丹沢の麓から

毎日が自然に過ぎていく、何か生きた痕跡を残しておきたい気持ちに駆られるのは何故だろうか

私の好きな句

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・風花や青空の舞いはじめたる  古賀しぐれ
 
今朝の読売新聞に掲載していた、
私はあれっと思った、青空に風花が舞いはじめたのだと
思い可笑しな表現をしたものだと安易に見てしまった。
 
長谷川さんの解説を見てなるほどと思った。
「青空に」であれば「ただ事俳句」
「青空の」であるからいいのだ、青空が舞いはじめた
新鮮で面白いとらえ方だというのである。
春ひとり槍投げて槍に歩み寄る    能村登四郎
 
誰もいない緑の草原、
槍を持って助走し槍を放つ、そしてその槍に歩み寄る。
それを繰り返している。
 
こんな情景が目に浮かぶ
飾り気のない行為と文の体形がとても好きだ。
 
少し考えれば春、一人、槍投げ
歳はいくつなんだろう、進学に失敗、就職に失敗、
何か自然の行為の中マイナス思考に働いてしまうのは
私の昔を感じるところがあるからだろうか。

 かりかりと蟷螂蜂のカオを食む
山口誓子の句です。
顔という字が出てこない。昆虫の頭のような文字です、臼の下にルを書く。
それにしても残酷だが素直な描写ですよね。
とくに考える必要のない句がとても好きです。

参考:蟷螂(とうろう)=カマキリ

 手をあげて足をはこべば阿波踊

 岸風三楼の句です
うまく的確簡単に述べたものと感嘆してしまいます。

 柿くへば鐘がなるなり法隆寺

正岡子規の句ですが、ありのままを描いたようで、とても好きです。
柿を食べていたら法隆寺の鐘の音が聞こえた。どこで食べていたのか分からない
が茶店の縁台でお茶を飲みながら柿を食べていたのでしょう、また
柿はどんな柿であったのであろうか、思いは尽きぬ。

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