|
文字式では、
×の記号は省いて表します。 また、係数(かけられている数)は、 文字の前に書く約束になっています。 なお、文字の並び方は、 基本的に、アルファベット順に置きます。 そこで、たとえば、 a×k×b×48 という式の場合、 数から文字、しかもアルファベット順に並べますから、 48abk となります。 順番を変えないほうがよい、と思った人も いるかもしれませんけれど。 |
数学
[ リスト | 詳細 ]
|
数学は、やはり算数と違います。
発想よりも方法がものをいい、 地道に途中の式を書いていけば 結果的に解答が見いだされる向きがあります。 しかし、高校入試は最近、 少し微妙なことがあります。 算数の発想が必要、あるいは それがあると容易に解けることがあるのです。 もしかすると、 中学受験の経験者に有利であるかもしれませんが、 概して彼らも算数の解き方は三年後には忘れますから、 あまりメリットはないものと思われます。 もし、特に私立の難関校を受験するならば、 一度どこかで、算数の本も見てよいかもしれません。 図形の面積比など、算数が使える場面がよくあるのです。 尤も、余裕があればの話ですけれども。 |
|
犬は動物である。
猿は動物である。 ゆえに、犬は猿である。 中学二年生に、これを書いて見せました。 「おかしい」と誰もが感じます。 結論が間違っているからです。 しかし、 何故おかしいのか、からくりは何か、 何らかの形で口に出せる生徒は、いませんでした。 塾で比較的上位のクラスであるにも拘わらず。 図形で、証明という分野に入ります。 論理学を経過せずに、 図形の説明を論理的にこなすという、 どこか不条理なカリキュラムになります。 形式論理学を学ぶ必要が どこまであるのかは不明ですが、 何らかの形で 論理を基礎から見ておくべきだと私は思うのです。 そんなこと分かっているだろう、式で進むと、 とんでもないボタンの掛け違いが後で分かるからです。 そう、 この推論の間違いが どうにも説明できない中学生たちを見ていると、ますます。 |
|
二次方程式の多くは
因数分解という裏技で解けてしまいます。 ほとんど修行のような 因数分解のプリントが、 中三生の学校の宿題のようでした。 ところが、 2x2−x=0 の解き方が分かりません。 同じように因数分解すれば、 x(2x−1)=0 となりますから 同じようにすればいいよ。 でも、中学生は手が動きません。 どうやら、原理が呑み込めていないようでした。 積が0になる場合、 その因数が0である可能性をもつがゆえに、 因数分解という方法で二次方程式が解けるのでした。 だから、その原理に従えば、 xはもちろんひとつは0ですが、もう一つは、 2x−1=0 を満たすxであればよいのです。 中一の簡単な一次方程式ですから、 暗算ができなくても、書けばきっと分かります。 ただ反射的に運動するかのように、 問題を解いていくというのも大切ではありますが、 原理の理解は、 さらに大切なことではないかと思うのです。 解き方を実践できたら、 原理の理解の方向へ一度戻ってみることにしましょう。 |
|
数学なんて、何の役に立つんだろう。
昔からある有名な問いかけです。 「役に立つ」という言葉の意味の理解により、 答えは変わります。 これにより金儲けをしよう、となると、 さほど役に立たないでしょう。 しかし、これにより人生を支えられる、と思えば これほど役に立つ学問もないでしょう。 感情抜きで成立する論理というものを 自分で利用できるようにすること、 次にどうなるのか想定して行動すること、 この訓練に、数学がどんなに貢献していることか。 物事を抽象化すれば、 数学のように考えている、それが人間の思考というものです。 もちろん、それがすべてではありません。 しかし、走る能力が弱ければサッカー選手として通用しないように、 数学的訓練のない頭脳では、 物事を考えていくことはたいへん困難なのです。 考えることについて、 崩壊している、とさえ言われる時代。 数学は、「とりあえず」やっておいて損はない学習です。 もちろん、「言葉」もそれに劣らず重要です。 人間は、言葉なしには物事を考えることができないからです。 |



