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考えるカラス

この4月から、Eテレ、
つまりNHKの第2放送(?)において、
「考えるカラス」という番組が始まりました。
  
これが、なかなかよいのです。
  
「なぜだろう」
これを説明しようとさせてくれます。
しかも、その題材が、
なかなか面白いのです。
  
ここで紹介するよりも、
どうぞ実際にご覧ください。
録画してでも、見る価値はあります。
  
小学生で、中学受験をする人も、
10分間だけ、見て損はないと思います。

イオンと原子力

中学の理科では、三年生において、
教科書にまだない「イオン」を
学ぶことになっています。
いわゆる移行措置です。
 
どうしてこういう簡単な原理を
義務教育の教科書から追い出したのか、
私には納得できないのですが、
とにかくこのたび戻ってきて何よりです。
 
さて、イオンとなると、当然
原子の構造から入っていくことになります。
ミクロの世界には私たちの大きさでの常識は成り立ちませんから、
電子たちは様々な不思議なしわざを見せてくれます。
 
それはともかく、
原子核と中性子の話をしたら、
原子力発電の仕組みについて
触れないわけにはゆきません。
 
全く同じことを、
ゆっくり行うと、原子力発電。
これを一瞬のうちに連鎖させると
原子爆弾なんだよ。
 
核兵器の問題と、
原子力発電所の問題、そして
放射能の問題。
まずは、どういうものか「知る」ことが大切です。
中学生たちは、
素直に耳を傾けてくれました。
 
関心をもつということが、
学習の効果を高めます。
 
だから私は、
イオンの話の導入は、
水に溶けると電気が流れるものと流れないものとがある、
なぜだろう、と科学者が考えた、すると、
とんでもないことがだんだん分かっていったのだ……
というふうに語りました。
 
塩酸の話に目を輝かせる、ちょっと危ない子もいました。
自動車のバッテリーのしくみということで、
なるほど、と合点した子もいました。
 
原子核のまわりには
電子のための座席があるとか、
ひとりあぶれた奴はすねて
水の中に入るとチャンスとばかりに家出をするとか、
とんでもない話を私はします。
何でもいい、興味をもって、
頭から忘れられない印象が残せたら、と願いながら。

空気がどんどん温められると、軽くなるので上昇する。
高度が上がるにつれ、空気は冷やされて温度が下がる。
そのとき水分を含んだ空気は温度下降が緩やかである。
これが山に当たると雨になり空気中の水分が減少する。
山を越えるとこの乾いた空気が山の斜面を下っていく。
湿度の低い空気は高度が下がると急激に温度上昇する。
こうしてフェーン現象といわれる高温の風が吹くのだ。

自分なりに、一連の現象の説明をしてみましょう。
因果律の輪でつながれた理屈は、そう簡単に忘れません。
また、どうして温められると軽くなるのか、など
ひとつひとつの理由を説明できるようになりましょう。

理科ができる人というのは、
要するにこうした一連の知識が身についている人のことです。
面倒くさがらず、
たとえば歴史的事件を物語で覚えることの好きな人なら、
そんなふうなつもりで覚えると簡単にできるかもしれません。

光の進み方は、理論を図の中に活かしてこそ、
本物となります。

単純なことのようですが、
ガラスに入射した光が、少しばかり位置をずらしつつも
ガラスから出て行くときに、元の光と平行になる、
そのことがどうしてか、理解できないことがあります。

入射角の屈折のことは分かっているのに、
出て行くときにそれがピンと来ない、と相談を受けました。
私はその図を、上下逆からその生徒に見せました。
すると、出て行く光が、入射の光と同様であることに気づき、
すぐに納得することができました。

ちょっと見方を変えるだけで、
理論も納得するものですが、
そのためには、やはり図がものをいうようです。

星座と地球の位置

ついでに、地球の動きについて。
これも、期末テスト前によく質問されました。

地球が、太陽の周囲に、
季節毎に、四つ描かれています。
地球Aの後ろには「おとめ座」が、
地球Bの後ろには「いて座」が、
地球Cの後ろには「うお座」が、
地球Dの後ろには「ふたご座」があります。

「後ろ」というのは、太陽と反対側ということであり、
地球Aが「おとめ座」に最も近い位置にいる、という意味です。

問題は、日本では地球Aの季節はいつか、というものでした。

Aの後ろは「おとめ座」です。
占星術にちょっでも興味があれば、
「おとめ座」が秋生まれだと知っているでしょう。
でも、Aは秋ではありません。

この誕生日による十二星座というのは、
地球から見て、太陽の方角にある星座のことを言っています。
太陽がその方角にある、ということで、星座を決めているのです。

ここでは、覚えやすいように、
あなた自身の星座について考えてみましょう。
たとえばあなたが、9月初めの生まれだとしましょう。
あなたは「おとめ座」です。
すると、「おとめ座」に近いところに地球Aがありますが、
あなたが生まれたのは、Aのときではありません。
もっとも遠い――というよりも、太陽の反対側である、
地球Cの位置のときに、あなたは生まれたのです。
ですから、地球Cから太陽のある方角の先にある
「おとめ座」が、あなたの星座だということになったのです。

地球Cが、「秋」です。
すると、左回りで次の地球Dが、秋の次の「冬」、
次の地球Aは、冬の次の「春」ということでした。

自分の誕生日から捉えて判断すると、
忘れにくいのではないかと思うのですが、如何でしょうか。

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