を詳しく聞いて、
不帰(かえらず)のキレットは止めて、鹿島槍の方がマシだと思うと伝える。
もし大雨だったら遠見尾根からアルプス平に降りた方がいいと・・・。
私たちもそうするつもりだった。
雨の中の岩場はスリップしやすい。
危険な場所には一応クサリなどが取り付けられているが、片側が深く切れ込んだ断崖絶壁はとにかく怖い。
どれだけ急でも、尾根でも両側が切れ落ちていないと、ズリッと滑っても何とか止まるのだが・・。
日本一の高度の富士山に、登山家でなくても登れるのは、そういうルートが何本かあるからだと思う。
でも、急斜面のトラバース(斜面を横切っていく)はとにかく怖くて苦手だ。
それは、放り出され感の怖さ。
いったん足を踏み外したら、さよなら〜〜〜〜だ。
クサリに頼るのも怖いし、クサリを握ったとしても、足を踏み外したときに体重を支えられるはずもない。
よほどの時にはザイルを使うしかないだろうが・・。
恐怖心に捉われず、必ず3点確保しながらじっくり進めばいいわけだが・・・。
そんな緊張が長く続くところは、雨の中では無理がある。
ラジオの予報では雨が続きそうだが・・。
超晴れ男のリーダーは、何となかると言う。
何とか明日は雨が上がりますように・・・。
そう祈りながら、山小屋の雑魚寝の布団にもぐりこむしかなかった。
高度2850M付近の、 明日の気温は最低5℃。最高12℃の予報。
おお〜〜〜。
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久しぶりの記事は、久しぶり山歩き。
雲海がきれい
ナイスです。
2013/8/13(火) 午後 10:10
こんにちわ。
真っ白な雲海と空の青さ、
2枚目の写真の手前の岩肌感がよく伝わってきます。
久々の山の新鮮さを感じて登っているように思います。
楽しんで読ませてもらいました。この続きをお待ちしています。
2013/8/13(火) 午後 10:44 [ hokutosei_N43 ]
1年と一ヶ月ぶりに、takaoワールドを見れて嬉しいw・・。
あれほどの荒れ模様で登山ですから、お母さんが心配するのも当然ですよ。無事に下山されてなによりです。
いくつになっても、お母さんには子どもなんですね。これも当然ですが、なぁ〜〜んか、いいなぁ〜。
2013/8/14(水) 午前 11:43
無事に戻れて何よりです。
山の初心者の無謀は別にして、少し慣れた登山者も事故に巻き込まれることが多いと聞きました。
今回は天気も悪かった様ですが、こんな時、山の怖さ知ったリーダーがいると心強いですよね。
いつの日か続報が、読ませていただけると幸いです。
2013/8/14(水) 午後 0:01
loveさんへ・・・。
早速のコメントありがとうございます〜〜〜!
4泊5日の日程で、唯一晴れたのは半日でしたが、そのときの写真です。
久しぶりに望むことができた山々と雲海は格別でした・・・。
2013/8/14(水) 午後 11:36
hokutoseiさん、ありがとうございます〜〜。
そろそろ記事を書きませんかと、心配をして下さいましたが・・本当にご無沙汰してしまいました〜。
またこの場所に戻って来られるとは思っていませんでしたが、大自然のスケールの大きさにはに圧倒され、癒されました・・。
天候が悪かったので、いっぱいいっぱいではありましたが・・。
悪戦苦闘の続きも、読んでいただかねば・・ですね。
2013/8/14(水) 午後 11:42
たっちゃん、コメントありがとうございます〜。
たしかに山は荒れていました。
母が心配するのも無理はないと思いましたが、私たちは一応冷静な判断ができると思っていたわけで・・。
たしかに、幾つになっても子どもは子ども。
心配させてはいけませんよね・・。
2013/8/14(水) 午後 11:55
ビーナスさん、コメントありがとうございます〜〜。
慎重に行動しても、事故が起きることはあります。
かなり慣れた人でも、足を引っかけて転落することもあります。
それだけ厳しい場所であることを承知で行くわけですけど・・・。
うちのリーダーは、夏合宿で高校生を連れてくるわけですから、責任感は桁外れだと思います。
依存してはかりではいけないんですけど・・。
続きも書かせていただきますね。
2013/8/15(木) 午前 0:06
お久しぶりです
お元気そうでなによりです
・・・なんだかすごくなつかしいですね^^
17.8年ぶりにお仲間と登山・・お疲れ様でした〜
荒れもようのおてんで大変な時
さぞかしお母様が心配なさったことでしょうね
悪戦苦闘のつづき・・・・お待ちしています♪
山は別世界ですね
雲海が素敵〜 いいないいなぁ〜
ナイス☆
2013/8/23(金) 午前 5:37
G・Lさん、コメントありがとうございます〜〜。
本当に、すっかりご無沙汰してしまいました〜〜。
山に登る魅力を、少しずつ取り戻してきました。
離れていた間にいろんなものが変わっていましたが、山は何も変わっていませんでした。
かつては、体力に任せて歩くだけでしたが、見えるものは変わってくるものですね・・・。
でも、母には心配をかけないようにしたいと思います。
ナイス☆、ありがとうございました〜〜!
2013/8/24(土) 午前 0:28
こんばんは。
ごめんなさい。ブログに気がつきませんでした。
懐かしい仲間と登山が出来たようで良かったなあと思います。
お元気になられたようですね。
そのことも嬉しく思います。
ナイス!
2013/9/18(水) 午後 7:45
どれだけサボっていたのか、自分でもわからなくなるくらい記事を更新していませんでしたので・・。
気付いていただけただけでも嬉しいです〜〜。
学生時代の仲間っていいですね〜〜。
高校時代の考えや感性から、成長していないのかも?(そんなことはないと思うのですが・・)と思ってしまうほど、話が合い過ぎる〜!?
筋力、体力の衰えはさほど感じていなかったのですが、病気の後遺症で数年間は足の痛みに悩まされていましたので・・。
それを思うと、よく歩けるようになったと思います。
山に来て、とても謙虚な気持ちになれました。
2013/9/19(木) 午前 0:00