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高崎中央ボーイズ 倉俣監督BLOG

野球少年をもつ親御さんにできるだけ分かりやすく野球や野球に対する考え方を紹介しています。
おはようございます。週末は野球への送迎、お付き合い、誠にありがとうございました🙇。大寒らしからぬ好天に恵まれ、しかも無風。二日間、たっぷり野球ができました😁。

高校受験では前橋育英高校に合格した選手が2名。中体連から冬季練習に参加している選手が4名合格。誠におめでとうございました😁。

余談ですが、将棋の藤井四段(中学3年生)が実践していたという「モッソリーニ教育」の考え方を取り入れ、「先輩と後輩が交流」する機会を増やすために、キャッチボールで2年生は3年生とペアを組むようにしました。しっかり3年生は2年生にアドバイス。2年生は3年生の技能や体の強さを〝体感〟してもらえればと思います。

また、健大高崎高校の青柳監督にもお越し頂き、中学生の野球を見て頂くと共に高校3年生の進路など情報交換する時間が持てました。昨年ロッテを退団した脇本選手(2014年度ドラフト7位)は軟式野球の強豪チームでプレーを続けるとのこと。高校野球の監督には「甲子園出場」という目標と同時に「選手の進路や就職」を世話するという役割があることを再認識。

・指導者の実力や人脈のあるチームに選手は集まる

ことを痛感します😅。

さて、昨日は東京ドーム隣の文京シビックホームにて毎年定例のジャイアンツアカデミー保護者向け講習会が行われ、肘の障害が専門の柏口先生(国立病院機構徳島病院整形外科医)の講話と診断、ストレッチの仕方を紹介して頂きました。

資料はホームページで紹介しますが、要注意は「離断性骨軟骨炎」で

・「選手生命を奪うガン」と呼ばれている
なりやすい子が一定の割合で存在する
・発生年齢は10〜11歳に集中する
・初期は無症状、投球で悪化する
・初期なら約90%は保存治療で完治する
・手術をしても完治しない
・投手、捕手などポジションに関係なく発生する
投球機会の多さや投球数とは関係ない
右投げの選手の左肘にも起こる
・早期の発見が一番大切→エコー(超音波)検査が最も効果的

でした。私も過去に、

・投げ方が良いのに発生した
・右利きなのに左肘に発生した
・練習時間が短いのに発生した

など思い当たる節がありました。昨日の検診でも87名の子どもがエコー(超音波)検査を受け3名に疑いがあるとのこと。

・小学4〜5年生の野球少年には定期的なエコー検査が欠かせない

のだと思います。

また、もう一つの障害が「内側上顆炎」。肘の内側のコリコリした骨の部分に痛みが発生します。特徴は、

・発生頻度が高い
・投球機会の多い人に生じやすい
・肩や背中、下肢の固い人に生じやすい
・責任感が強く痛みを我慢する人が悪化する
・初期から痛みが出るので見つかりやすい
・大多数が野球をしながら治せる
・連投禁止や投球数の制限、投球動作(フォーム)の改善で予防できる
・予後が良く、痛みが出てからでも対応できる

でした。

私は20代後半、「日本の野球はスポーツ医学が最も遅れている」と思い、米国合衆国スポーツアカデミー(スポーツ医学課程)とオレゴン大学大学院(アスレチックトレーニング課程)に約3年留学、スポーツ科学修士号と全米公認アスレチックトレーナーの資格を取得したので昨日の講義は良く分かりましたが、一般の指導者が

・ケガの予防を考えながら、練習計画を組むのは本当に難しい

と感じます😓。

その意味では、野球にも早く「指導者資格制度」が出来て、多くの指導者が「勝つこと」だけではなく、「ケガ無く子どもを成長させること」を意識することが大切です。



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